こんばんは。
新年度になり、なにかとバタバタしていました。
その間にもたくさんの読者登録やコメントを頂き、本当にありがとうございます。

コメントには目を通しているのですが、個別に返事が出来ず大変申し訳ありません。

コメントの中にはいくつか問題提起してくださっているものもあり、ぜひ近いうちに記事にしたいと考えています。本当にありがとうございます。

さて、今回の記事は障がいに関係しません。
ブログタイトルに沿わないので書こうか迷ったのですが本当に見逃せない問題だと思い、記事にさせて頂くことにしました。

内容としては先日発生した熊本地震に関することです。
まず、被災者の皆様には一日も早い復興を願っております。どうか、頑張ってください。
私にも出来ることを少しではありますがしたいと思っています。

そんな中、とても信じられないことが先週末から話題になっています。

とりあえずこちらをご覧になってください。
熊本地震避難所用・Amazonのほしい物リストの中身とその使用目的を明確にすること、Amazonの欲しいものリストのシステム改善を要求します!

これは、友人から回ってきたネットを使った署名活動です。

中身を読んでいただければどういうことかだいたいは分かるかと思います。

私はこれを読んで、本当に悲しくなりました。

私も東日本大震災ではそれなりに被害を受けました。
家の壁にヒビが入り、家の中はめちゃくちゃになり、片付けには時間もかかりました。
ライフラインや流通の復活にもそれなりの時間がかかりました。

ですが、被害自体は軽い方だったと思っています。
住む家が無事だっただけでも、有り難いと心から思いました。

津波で何もかも流された三陸の方々を思えば何てことはない、東北の方々に何か出来ることをしたい…
私と同じ程度の被害の人たちはみんな(一部そうじゃない人もいたかもしれませんが、ほとんどの人は)そう思っていたと思います。

だからこそ、今回のこの小、中学校、PTAの行動は本当に人として信じられないのです。

今回の地震で今本当に大変なのは、益城、南阿蘇の方々で、いまだに避難所生活をされています。
今回問題になった龍田地区はライフラインも流通も数日で復活し、ほとんどの方が自宅で過ごせているのです。

それでも避難所にいる方々が居ないわけではありませんし、その方たちが本当に必要としているものであれば、このAmazonのシステムを使って呼び掛けをするのはいいことだと思います。

ですが普通に考えれば、避難所にいて必要なものといったら食料や生活必需品ですよね。

この学校の方々が要求したものは明らかに「避難所の人たちが欲しがってるもの」ではなく、要求した側もそれを認めています。

このようなことが行われてしまったら、いざ本当に避難所の人たちがこのシステムを使いたいとなったとき、協力が得られづらくなる可能性もあります。

どうか、今でも本当に大変な生活をされている方々のためにも、署名にご協力していただけると助かります。

Amazonのシステムにも改善の余地がありますし、このことをうやむやにしてはいけないのではないかと心から思っています。