余裕ある時は、停滞しているパターンだ。8月や10月は、ピリピリイライラでなく怯えと不安であった。
その怯えと不安が解消され、ピリピリイライラになってきたのは、先日の落語会での心眼だった。
自分で言うのも何だけど、覚醒したかも知れない。
どうしても筋肉に力が入ってしまい、硬直気味で何とかしようとしてきたけど、身体のバランスを無理矢理整えようとしたのが筋肉の硬直に繋がっていたらしい。
宝生流の人間国宝だった故 三川泉師は、能評家の故 大河内俊輝氏に、「能はジェームス・ディーンのように。」と言ったことを、大河内俊輝氏の著書に書かれているのを思い出した。
自分の型を見つけること。これに試行錯誤してきたけど、覚醒出来た事を確かめるには、西村高夫師の松風は申し分ない。
13日は、山形新幹線始発で東京には午前中に着く。ゴートゥキャンペーンでチェックインが午前9時でチェックアウトが昼12時の宿を予約したので、出来るだけホテルに缶詰めして、密にならないようにしたい。
観能の緊張よりも、自分の型が崩れないように意識することに集中したい。