給食を廊下で食べるようになったのは、

4年生の時の出来事が最初のきっかけでした。

 

子どもが、ある女の子に続けて3回

嫌なことをされてしまいました。

 

3回も続けて理不尽に嫌なことをされてしまったことから、

(そのうち2回は、給食に関連することでした。班ごとに机をくっつけて

 食べるのですが、その女の子とは同じ班でした。)

これ以上嫌なことをされるのが耐えられなかったため、

最終的に

「○○ちゃんと一緒に給食を食べるくらいなら、

 運動場の方を見ながら一人で食べるほうがいい。」

 と子どもが言い、私が学校にその旨を伝えました。

 子も親も担任に大きな不信感をもっていたため、

 他の先生に話しました。

 

私は当然、どこに問題があるのか、

どうしたらみんなと一緒に食べることができるのかを考え、

その女の子と子どもと教師で話をして、指導が必要なら指導をし、

席の配慮をするなど、きちんと対応してくれるものと思っていました。

 

ところが、翌日の下校時に教頭が、笑いながら

「○○さん(子どもの名前)には悪いけれど、

 一人で給食を食べてもらいました。」

 と私に報告してきました。

 

まさか本当に一人で食べさせられるなんて思ってもみなかった為、驚き、

「本当に一人で食べさせたのですか?」と

私は激怒しました。

 

そもそも、笑いながら話すような内容ではありません。

 

子どもに聞いてみると、担任は

「本当にいいの?」と言いながら、

子どもの机と椅子を教室の中の運動場が見える窓側に移動させ、

本当に一人で食べさせられたとのことでした。

 

何も悪い事などしておらず、つらい思いをした側なのに、このような扱いです。

これ以上つらい思いをするくらいなら•••とやむを得ずそう言ったのに。

そんなふうに思ってしまうくらいつらい思いをしているのに。

 

後に確認をすると、前日には、管理職と上層部の何名かの教師と担任で話し合いの場をもち、(教師だけの話し合いです。)

「一人で食べさせるのはまずい。」という

中途半端な結論で終わったようです。

翌日には給食の時間が来るのに。

 

中途半端な結論とはいえ、

「一人で食べさせるのはまずい。」という結論になったにも関わらず、

結果的に一人で食べさせられてしまっているのです。

(後に確認してみると、他にも教頭と2人で食べるという案も出ていたようですが、

こちらは「特別扱いになってしまう」という理由で却下されたそうです。

これもおかしな案だと思いますが。)

根本的な問題を解決しようという発想が、まるでないのです。

 

しかも、担任が机を移動させているのを、

教頭が廊下から見ていたというのです。

 

教頭は、どうして止めなかったのでしょうか?

 

教師達の言っていること、やっていることが、わけがわかりません。

 

だいたい、なんで教師達だけで話をして、結論を出してしまうのでしょうか?

 

本人や、保護者とも話し合いを持とうとしないのでしょうか?

 

この件に限らず、今の学校長になってから

学校はいつも一方的です。

 

このあまりにもおかしな酷い対応に疑問や怒りを感じ、

根本的な問題を解決をしようとせず、

つらい思いをしている子どもが一人で食べさせられるのなら、

私が付き添って食べる方がいいと思ったのです。

でも、私が教室に入るわけにはいかないので、

その翌日から私の付き添いのもと、

やむを得ず、教室の前の廊下で給食を食べることにしました。

 

教室の前の廊下での給食は、12月上旬から3月まで続きました。

教室の前の廊下は、職員室の前以上に子ども達の行き来があります。

 

子どもが5年生になった時、クラスも担任も変わったので、

再びみんなと一緒に教室で食べるようにしたのですが、

またもやおかしな担任から、もっともっと酷い扱いを受け、

どんどん状況が悪化していきました•••。