私が小学生の時、同級生に肝井君(キモイ君、仮名)という男の子がいました。

 

その子は、今の 言葉で言うと「とっちゃん坊や」でした。

 

六年生にしてはませているというかエッチというか

 

しかし、やっていることはスカートめくりなんて可愛いものではありませんでした。

 

 

 

 

 

 

現在のキモイ君です。

 

 

おっさんになっても親元で暮らし、今や廃れた2ちゃんねるにはまり一日中ネットをやっているそうです。

 

 

 

 

 

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<登場人物>

キモイ君、私、私の親友エリカ、担任の先生

 

 

 

 

 

小学校時代のある日、キモイ君は私の親友のエリカちゃんのパンツを脱がして盗んだのです。見かねた担任の先生は怒り注意しました。

 

 

 

先生 「キモイ君!女の子のパンツを盗んだらダメでしょ。エリカちゃんに謝りなさい。」

 

 

 

キモイ君 「いやだ!だってこの間、宮崎君だって女の子の靴下を奪っていたよ。それなのに先生は宮崎君には注意していないじゃん。」

 

 

 

私 「宮崎君が叱られてないからってパンツ泥棒やっていいってことにはならないでしよう。エリカちゃんは恥ずかしくて泣いているよ。早く謝りなさいよ。」

 

 

 

キモイ 「いやだね!こいつ泣いたふりだよ。だって僕が盗んだのはエリカのパンツじゃないもん。エリカは盗まれたふりをした偽者だよ。」

 

 

 

先生 「何てことを言うの?」

 

 

 

キモイ 「本当だよ。エリカは自分からパンツ脱いで僕によこしたんだよ。そして小遣いが足りないからアタイの言うことをききなって命令するんだよ。ケタケタ」

 

 

 

エリカ 「酷い。」泣く・・・

 

 

 

先生 「キモイ君!そんな事いうものじゃありません。エリカちゃんに謝りなさい!」

 

 

 

キモイ 「エリカはさぁ、去年、僕が聖子ちゃんカット(←?)が可愛いトモミちゃんのパンツを盗んだことをうちの母ちゃんにチクったんだ。そうしたらトモミはうちの母ちゃんから豪華なお菓子を貰っていたんだぜ。セコイよな。それを見ていたエリカはトモミのふりをして自分もお菓子を貰おうと計画しているのさ。」

 

 

 

エリカ 「うそ!酷い!キモイ君はパンツ泥棒のくせに。絶対仕返ししてやるわ。」

 

 

 

私 「あのさ〜キモイ君、エリカが成りすましてってトモミちゃんのこと?」

 

 

 

キモイ 「ここに証拠写真があるよ。ほら髪型が同じ。目が似ている。」「お菓子を貰って喜んでいる写真もあるよ。」

 

 

 

先生 「あんた馬鹿?クラスの女の子の髪型は殆ど皆聖子ちゃんカットじゃない。何でわざわざクラスメイトに直ぐにばれるような嘘つくわけ?それにお菓子を貰ったら微笑み位するでしょう。そんな回りくどい作り話までして、どうしても謝りたくないわけね。呆れた。www」

 

 

 

 

その後、何とキモイ君は「パンツ泥棒事件は全て先生が捏造した作り話なのだ。」と周囲に吹聴して回っていました。

 

 

 

この執拗なネチっこさは何処から来るのでしょうか? ・・・可哀想なのはエリカです。

 

 

 

後から、廊下でキモイ君が先生から平手打ちをくらっていたのは言うまでもありません(当時はまだ多少の体罰はありましたから)

 

 

 

 

 

※落書きのような絵は私が昔書いていたブログから引っ張り出してきました(^○^)。もちろん話はフィクションです。設定の世代が多少合っていないのはご容赦下さい。笑