つづきの 其之四・・・
ま、何処でも、杜撰な状態はあるものだ・・・。
だが、私を辞めざるを得ない状態にした会社は、これから{鏡返し}に合うだろう・・・。
それが、どんな形で顕れるのかは私にも解らないが・・・。
私の後を引き継いだ新人は、62歳とか言ってたが、研修期間中でも、必死で覚えようとはしていない様な感じであった。
(何とかなるだろう、) 程度で研修を受けていた様で、私が辞めてからの情報でも、現場の職員らの終わる時間では、17時になったら、職員が帰宅し出すというのに、ロビーの照明を消したりしてしまって、モニターで見ていた{河}さんを驚かせていた様だった。
或いは、自動ドアの電源を切る時も、電源を切って、ドアが動かない様にして、施錠をするのだが、その施錠をしてから、また電源を入れていたらしい・・・ 意味が解らない行為だな・・・
ちゃんと研修をしてなかったと言うよりは、もはや基本的な事が判ってない行動だ・・・。
基本的にヤバイ・・・ このままだったら総務の{浅}女史の毒牙の的になるだろう・・・
只のミスではなく、説明の出来ない、理論的になってない行動をしているのだから面白い。
私は、ミスをしても、ミスした分だけ、身に着けた自負があるが、この新人の場合は、無意識だ。
{志}君も、インド人も、ビックリ! だ・・・。
新人の{原}さんの行動は、理由が成り立たってないから、意味が解らない・・・。
こういう人は、とても任せられる状態ではないが、本人が辞めると言わない限り、会社も辞めろとは言えないだろうな・・・。 実に面白い・・・(ガリレオ)
巡回も、1時間という限られた時間で、B2から屋上(8Fの上)まで、全部を見て回らなければならないのだが、しょっぱなから、1時間40分もかかっていた・・・。
何度も、研修の2週間の間、見回りを毎日の様にやっていたのに、解ってなかった様だ・・・。
何をみていたのだろうか? と、疑問に思ってしまう・・・。
ま、もはや、私には関係のない事だ。 どんな風になったって、心配する義務も無いからな・・・。
それよりも、私はけじめをつけて、こだわらない様にして、揉める事もせず、奇麗に辞める事にした。
本当なら、辞めたいと思っていた訳でもないし、移動の約束もあったから、何で辞めなければならないのだ?! と、怒りを上げる所なのだが、それもやめた・・・。
ま、今まで働かせて貰った事だけを感謝する事にして、サッパリと消える事を選んだよ・・・
{世の中、捨てたもんじゃない、} という所を見せて欲しかったものだが、どうも無理だった様だ。
会社にしたって、『辞めさせたとなっては、君の次の会社へのイメージが悪くなってしむから、』
とか、『前の会社が、次の会社が、確認して来る事があるから、』 などと・・・
いい様に言っているが、心の中で思っている事は、お見通しの状態だ・・・。
辞めさせたとなったら、私の次の仕事が決まるまでの最低の生活の保証をする為の経費を出さなければならなくなるからな・・・。
失費を出さない為に、必死で丸め込もうとしているのが、バレバレだ・・・。
まったく・・・ 最後の最後まで、最低な会社だと思った・・・。
まぁ、私は{有休}が7日分残っていたので、これを消化してくれるとの話しであったので、そうして貰う事で、余計な事は、口に出さない事にした・・・。
どうせ、辞めるのなら、後味が悪くならない様にしたいからな・・・。 飛ぶ鳥、後を濁さず だ。