最近、マスコミが騒ぎ始めていますが、時すでに遅しではないかと思うことが多々あります。
昨年、厚生労働省より”働き方改革関連法改定案(改定 改善基準告示)”が告示されました。
これを見る限り、相当な忖度があったのではないかと思いますが、『国土交通省の力の無さ』と『業界団体の無力さ』を痛感する内容となりました。
改定後の対応策や現段階での問題点などの議論が無い不思議な業界です。
当社 もフェリーを使用して、一部モーダルシフトを活用しておりますが、実際にフェリーなどのモーダルシフトが出来る輸送業務は、『一部』しか”出来ない”ことに気付いていないフェリー会社と業界団体、マスコミ、お役人...
規制強化ばかり行わず、規制緩和する時だと思いますけどね?
フェリーに乗っている時間は『休憩時間(8時間を超えていれば、拘束時間にも含まれない休息期間)』だから、労働時間を短くできるとかドライバーを馬鹿にした意見が多くてビックリします。
最近、私もフェリーに乗船する機会がありましたが、多くの運送会社の方と出会い、ドライバーの色々なご意見(本音)を聞くことが出来ました。(ほぼ会社の愚痴ばかりです)
ドライバーが求めているのは、フェリー乗船して移動することではありません。
だからと言って、フェリー乗船を否定しているわけでもありません。
もっと、現場と向き合っていかねば…
現場で起きている問題点を知らず、法律を理解していない方々が揃ってお話をしているので、ある程度の知識のある者が改善策を訴えても届かないのです。
っていうか、聞こうともしません。。。
だから、無知なままです。。。
なので、改善策なんて生まれません。。。
真面目な会合等もあると思いますが、ただ集まって、事務局の作った原稿を読んで、シャンシャンで終わって、懇親会という名の飲み会をして、趣味の話で盛り上がる。。。
これが現実です。
干されてしまった実力者(業界では全国的に有名な)の方に復活をお願いしたいものです。
”その1”ということは、”その2”もあるかもしれません...