”トランプのことは嫌いでも、共和党のことは嫌いにならないで下さい!” | 超絶メタアナリシス

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☆☆☆ 都心(台東区)在住です ☆☆☆

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内容的には昨日の記事と関連します...

 

この4年間、メディアからさんざん叩かれてきたアメリカ大統領トランプ氏...

 

トランプ氏が嫌いだから民主党のバイデン候補に好意を抱く人が日本でも多いかと思います。

 

が、私はこう言いたいです。

 

”トランプのことは嫌いでも、共和党のことは嫌いにならないで下さい!” と...

 

この言い方、もちろんアイドルファンならピン!ときますよね?

 

そう...

 

2011年のAKB総選挙で1位になった前田敦子ちゃんが言い放ったひとこと、「私のことが嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」をちょっとマネさせていただきました。

 

 

私は別にトランプ支持者ではないですが、共和党の支持者ではあります(つまり、アメリカ民主党は不支持です)。

 

だから、トランプが嫌いだからといって民主党支持に流れないで欲しいとひとこと言いたいのです。

 

その理由を以下に説明したいと思います...

なぜ、わたくし(モトカー)が、民主党不支持で共和党支持の立場に立つのか?をです。

 

 

 

Ⅰ.共和党と民主党の違いとは?

 

まず、俗に、アメリカ共和党と民主党との違いは、共和党が右寄りで民主党が左寄りだと言われます。

 

あるいは、右や左という言い方を避けて、共和党が保守派で民主党がリベラルだとも言われます。

 

でも、”保守”だの”リベラル”だのと言われても、普通の日本人一般がネットやら書籍やらでいろいろと調べてもよくわからないのが実情ではないでしょうか?

 

そこで私がわかりやすく説明いたしましょう ひらめき電球

 

まず最初にアメリカという国の”骨格”(背骨)をざっといいますと、”自由の国アメリカ”とも言うように、個人の自由と権利を重んじます。

 

そして、選挙にもとづく政治を大事にし、資本主義経済体制を取る国家であるということです。

 

したがって、価値観としては、

①個人主義

②自由主義

 

政治体制として、

③民主主義

 

経済体制として、

④資本主義

 

以上の4つがアメリカという国家を成り立たしめている4大基本原理となります。

 

そして、共和党も民主党も、この①~④のいずれも共通しています。

 

つまり、基本的な価値観も、政治や経済に対するスタンスも、両党のあいだに争いは無いビックリマークのです。

 

ヨーロッパ諸国や日本には社会主義者や共産主義者がいて、その者たち用の政党もあります(たとえば日本だと、社民党や立憲民主党,共産党)。

 

が、しかし、アメリカ民主党は、左寄りといっても、社会主義政党でも共産主義政党でもありません!!

 

全体主義を否定し、社会主義も否定し、民主主義政治体制に軸足を置き、”自由”は重要な価値観として大事に守ります。

 

もう一度いうと、共和党と民主党のあいだで①~④については争いは無いんですよ...

 

じゃあ、いったい何が争点なんでしょうか???

 

ヒントは、”保守”という言葉にあります。

 

”保守”の「保」は保(たも)つ、「守」は守る、という意味ですが、アメリカにおいて”保守”とは、いったい何を守り、何を維持しようとしている(保とうとしている)のか?ということがヒントです ひらめき電球

 

ズバリ、簡潔に言いましょうビックリマーク

 

それは、”道徳(モラル)”です。

 

すなわち、アメリカ共和党は、”道徳(モラル)”を守りたい人たちの集団

一方、アメリカ民主党は、”道徳(モラル)”を破壊したい人たちの集団

 

わかりやすく言うと、こういうことなんです!! 

びっくりびっくりびっくり

 

 

 

Ⅱ.民主党(リベラル)の理念とやってきたこと

 

11月11日の記事に書いたように、民主党は「リベラル」(Liberal)な党と言われます。

 

リベラルとは、英語の辞書を引くと、「自由」,「自由主義」などと載っています。

 

しかし、しがらみが多い不自由なヨーロッパ社会を嫌ってはるばる大西洋を渡ってきた人々が新天地でいちから国づくりをし、イギリスとの独立戦争に勝って建国したアメリカの場合、国が成立した最初から”自由”は存在しました。

 

したがって、アメリカ民主党がかかげる”自由”とは、政治的自由や経済的自由のことではないんです。

 

そんなもの、はなっから(最初から)あるんですから。

 

実は、アメリカ民主党がかかげる”自由”とは、”道徳(モラル)”からの自由なんです ポーン

 

たとえば、11月11日の記事で紹介した「薬物の自由化」なんて、その一例です。

 

さらにくわしく説明しましょうか...

 

昨日の記事で紹介した本から引用(臙脂色部分)して紹介します。

 

 

戦後、アメリカ共産党は非合法化され、表向きはその活動は見えなくなってきていますが、アメリカ共産党員たちは民主党や労働組合に入りこみ、未だに活動を続けているのです。

 

共産主義者は、キリスト教を敵視しますので、彼らは学校教育の中でキリスト教排撃運動を展開していきました。キリスト教を排除し、伝統的な価値観は間違いだと主張したのです。……(中略)…… また、道徳は単に体制を擁護する価値観にすぎないから、教育によって子供に押し付けるのは間違いだ、というような授業が学校教育で盛んに行われていました。

 

アメリカのサヨク教師は学校現場で、黒人奴隷の搾取の上で富を築いた白人たちは生まれながらにして富と特権を与えられているのだから、黒人たちに配慮するのは当然だという意味合いで「白人の特権(White Privilege)」という言葉を使って、特に白人の子供に自虐思想を徹底的に植え付けています。

 

オバマの母親のスタンリー・アンは、アメリカ共産党の熱心なシンパでした。……(中略)…… 父親のオバマ・シニアも、ハワイ大学在学中に、共産主義がいかにアフリカやキューバを解放したのかを称賛する共産主義者でした。バリバリの共産主義者同士がハワイ大学在学中に知り合って結婚したわけです。そういう家庭で育ったオバマは、高校時代、フランク・マーシャル・デービスという人に師事していました。デービスはアメリカ共産党員で、『シカゴ・スター』というアメリカ共産党が作った新聞の編集長を務めた共産主義者です。
 

問題は、オバマ・ドクトリンの背景に「ホワイト・ギルト」、つまり「白人であることの罪」という考え方があることです。……(中略)…… 「ホワイト・ギルト」という言葉はマスコミではほとんど使われていないため、初めて聞いた方も多いと思いますが、サヨク・リベラルの洗脳工作を批判するためにアメリカの保守系がひそかに使っている言葉なのです。

 

学校現場では人種差別反対、反植民地主義という名目で西洋文明とキリスト教を否定する自虐教育が横行する一方で、ポリティカル・コレクトネスと称する言論統制がまかり通っています。

現実にはアメリカ国民の多数派を占めるキリスト教徒が学校や職場で「クリスマスおめでとう」と挨拶するのもダメ。
キリスト教徒にとって一番大事なお祭りであるイースター(復活祭)を祝う卵を「イースター・エッグ」と呼ぶのも遠慮しなければならない。
「天にましますわれらの父よ」というお祈りは神を父、つまり男性だと決めつけていてジェンダー・フリー(性による社会的・文化的差別をなくすべきだとする考え方)に反するから良くない。
男女が結婚して家庭を作り、安定した環境で子供を育てていくことが大事だというのは同性愛者など性的マイノリティを無視した議論だ。
― などなど、アメリカ国民の多く、特に白人の中産階級が伝統的に大切にしてきた価値観を抑圧する言論統制と化している側面があるのです。


二〇一六年に入ってから、共和党内で、実力と影響力を持つ優秀な、そして良心的な人たちがトランプ陣営に集まっています。

 

トランプ候補が「もうポリティカル・コレクトネスなどと言っている場合ではない」「アメリカを再び偉大にしなければならない」と訴えているのは、「ホワイト・ギルト、つまり自虐的なアメリカでいいのか?」ということを言っているのです。

 

ニューヨーク在住のある経営者から教えてもらったのですが、サヨクに牛耳られ、不法行為が野放しになっている州政府や地方自治体は、保守系の人たちから「サンクチュアリ・シティ(聖域の町)」と呼ばれていて、その大半が極左活動家と犯罪者の温床になっています。

 

ざっとこんな感じです...

 

昔からリベラルが行ってきた道徳(モラル)を破壊する活動がオバマ民主党政権下でよりはなはだしくなり(分断の発生)、その反動としてトランプ共和党政権が誕生したというわけです。

 

トランプ大統領が汚い言葉使いをするのも、それはわざとで、リベラルが武器としているポリティカル・コレクトネスを打破するため...

 

すなわち、ジェンダーフリーやマイノリティーへの差別をやめようよといったキレイごとを言葉の武器として道徳(モラル)を破壊しつづけてきたリベラルの手法を否定するため、というのが目的なんです。

 

キレイごとを武器として伝統的なキリスト教道徳を破壊するヤツラには、その逆の汚い言葉をわざと使って、オレはそれを否定する側なんだぞ!というスタンスを明確化しているのがトランプ大統領ということなんです。

 

「オレの立ち位置は、キレイごとを言うヤツラとは逆側だ!」

 

こういう演出であり、お芝居なんですよ?

 

つまり、モラル(道徳)を破壊する側(=キレイな言葉使いをする側)とは反対側だぞというポーズだということ。

 

だから、あれを日本人的な感覚で解釈するのはそもそも間違いなんですよね...

 

 

 

Ⅲ.共和党候補トランプ氏の支持者とは?

 

以上のように、リベラル(民主党、バイデン側)とは、道徳(モラル)の破壊者集団です。

 

したがって、必然的に、道徳(モラル)を守ろうとする人たちは、その逆側につくわけです。

 

すなわち、共和党とトランプ氏、です...

 

要するに、トランプ氏の支持者の核であり、彼の強さの秘密は、”敬虔(けいけん)なクリスチャン”たちが付いているから、というわけなんです。

 

その明白な証拠をひとつあげましょう。

 

 

(出典元:Epoch Timesの動画より)

 

”アーミッシュ”というキリスト教徒の一派がいます。

 

彼らは最も敬虔なキリスト教徒だと言われていて、人里離れた田舎に自分たちだけで固まって住み、普段は他者とは交際せず、世俗主義を徹底的に排除した生活を送っています。

 

農業を中心とした自給自足の生活をし、彼らの村にはテレビも電話もないそうです(それ以前に、電気が引かれていない!)。

 

そして、最も重要な点は、彼らは300年間、政治に関わってこなかったことです。

 

そんな彼らが、今回、トランプ大統領のために投票に行ったということなんです。

 

 

 

映像を見れば一目瞭然ですが、徒歩や馬車で投票所に行く姿が写っています。これは、自家用車を持っていないからです。

 

聖書に定められた清く正しい生活を守っている高潔な彼らいわく、「トランプ大統領は、神に選ばれし人」なんだそう。

 

 

 

 

Ⅳ.いまアメリカで起こっている”分断”とは何か?

 

要するに、アメリカでいま起こっている”分断”とは、道徳(モラル)を守りたい側の人間と、道徳(モラル)を破壊したい側の人間とのあいだの分断なんです。

 

これでは分断を修復することは不可能といってもいい...

 

なぜなら、道徳(モラル)を守りたい側の人間からすると、民主党支持者に歩み寄ることは、道徳(モラル)という生き方の核となるものを捨てる、つまり人生を捨てるも同然ということになりますから。

 

逆に、道徳(モラル)を破壊したい側の人間からすると、共和党支持者に歩み寄ることは、人生を自由奔放に生きたいのに、それをジャマする「人生の敵」と握手するということになりますから。

 

つまり、双方にとって、相手側は「自分の人生にとっての敵」ということなんです。

 

日本人は、アメリカ社会が分断されていると聞いて、「お互いにアメリカ人同士、仲良くすれば?」とか、「なんでいがみあうの?」とか感じる人ばかりだと思うけど、何にもわかってないわけだ。

 

おめでたいというか、平和ボケしているというか... 

 

 

 

話しが長くなってしまったのでここらでいったん締めますが、私(モトカー)は、”モラル(道徳)を保守したい派”なんです。

 

ところで、あなたはどっち?

 

”モラル(道徳)を保守したい派”?

 

それとも、”モラル(道徳)を破壊したい派”?

 

どちら??

 

前者なら、国会議員は共和党候補に、大統領選ならトランプ候補に投票(好き嫌いに関係なく)。

 

後者なら、国会議員は民主党候補に、大統領選ならバイデン候補に投票、ということになります。

 

こういうことなんですよね...

 

 

 

 

P.S.  

明日、乃木坂46が冠番組のなかで選抜発表だそうです ベル

 

 

 

シングルは、来年の1月27日リリース !!

 

めでたい クラッカークラッカークラッカー