新型ハスラーに搭載されたスズキ純正9インチナビ。これを走行中にナビの操作ができるように加工しました。
テレビだけ映るようにしたい方は、過去の記事をご覧ください。
まずその仕組みなんですけど、車からナビへは「車速パルス」という信号が送られているのですが、走行中はその信号をナビが感知して設定やルート検索など一部の機能がグレーアウトして使用できなくなります。車が停止状態にあると信号が送られなくなるので全ての機能が使用できるというものです。
つまり、意図的に車速パルスをスイッチでオフにすれば走行中であってもナビを操作することができるようになるんです。
もちろん運転中の操作は危ないのでダメですよ!
あくまで助手席の嫁さんに、やむを得ずルート変更などの操作をしてもらうためのものです。
では早速加工していきましょう!
まずはナビ周りのパネル外しから。
モニター表面には納車時の保護シートが貼ったままです。専用品は高いので、そのうち汎用の反射防止フィルムでも貼ろうと思っています。
ナビを外したついでに背面をパチリ。
仕様にもHDMI出力1系統って書いてあるんだけどな。全く謎です。
見つかったとしても出力じゃ使い道がなさそう。リアモニターに映像を送るようなのかな?
それより入力端子にして、iPhoneを繋げば大きい画面でYoutubeなんかが見れるんですけどね。
用意したスイッチは「エーモン ロッカスイッチ 3215」※最終的に使いませんでした(^^;)
LEDは点灯しなくてもいいので、これの②と③に繋げばいいのかな?
ナビに付いていた灰色24Pカプラ。
これの22番(下段左から3番目の黄色線)が車速パルス線です。この線の間にスイッチをかませようと思います。
車速線と今回の加工についてはネット上の先輩方の情報を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
検討した結果、スイッチの取り付け場所は赤マルの場所にしました。
スイッチの取り付けには20mmの穴が必要です。実家に行けばそれくらいのドリル刃あるろ〜って見たら無かった。
買いに行く暇もなかったので、適当なサイズのドリル刃で円形に穴をあけデザインナイフでなだらかにする。
さらに棒ヤスリで形を整えました。
配線ガイドでスイッチまでの配線を通して
カプラの黄色線を切って配線を圧着端子で接合。
熱収縮チューブで保護。
スイッチ側はハンダ付けをしましたが、ヒドイ有様なのでお見せできません(^^;)
これで上手くできたと思い走行試験をしました。
が、全く反応せず…
というかスイッチをオンオフしても常に停止状態と感知してしまうのです。
原因が分からずどうしようもなかったので、販売元のエーモンさんに聞いてみました。
どうやら私のスイッチの購入選択が間違っていたようです。
「今回のような場合は単純にオンオフできるスイッチが良い。購入されたLED付きのスイッチでも可能ではあるが、ディレイのホニャララを付けないといけない。コストがかかるので用途に見合わないでしょう」との回答でした。
なるほど!単純にオンオフできる片切りスイッチにすればいいのか!
長くなるので次回に続きます。