4度目のサインバルタ系

(デュロキセチンOD錠水溶液減薬に切り替え済)

の減断薬に失敗した。

 

SNRIの抗うつ薬。

 

①2020.11月

 

主治医の指示に従いサインバルタ20mgを

一気断薬で生き地獄をみた。

 

セネストパチーも激しく増悪。

 

後遺症も残った。

 

1ヶ月我慢したが、再服薬に追い込まれた。

 

②脱カプセルし1/4ずつ2週間毎の減薬

 

完全断薬後も1ヶ月我慢が限界。

 

また再服薬。

 

③1/4ずつ4週間毎の減薬

 

最後の1/4を断薬するとまた同じ結果に

なった。

 

④再服薬し体調を整え、ジェネリックと

して発売された錠剤のデュロキセチンOD錠を

水溶液減薬

 

グラフはこちら。

 

 

時々丸々1錠飲む時があったのは、

セネストパチーが激痛化したため。

(情緒は問題なし)

 

しかし・・・

 

最後の最後、残り0.9%で突然

情緒不安定に。(8/24以降)

 

特別私生活に何かあった訳では

ない、トリガーは全くなし。

 

これは持たない、更なる悪化に

堪えられずまたまた再服薬。

 

ちびりちびりの水溶液減薬でさえ、

私は断薬にもっていけなかった。

 

これでは死ぬまで永遠に止められない・・・

もう私の手には負えない状態に

なっていることは明白、

主治医に引き継ぐしかないと思った。

 

診察日、エクセルで記録していた

詳細な資料をプリントアウトし、提出した。

 

そしてこう言い放った。

 

私「どうやってもやめられない。

もうすぐ3年ですよ。

こんな話聞いていません。

止められない薬だったのなら、

私は最初から飲んでいません。

日本イーライリリーのMRに資料を

渡し、どうやったら私を断薬させる

ことが出来るのか、情報を提供するように

伝えて下さい。

アメリカでは私のような人が裁判を

起こしてますが、イーライリリーは

情報を持っているはずです。

『一生止められない人もいる』と副作用情報に

記載していない。

情報を隠蔽するのなら、私は訴えると

伝えて下さい。」

と。

 

主治医の返答内容

 

ジェネリックが発売されたので、

もう日本イーライリリーのMRは

病院に出入りしていない

 

MRは営業だから自社製品のデメリットは

説明しない、それをこちらも見越している

MRは医学的情報はそれ程持ち合わせて

いない

 

薬に関する情報は、主に

医療関係情報誌、サイト、学会などで

収集するのが臨床医の現実

 

それらは利害関係がなく、一応中立ではある

(私は甚だ疑問)

 

恐らくは、そういった情報はイーライリリー

(本社)のトップの極秘情報だろう、

果たして日本イーライリリーが持っているか

どうかは分からない

 

私「減薬の勉強会も、製薬会社が主催

するのはダメですよ。

自分達の商品のことだから、

小さく小さく言うに決まってるじゃないですか。

 

抗うつ薬は、日本うつ病学会で

躁鬱の気分障害には禁忌となった。

以前はうつ状態には『服用あり』だったんですが。

 

飲んでみての実感ですが、抗うつ薬はよくないです。

だから止めたいのに止められない、

学会の方針がコロコロ変わる度に

患者はそれに一々振り回される、

禁忌だと言われて『じゃぁ止めます』となっても

こうやって止めるに止められない、

医療は余りにも無責任です。

それに振り回される患者の身にもなって下さい。

 

私が日本イーライリリーのサイトを見ようとしても、

医療関係者以外はブロックされる。

直接電話で相談したとしても、

『主治医に相談して下さい』となりますよ。

 

先生がパンプレットを手に私に説明された日の

ことをよく覚えています。

痛みにもうつにも効くと。

あなたに合っていると。

だから私は飲みました。

先生が処方したのだから、先生の責任において

どうにかして私を断薬させる情報を入手して下さい。」

と。

 

そしてこうも付け加えた。

 

「一生の定義って何ですか?

安全の定義って何ですか?

サインバルタは錐体外路症状の

副作用だってある。

いずれこれが発症し、

薬剤性ジスキネジアが始まる可能性

だってある。

 

昨日まで元気で翌日ぽっくりなんて

ラッキーな死に方をする人

殆どいないですよ。

そこには数年間の寝たきり状態がある。

その数年間の直前、何もかもの

一気断薬が待ち構えており、

その後死ぬまで離脱症状の断末魔の苦しみに

もだえながら死ななければならないのは

母を見てよく分かっています。

 

そんなことは何も考えず、

『今だけ カネだけ 自分だけ』で

薬物を処方しているのが、日本の精神医療の

現実ではないですか?

 

本当の意味で、患者のトータル人生

考えているとは思えない。」

 

主治医は「・・・」

 

「私が出来るだけ今のうちからでも

減断薬を進めるのは、人生最期の最期、

地獄を見たくないからです。

それは母が身体を張って、

私に教えてくれたことだと思っています。」

 

まぁこんな感じのやり取りだった。

 

私が持ち合わせている情報の範囲で

やるだけのことはやった。

 

しかしもうお手上げである。

 

販売したのだから、日本イーライリリーには

製造物責任がある。

 

どうやったら止めることが出来るのか、

情報を隠蔽せず、情報開示すべきである。

 

もし止めるに止められないケースも

あるのなら、そのことも記載し情報開示すべきだ。

 

主治医には「宿題」として、

サインバルタ系SNRIの断薬方法の情報収集

を課した。

 

医師という立場でどこまで収集出来るか

分からないが、どうにかしてでも

断薬して貰わないと私は困る。

 

服用だけさせておいて、

学会のガイドラインはコロコロ変え、

「禁忌」と打ち出し、

蓋を開けてみたら止めるに止められないでは

精神医療は余りにも無責任だ。

 

因みに、発売当時サインバルタに

離脱症状があることは、副作用情報には

一切なかった。

 

壮大な臨床人体実験を経て、

離脱症状があることが認められ、

そのことが追記された経緯がある。

 

これはあのパキシルと全く同じ。

 

製薬会社は一体どんな治験をやっているのだろうか?

 

そして相当な情報隠蔽もあるだろう。

 

主治医のフィードバックを待ちたい。

 

もう私の手には負えない状況になって来た。