広告代理店という盲点

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ベンゾスキャンダルを考察する時、

どこが利害関係者だろうかと

書き出してみる。

 

医師会、精神病院協会、製薬会社、

厚労省、政治家、各々の医療関係者、

薬剤師会、御用学者達、マスコミ

 

辺りまではすぐに出る。

 

しかし最近盲点があったことに気付いた。

 

広告代理店である。

 

利害関係者とはwinwinの関係性であり、

言葉を変えれば「ズブズブの関係性」

である。

 

そして「闇」(利権)である。

 

私も含めベンゾ被害がここまで

拡大してしまった原因は、

疾病キャンペーンにもある。

 

製薬会社は薬の製造販売は

出来ても、広告宣伝や

疾病キャンペーンは素人である。

 

では一体誰がどこが仕掛けるのか…。

 

そうだ、広告代理店がその道の

プロである。

 

例えばこういうサイトを見つけた。

(この手のものは簡単に見つかる)

 

 

「病気をブランドとして捉える

疾患啓発広告のプラニング支援」

 

これは電通(最大手広告代理店)が

製薬会社向けに発表したものである。

 

要するに疾病キャンペーンをして

人々を洗脳して受診させ、

薬の販売促進をしましょうと

いうものである。

 

読めばゾッとする内容である。

 

あの「うつは心の風邪」キャンペーン

を彷彿とさせる。

 

(あの時は、毎週末日経新聞に

あの女優を使った一面広告が

続いた。

 

パキシルの研究開発費を上回る

広告宣伝費だったらしいが、

勿論ペイするとの計算でのこと。

 

新聞社や広告代理店はどれほど

潤ったのだろうか。)

 

如何に病気はイメージ戦略で

我々に戦略的に「売り込まれて」

いるかという根拠を示すものである。

 

ところでベンゾ被害者達は、

ベンゾスキャンダルが何故

大手メディア(新聞、テレビ)で

扱われないのかと嘆く。

 

しかしそれは考えれば

分かることだ。

 

扱うはずがないのである。

 

疾病キャンペーンを大々的に

してくれる製薬会社は

新聞社にとって上お得意様。

 

疾病キャンペーンを行う

製薬会社と広告代理店は

大切なビジネスパートナーの

関係性。

 

民法テレビ局も、大手広告代理店

なしでは成り立たないという。

 

番組スポンサー企業をかき集めて

くるのはテレビ局ではなく、

広告代理店(電通)なのだそうだ。

 

テレビ局としては電通を絶対に

敵に回せない。

 

その電通と製薬会社は、ご紹介

した通りの関係性である。

 

自分達に不都合な真実を

好き好んで報道するはずがない。

 

如何に日本が電通など広告代理店

によって支配されているかという

話がある。

 

自民党総裁選も、電通を味方に

つけた者が勝つと言われている

のだそうだ。

(元大手広告代理店社員の証言)

 

ところで旧統一教会問題が話題

になっているが、私はもう一つの

ニュースに注目している。

 

五輪汚職問題である。

 

安倍さん(菅さん)という抑えつけ

られていた蓋が取れて

検察が元気を取り戻し、逮捕者が

続出している。

 

電通の人間も勿論やられている。

 

如何に五輪が利権絡みなのか、

何故年寄り達がやりたがるのか、

これでよく分かる。

 

あの大物たちまで逮捕が及ぶのか、

検察には頑張って貰いたいところだ。

(しかし逮捕者は吐かないらしい)

 

個人的には五輪というものは

後進国のインフラ整備のために

あるものなので、日本がするものでは

ないというのが私の変わらぬ考え。

 

これを機会に、五輪=汚職という

イメージがついたと思うので

もう日本では出来ないだろうとも

思うが(笑)

 

五輪汚職問題を見ても、

如何に広告代理店が力を

持っているかということが分かる。

 

世を動かしているのは

広告代理店かもしれないとも

思ってしまうほどだ。

 

我々を戦略的に洗脳し

情報操作もするし、メディアも

支配している。

 

ベンゾの闇(利権)を語る時、

電通など広告代理店は外せない

と思った。

 

この「広告代理店」という存在を

意識して歴代の精神疾患キャンペーン、

また他の疾患キャンペーンを見ると、

あらゆることが見えて来る。

 

電通など広告代理店の支配下に

割と置かれていないのが

ネットである。

(しかしプロバイダーが存在する

ブログは別)

 

だからここでは被害者達が声を

自由に挙げられるし、

「不都合な真実」を知ることが出来る。

 

相手が権力側であれば「報道の自由」は、

ないようなもの。

 

蜘蛛の糸のように張り巡らされた

ビジネスパートナー同士の

winwinの関係性ならぬズブズブの

関係性。

 

それが権力の構図。

 

医療費削減と国は謳うが、こういった

疾病キャンペーンを規制しないのは、

何か裏事情があるのではないだろうか。

 

広告代理店が仕掛ける疾患キャンペーンは、

医療版の悪徳商法だと思うのだが。

 

これだけマスメディアが発達した今日、

我々は操作的な情報に常時晒されている。

 

操作的な情報が流行の服や文化

であれば不利益は大したこともないが、

疾病の情報操作で踊らされた結果、

人生を破壊されるのならばもう

取り返しがつかない。

 

こういった時代に生きているということを

私達は自覚しておかなければならない。

 

彼らは「戦略的」に私達をいつも

虎視眈々と狙っている。

 

広告代理店とは即ち

「時代の仕掛け人」である。

 

私達は常に「仕掛け」られている。