”『術前化学療法後にがんが残っているHER2陽性乳がん患者さんの再発リスクを下げるには』” | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

少し追記しましたので現在時刻で投稿し直します

ご訪問ありがとうございます。

直前の記事で、術前化学療法で残った癌の
病理検査結果を再掲しました。

1月に書いた記事を3/31に再掲した


のように、HER2、トリネガは
pCRすれば予後がよい、
4年前には、諸説あって、まだ結論が
出ていませんでしたが、
臨床試験結果や医学論文を検索すれば
概ね⬆のメタ解析と同じようなことに
気付きました。

私は、ハーセプチン+ドセで腫瘍が
縮小しなかったので、

術後に
・効いたFECを2回足せないか
・パージェタを足せないか
・ハーセプチンをカドサイラに
    変えられないか

セカンドオピニオン巡りをしました。
NGだったので、
自由診療の活性化自己リンパ球を
ハーセプチンに足しました。
  ※他者にお勧めしているように受け取られないよう
    気を遣ってブログを書き、都度、お勧めする
    わけではないと、補記してきています。
    安易に「騙された」わけでも「流された」わけでも
    ありません。
    医療の限界と、特殊事情⬅ここには若干の恨みは
      ありますが、その後、真摯に対応いただいたと
      思っていますので、心の折り合いを付けています
    を踏まえ、素人でも、この程度は調べて決めた
    という過程、プロセスは「1免疫療法(私の場合)」
    テーマ内に格納しています。

   
そういう経験を経てきているから、

  2019/3/12

に書いたような、
やり切れない思いがあり、でも、
医学、医療が進歩していることを
期待をもってウォッチし、
喜ばしく感じていることを書きました。

パージェタは昨年10月に認可されました。
※術前化学療法としては、約5年の
  ドラッグラグを経て。

上記記事のに書いたカドサイラは
日本は臨床試験に参加しておらず
悔しい思いもしましたが、

  2019/3/14再掲(元投稿:2018/10/22➡26)

  2019/3/14再掲(元投稿:2019/1/24)

のように、中間解析結果が、
昨年末のSABCSで発表されています。

時々リブログさせていただいている
広島大学病院乳腺外科ブログでも、
舛本先生がNEJM掲載論文から
記事発信して下さいましたので
リブログ紹介させていただきます。


術前化学療法(ハーセプチンを含む)で
pCRしなかったHER2陽性乳癌患者の
術後補助化学療法を
ハーセプチンじゃなくカドサイラに
変更する臨床試験の中間解析結果です。

私は、この臨床試験が日本でも
やっていて参加できれば、
自由診療の免疫細胞療法療法の
活性化自己リンパ球療法は
しなかったかもしれない。
保険診療になっていれば、MAXを望む私は
カドサイラに活性化自己リンパ球療法も
さらに追加した、かな…。

(このカドサイラは術後治療では、
   まだ保険診療では使えません)
(引用させていただきました)


日本が臨床試験に参加していないし、
術後カドサイラと
ハーセプチン+パージェタ
の比較がなされていないので、

微妙なところかとは思いますが、


※ステージ4での
  カドサイラ+パージェタ+タキサンは、
  ハーセプチン+パージェタ+タキサンに
  対して優位性を示せず1stライン治療に
  なっていないから(MARIANNE)、
  術後の
  ハーセプチン+パージェタ+タキサンと
  カドサイラの比較検討臨床試験がないと
  判断が難しいのかなぁ…。
  患者集団の比較と、現実問題、個々人で
  どちらが 効くかは別なのですが…

術前化学療法の
ハーセプチン+パージェタ+タキサンで
pCRしなかったら
術後カドサイラへの変更が有効である
可能性も高いので、

是非、日本でも認可して、

★pCRしなかった人を対象に絞って
   ⬆ステージ4のセカンドライン治療に
   なっているのと同じ話だと思いますが…

術後ハーセプチン+パージェタ
カドサイラ
の比較統計を出して頂けたらなぁ、
と思います。
  (私はもはや関係ないけれど、
   後輩患者さんのために)

さらに因みに米国だと
術後ハーセプチンの後にネラチニブが
承認されていたかと思います。


ー◆ー◆ー◆ー

【自分用メモ】
カプランマイヤー掲載


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