ご訪問ありがとうございます。
私が一昨年、転移疑いの影が映った時、
いよいよ転移かな、と、
ブログを始めて、
転移後治療の検討、整理した時に書いた、
自分自身の初期治療の経験を振り返っての
気持ちを、
いくつか再掲しています。
2つ目として、
ステージ3C、手術で取り切れない
広範なリンパ節転移のある局所進行乳癌で
術前化学療法、手術、放射線、
術後補助化学療法といった、
集学的治療(標準治療=初期治療としては
最大限の治療)を受けた経験者として、
ステージ3、局所進行乳癌の方々
特に手術で取り切れないリンパ節転移や
皮膚浸潤を抱えた方々
へのエールを、
昨年4月に書いた記事を少し改訂して
再掲します。
ー◆ー◆ー◆ー
(元投稿:2018年4月15日)
ご訪問ありがとうございます。
局所進行乳癌、特にステージ3B、3C
だと考える時間的余裕もなく、
強烈な副作用のある
(感じ方は人それぞれですが)
術前化学療法に突入しますよね。
副作用のキツかった術前化学療法を
乗り越えつつ、
(すみません、私は「想像していたより」
軽く感じましたが…、
それなりの吐き気、臭覚・味覚障害、
骨髄抑制、アナフィラキーショック、
血圧上昇、湿疹など、 副作用は出ました)
手術が見えてきたら、
手術が怖くなったり、
胸がなくなっちゃうの嫌だなぁ、
って落ち込んだりすることもあるかも
しれません。
(すみません、私は全くなかったですが…)
断捨離したり、生き方を考えたりしている
癌患者のブログを見て、
癌=死と思っちゃっての死への不安かな?
が襲ってくる方も
多くいらっしゃいますよね。
(すみません、私は死への不安、恐怖は
ほとんどありませんが…
死に至るまでの苦痛への不安は、
転移疑いの影が映る都度、よぎります…)
昨年の8月に、
ブロ友さんに送ったエールを、
同様の悩み・不安を抱えた、
同様の初期治療をしている同病者の方々
向けに発信した記事を再掲します。
同じような状況の方々
(特に術前化学療法中の方々)への、
それを通り過ぎてきた
経験者からのエールです。
=====
【2017年8月31日】
ご訪問ありがとうございます。
私のブログの読者の皆様にも
応援していただいている、
ステージ3Cで初期治療中のブロ友さん。
おそらく、同じような、悩み、苦しみを
抱えている同病者の方も多いと思うので、
ブロ友さんに送ったコメントを、
本ブログ上にも転記します。
▼ステージ3Cまでの治療
の目的
ステージ3Cまでは、
かなりの確率で
根治(癌が身体から全て
いなくなる)を狙える❗
手術は、
身体から癌を取り除くための治療。
胸はなくなっちゃうけれど、
胸はなくなっちゃうけれど、
取り除かなければ、
癌細胞が血液やリンパを通って遠隔臓器に
着床して、
それが育って目に見える大きさになって、
さらに成長してしまって臓器が本来の機能を
果たせなくなれば、
死に至る確率が非常に高い。
そうならないために、
そうならないために、
手術で取り除きましょう、ってこと。
手術で取り除ける範囲以上に癌が広がって
手術で取り除ける範囲以上に癌が広がって
いたでしょ、私たち。
確かブロ友さんもだよね?
でも、局所のリンパ節だけで、
全身に癌細胞が巡っていな
ければ、転移しない。
全身に、目に見えない癌細胞が巡っている
全身に、目に見えない癌細胞が巡っている
可能性が高いから、
それが着床して育たないように、
まず、急いで、
まず、急いで、
抗がん剤治療をしている。
手術の前に。
元々、癌が局所(胸の近辺のこと)に
手術の前に。
元々、癌が局所(胸の近辺のこと)に
広がっていたから、
手術で残った皮膚とかリンパ節に、
目に見えない癌細胞が残っていると
いけないから、
残っている場合に備えて、
残っている場合に備えて、
それを殺すために放射線治療をする。
局所再発防止のために。
身体は全く元通りに戻るってわけには
身体は全く元通りに戻るってわけには
いかないけれど、
そこまでで、
そこまでで、
癌が全部いなくなってくれていたら、
根治ってことで、
ブロ友さんは、そこから先、
ブロ友さんは、そこから先、
癌とは無関係に生きていける。
癌になっても、半分以上、
癌になっても、半分以上、
乳癌だと7~8割かな?
※最近率が上がったので改訂
の人は、癌で死なない。
ステージが進んでいるから、
もう少し、根治する確率が低くなる
かもしれないけれど、
治療が全て成功して、
癌がいなくなれば、
根治する。
抗がん剤の効きが悪くて、残念ながら、
遠隔転移した場合(ステージ4に進んだ場合)、根治させる(西洋医学の)医療はない
※ただし、HER2の人は抗HER2薬で
根治(寛解)する人も出始めたと、
岩田先生は書いていらっしゃいました。
また、ごく稀に、自然退縮する人も
いるようではありますが…
でも、癌が大きくなって、生命維持に
必要な臓器の、本来の機能を果たせなく
ならない限り、死なない。
だから、
癌が大きくなるのを抑える治療をして
共存を目指す。
それが、今ある、ステージ4の治療。
乳癌は転移後の治療(新薬)開発も
進んでいるから、
共存しているうちに、
多くの患者を治せる、あるいは長期生存
できる画期的な治療が開発されるかも
しれないし、
他の病気で死ぬかもしれないし、
交通事故で死ぬかもしれない。
老衰で死ぬかもしれない。
いつ死ぬかなんて、
誰も分からない、
神のみぞ知る。
病気、癌とは関係なく、人は誰でも、
いつ死ぬか分からないんだから、
今を大切に生きましょう
ってことに、
癌になって、死と向き合うことで、
改めて気付く人が多いってこと。
私は、そう思います。
治療の効果が最大で
完治しますように
お祈りいたします。
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