12/17 18:30に、
⬇の記事を再掲するにあたり、
主として5ch掲示板で、医学的な常識まで
1年以上叩き続ける人(々)向けに
(そういう人もいるんだなぁ、と…)
医学的な常識を追記しましたが
そのくらい知っているであろう
多くの乳癌患者さんにはうっとおしい
内容であろうと思い、
再掲記事とは分けて解説して残すことに
しました。(12/18 7:00)
◼
私は転移しないなどと思えたことはない、
それは生涯変わらないと思いますが、
それは、単なる再発転移不安ではなく、
直前に発信した
・癌治療(特に、抗がん剤)の目的の違い
・癌の進行・遠隔転移の仕組み
(基礎の基礎)
程度の医学的な常識は
知って理解しており、
自分の乳癌の
治療前の検査・診断結果
(当たり前だと私は思っていましたが、
医師の言葉だけじゃないですよ、
その根拠になる検査結果も、
自分でも見て、理解していますよ)
と
術前化学療法・術後の病理検査結果
(当たり前だと私は思っていましたが、
医師の言葉だけじゃないですよ、
その根拠になる検査結果も、
自分でも見て、理解していますよ)
から、
冷静に判断しているからです。
度々影が映っての経過観察でもありますし。
医学的な常識をご存知の
癌患者、経験者であれば、
容易に理解いただけると思うのですが。
【一応私の癌について再掲すると】
<治療前>
ステージ3C ってことは
・腋窩リンパ節転移あり
(確定診断⬅画像だけじゃなくて、
病理の細胞診で癌細胞が出ての診断)、
・胸骨傍リンパ節転移疑い(画像上)
因みに
・腫瘍径6.7cm(ステージ3A相当)
・皮膚浸潤疑い(ステージ3B相当)
も満たしていて、
思いっきり拡がっていたし
増殖もしてたってこと。
MRI画像も過去記事につけています。
画像で縮小もお見せしているけど、
縮小したのはFEC。
ハーセプチン+ドセで縮小しなかったことは、
毎回エコー測定してもらっていたから
主治医が証明してくれますよ。
・腫瘍マーカー超高値
(遠隔転移がなければ 普通は上がらない)、
・HER2、ホルモン非反応、
高悪性度⬅それぞれ、いずれも予後最悪
<術後(すなわち、術前化学療法後)>
・遺残癌の脈管侵襲高度
手術前後のマーカーの値の推移を
見れば、血液までは癌細胞は垂れ流し
状態だった。
ドセ+ハーセプチンの効きが
悪かったので。
・原発巣の抗がん剤効果は中等度
(高度じゃない)
・リンパ節転移の抗がん剤効果不明という
不可解な結果
(おまけにレベル2まで郭清して4個はあり得ない、
郭清経験のある人は分かるだろうけど。
センチネルの個数じゃないんだからさ。
乳腺関連の医師なら 「センチネルじゃないよね?」
と聞くレベル。実際、国がん中央のセカオピで
聞かれました。
「センチネル」が分からなければ、過去記事を見るか
乳癌診療ガイドラインを見るか、くぐって下さい。
センチネルか郭清のどちらかはしているはずだから、
乳癌患者の常識)
それを折り合いをつけて、前向きに対処を
検討している赤の他人を、
1年以上、それが悪いと5ch掲示板まで
利用して、叩き続ける人(々)がいる、
「癌闘病ブログ」と名のつくスレッドで今も
叩き続けている、 異常だよね~。
===
◼
それから、これも、私には自明だったので
書いてもいませんでしたが、
新薬はステージ4(進行・再発)から
開発され、
その後、再発転移予防に適応拡大されて
いきます。
※そんなことも知らずにる叩き続ける人も
いるんだよね~。
5ch掲示板「癌闘病ブログ」と名のつく
スレッドには。
私は、自分が3~4年前の初期治療で
悔しい思いをしたことも含めて、
医薬が進歩していることを、
喜ばしく感じています。
後輩患者さんたちが、自分と同じ悔しい
思いをしなければいいな、と願い、
(実際、3年前に日本乳癌学会に、要望も
出しましたし、ブログの過去記事にも掲載している
通りです。お返事もいただきましたし、
「事実」です。別に一人が要望を述べたからといって
何が変わるわけでもないかもしれないけど、
伝えなければ伝わらないから。言うべきところに
言う、という性分なので。また、あながち、
トンチンカンなことでもなかったから、要望した
ことが叶う方向で医療も改善されてきています。)
後輩患者さんたちにとってのこととして、
喜ばしく感じるとともに、
医療の進歩を喜ばしく感じ、
医療への信頼が増しているのです。
※私の場合、不信・残念な思いからの
回復、と、言った方が正確かな。
当たり前ですが、
(当たり前じゃなくて?叩き続ける人(々)も
いるんだよね~。なぜ理解できないのかが
理解できない、私には。)
私はもう、ステージ3Cの治療は
終えていますので、
受け直すことは出来ません。
(時は戻して欲しくても戻らない、
当たり前だよね?
癌が進行するって、あれだけ書いても理解できない
相手に何を書いても、労力と時間の無駄かしらね…)
私が次に受ける治療は、
転移後のステージ4の治療になります。
転移しないなどとは思えない状況で、
度々影が映っての経過観察ですし、
転移後の治療として、臨床試験も検討の
対象としていますので、
真剣に新薬の動向をウォッチしています。
他にも新薬の動向に関心がある読者さんも
多いようですし、
私と同様に、医療の進歩に期待して
待っている、元気が出る罹患者も
いらっしゃるようですので、
共有のために公開記事として
発信しています。
怪しい医療に流される前に、
保険診療や、保険診療とすることを目指して
いる新薬の動向を知ってほしい、
ただし、過度な期待でなく、
事実として知って欲しい、
との思いもあり発信しています。