2015年4月
芳しくなく 、
・原発巣は1b(やや有効、中等度)
・高度の脈管侵襲あり(ly2、v1)
・リンパ節は郭清漏れと主治医が言う
ところの検査漏れ、判定不能
術前のドセ/ハーセプチンの効きが悪かった
(と私は感じた)ため、
術後化学療法として、ハーセプチンに加えて
術後に抗がん剤や分子標的薬の追加が
できないかセカンドオピニオンを受けました
が、できないことが分かりました。
※前の記事をご参照下さい。
ハーセプチンは餌を取る手を縛って癌細胞を
兵糧責めにする働き方であり、
単剤での奏効率は20%程度、
殺細胞の抗がん剤を追加できないので
あれば、
自分の免疫力を高め、
自分の白血球のリンパ球で
癌を殺すしかない、
ということは、
リンパ球を活性化して増やす
免疫療法をするのがよい
のではないか、
と考え、
どのクリニックのどの治療を受けるかを
検討しました。
※実は、ドセの効きが悪かった術前から
考えていて、瀬田クリニックの資料を
取り寄せたりしていたのですが、
友人K事件やリンパ節個数事件に、
次から次へと自分の思いとは裏腹に、
想定外に時間を奪われ続け、
検討を中断してしまっていたものです。
どうせやるなら、術後、放射線治療時から
したかった、しておくべきだった、
と、振り返れば思うのですが、
手術直前の12月23日(手術は1月7日)に、
友人Kが、私の親しくない友人N、(M)や
私の友人たちを、私の知らない間に、
私のことに巻き込んで
厄介なことになっているらしいと、
初めて分かってから、
それまでの間に、私の知らない所で、
友人K、(N)が引き起こしていたことが、
後から後から分かってきて、
(しかし、当の本人は黙ってしまい、
かえって時間を浪費する)
早期収束、解決を目指した私の意思
に反して、結局、全ての時間を、
友人K問題に費やすことに
なってしまったし、
想定外の病理検査結果からは、
これも、私の知らされていないこと
(リンパ節検査漏れ事件)が、
後から後から分かってきて、
時間も手間も取られたし、
(三大治療は何といっても、命、予後予測
これからの治療判断に直結する最重要事項
だったし、
主治医との関係は回復したと思うから、
こちらは、かけた手間は無駄ではなかった
ので、よいのですが、、)
3~4か月遅れての検討になってしまった
のは、
私独りの力では、どうにもできなかった。
私の知らないところで、さらなる他者が
関わった、他者との行き違いの解消には、
やはり、どうしても、手間暇がかかる、
友人Kや主治医の感情や、それに関わる
他関係者のまた違った解釈が入ったり、
コミュニケーションギャップも発生し、
ということで、ベストタイミングで
治療を開始できなかったのは、
残念であり、悔しく思いますが、
独りで全て対応していることの限界かな、
独りで娘を育てることを選んで、
他を切り捨てて生きてきた、
それまでの人生のツケ、自己責任かな、
とも。
免疫療法の比較など、検討したことは
後続の別記事で書いていきます。
結論としては、『かけられるお金』と、
書籍やブログに書かれている内容から、
この先生は信用できるのではないか、
と、私は感じていたところの、
梅澤先生がブログで紹介していたから、
ということで、
廉価な、活性化自己リンパ球療法
(自由診療)をすることにしました。
※理論的には、こっちの方がイケるかな
と思う他の治療もありましたが、
遠かったり、高かったり、怖かったり。
効果がはっきりしないことに、
それ以上の高額はかけられないかな、
という、ケチな私の感覚もあり、、。
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検討途上での、主治医T先生との会話
4月20日(金) ハーセプチン術後3回目
主治医診療
私:
FECの追加はできなかったし、
パージェタの追加やカドサイラへの変更も
できなかったから、
免疫療法しようと思ってるんですよ。
あれこれ種類があるようで、どれがいいか
素人にはよく分からないんですよね。
先生だったら、どれを選びます?
T先生:
僕だったら、
それだけお金をかけるなら、
女房と二人でハワイにでも
行く。
私:(ご馳走様。奥さん愛されてますよ~)

因みに、抗がん剤は、します?
T先生:(一瞬、回答をためらいつつ)
どこの癌でどういう状況かによるな。
それより、やっぱりハワイに行くかな。
私:
(心の声:
抗がん剤は医師でも自分にはしない
ってのは、ホントだね。)
私:
先生の患者さんで、免疫療法やってる人
いますか?
(因みに、T先生は、患者が自己責任で
やっている代替療法やお呪いは、一切、
否定しない。いい先生だと思います。)
T先生:
再発転移患者さんで、いますよ。
私:
お金持ちですね。
再発転移してからしても遅いでしょ。
免疫療法に、目に見える大きさの癌を
何とか出来るほどの力はないから。
T先生:
貴女らしいなぁ。

藁をも、って、言うじゃない。
プラセボ効果もあるかもしれないし。
私:
私も、他人がやるのは否定しませんよ。
私は、再発転移してからは、しないって
だけで。
もっと安かったら、するかも、ですけど。
今、微小転移だから、
ハーセプチンを補強できないかな、
再発予防の力は、もしかしたら
あるかも、あると思いたい、
って思ってるだけです。
藁であっても。
(再発転移してからするより)
そっちの藁の方が
太く見える。
T先生:
どこの、どの療法するか決まったら、
教えて。
私:
はい。
