12月11日(木)、12日(金)に受けた術前検査
の結果が出る12月19日(金)の診療に、
初めて娘(私の家族は娘一人)を同席させて、
主治医=執刀医T先生から、手術の説明
をしていただくことにしていました。
その日は今までで一番の激混みで、
16時の診療予定が、待つこと2時間、
18時近くになりました。
まだ順番ではなかったようなのですが、
一旦呼ばれて、おもむろに、
T先生:
実は、検査結果に1つ気になる点があって。
ここ、肝臓に影が映っている
んですよ。
(手術入院の段取りのことしか考えて
いなかった私、青天の霹靂
)

T先生:
手術どうしますか?
肝臓を追求するとなると、
もう少し検査に時間かかるんだけど。
私:
影が転移であっても、
QOLのために、
(乳房の)手術はして下さい

先生、最初に約束してくれましたよね

T先生:
転移だとすると、今が
(乳房を)手術できる
最後のチャンスになるかな。
形からすると、僕の経験では
転移じゃない可能性の方が
高いと思うなぁ。
私:
では、予定通り手術する、ということで
お願いします。
T先生:
じゃあ、急いで入院申込みしてきて。
18時までなんだよね。
その後、またここに戻って来て。
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入院申込みをして再び待っている間の
娘との会話。
娘:
(お腹空いた、とか、学校のこととか
何か話しかけてくる)
私:
ごめん。
肝臓の影は青天の霹靂で結構ショック。
悪いけど、今、心の余裕がない、
心を落ち着けてるところだから、
少し黙ってて。
娘:
ママ心配性だから。T先生が転移じゃない
と思うって言ってたじゃん。
お医者さんの言うこと信用した方がいいよ、
専門家なんだからさ、
ママ、人の言うこと信用しないの、
よくない癖だよ。
私:
あなたはノーテンキ過ぎると思うけど。
大人は多方面から考えるのよ、、。
(娘は、自他共に認める、超ポジティブ?
自分は何事も失敗しないと思ってる、
怖いもの知らずなヤツ、、)
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診療室に呼ばれたのは、19時頃。
当時は、小5~6の頃お世話になった、
家庭教師の医学部6年生の影響で、
人体大好きな娘、
母の病気のことはそっちのけで、
CT画像に興味津津。
臓器の場所をT先生に聞いたりする。
娘の1年上のお嬢さんもいるT先生、
30分ほど付き合って説明して下さり、、。
ホント、いい先生だと思います。
T先生:
医者になったら?
娘:
人体は好きなんですけど、頭悪いから。
T先生:
技師さんはどう?
画像好きそうだし、、、。
(確かに、家庭教師の先生のように、桜蔭、
医科歯科大に入れるほど頭よくないかも
しれないけど、 地頭はいいんだから、
1日30分でもコツコツ勉強して、
国立大 医学部を目指して欲しいものだ、
と思った母でした。)
当時は、まさか、3年後に、「歌手になる」
と、一貫校やめちゃうことになろうとは、
想像もできなかったなぁ。
(小6の中学受験では)
別の学校に行くって決めて、入学金払って、
入学説明会も行った後で、
やっぱり、こっちに行くと、親の反対を
押し切って入った一貫校だったしね。
