宮城刑務所(仙台市若林区)で服役中の男(79)こそが・・・私の父のはずです。
しかも・・・妻は殺されていない国際聖路加病院に長い長い間監禁されていました。
祖母というのは、昭和天皇の妻でしょう・・・私の祖母のはずです・・・祖母も生きていました。
母と同じく国際聖路加病院に同じく監禁され・・・国際聖路加病院で殺されたはずです。
「平成天皇」であるはずの私の父が、宮城刑務所に入れられていた。
もう生きている意味がないと訴えても・・・自殺を妨げられない権利「自死権」という何の意味もない権利だけ提示された?
この犯罪、どう償いますか?
「尊師」という実に巧妙な名前を与えられ・・・ロボトミーは前頭葉切裁術というものを遥かに超えたこめかみ部分から棒状の細長いメスを入れて、グシャグシャになるまでかき回しドロドロになった前頭葉を吸い出すという恐るべき手術を何度も繰り返されてきている。
傷口は小さいが、脳の中に刃物を入れて適当にかき混ぜてぐちゃぐちゃにされ・・・それでも殺す訳にはいかないという「自死権」を言い渡されたって、どういうことですか?
徳川家の財産なのに・・・「国債」だといことにされて不正に贈賄された金額が、1000兆円です。
この犯罪のために、何度、頭の中をぐちゃぐちゃに掻き回されなければならないのですか?
記憶が消失するほど・・・ぐちゃぐちゃにされた脳で、それでも生きていなければならない理由とは何ですか?
妻と母の脳をぐちゃぐちゃにかき混ぜた脳外科医に裁判を起こしたら・・・脳外科医殺しと、自分の妻と母親を殺した罪で、刑務所にぶち込まれ・・・私と同じ遺伝子を持つために、ぐちゃぐちゃにされた脳が時間と共に多少蘇ると・・・また、ぐちゃぐちゃにされ・・・全ての宗教の代表者にされて、宗教法人の運営代まで出させられてたんですか?
私を日本の「国債」の特許にして、その「国債」という不良債権回収の人間に使われてたんですか?
私の母であろう人は、もう、生きていないかもしれませんが・・・国際聖路加病院で、ずっと幼い私の写真を手にしていたそうです。
記憶をぐちゃぐちゃにされてまで、忘れられない記憶がそこにあったのでしょうね?
見事なほどに、「金」に執着したテロリストたちに、これほどまでに残酷な人生を歩かされた私の両親は、私とは比べものにならないほど悲惨な人生をいきてきたはずです。
大勢の人間に痛めつけられても、負けるわけにはいかない・・・なぜだかそう思ったのは、私がウケタ被害に対する復讐ではなく誰かの分の復讐であるかの戦いをしてきた私がいたのも・・・全てがそれだった。
私たちが、徳川家の子孫として産まれたことの何がいけないというのですか?
私も、刑務所にいる父と同じ運命を辿らせられるところでした。
「精神病だ」「統合失調症だ」と、知りもしない人間が、私に寄ってくるのですから・・・身の危険を感じないはずがない。
「覚せい剤」中毒者の夫が、子供の面倒をみた事も無い癖に・・・警察とグルになり「あなたの奥さんは重い精神病だと思われるので精神科を受診させてください」と携帯電話で連絡を取り合うのです。
また、精神科を受診する際には私の両親や兄弟の立ち合いが必要だと変な決まりがあるらしく・・・私をイジメ抜いた偽物の両親や兄弟に、電話を掛けて一緒に病院に連れていって欲しいと連絡をしたのです。
その様子も全てに証拠映像が残されています。
私の脳内もぐちゃぐちゃに掻き混ぜれば・・・おそらくとうに80歳を過ぎる高齢になった父をいつ殺しても良い体制を作っておきたかったのでしょう。
もう、生きてたくない・・・「死にたい」そう言っても・・・また、脳に棒状の刃物を入れて掻き混ぜられれば・・・死んだ方がどれだけましか。
父が、これまで、どんな無実の罪を誰にきせられて、どんな医師に脳内をぐちゃぐちゃにされてきたのかの証拠映像も、裁判所に提出してください。
皇居で死ぬはずの人が、刑務所で殺される・・・この残酷な事実を知りながら・・・ノウノウと「天皇」として手を振るだけの日本の象徴をお努めになった「天皇」は、心が痛みませんでしたか?
せめて・・・刑務所ではなく、普通の暮らしをさせてあげて欲しいなどと浮かんだ事もないのですか?
精神病院に監禁させれて過ごした母に成り済まし・・・1着何千万円もする衣装を身に纏い、恒例行事参列されるその衣装代も、宮城刑務所に入れられている父のものです。
海外に、「覚せい剤」という大きな荷物を、政府専用機に積み込みVip待遇でご公務へお出かけになられる費用が、1回に2000万円を要したとか?
それも刑務所に入れられている父の徳川家の人間として受け継いだ財産から盗み出して遣われた犯罪です。
日本政府の政府専用機が千歳空港にあるのは・・・北海道は、すでにロシアの植民地だからだったということ・・・北海道にある自衛隊基地は、すでに、ロシア軍としての活動しか行っていません。
もう、日本の自衛隊には戻れません。ご了承ください。
以前・・・自衛官募集というfc2ブログページを持つ北海道の自衛隊基地が、私の個人情報を使ってインターネットでのテロをしていた。
それが、本当に私に訳の分からない脅迫行為を仕掛けてきた始まりでした。
政治家や皇族が使わなくとも日本政府の政府専用機は、海外に頻繁に運行して「麻薬」を運んできた事実。さらには、政府専用機を一気に10機以上購入予定としていること・・・それら、全てが「麻薬」を運ぶ専用機として・・・ロシアのロビー活動を通じてロシアの口座に振り込まれる自衛隊機として購入されるという、いつも通りの戦略があるということも知っています。
過去、100年間に遡り・・・自衛隊が購入した航空機の代金と支払われた口座などを全て調査して下さい。
それら・・・全てを、ロシアの国家テロリストに損害賠償請求して下さい。
世界で一番の財閥が徳川だったようですね?
そのせいで、ロシアのテロリストにここまでの被害に遭わされた・・・この事実も、私が育てられたあの家族の正体が、偽物の「昭和裕仁天皇」の兄であった祖父だったという事実からも逃げられない証拠であり・・・また、さらには、遺伝子を調べてもらうことにします。
皇族という方、全てに、遺伝子検査を行っていただきます。
また、日本政府に政治家という国会議員(森元総理も含めた)皆さんも地方自治体の知事、副知事までは必ず検査を受けて頂きます。
私が育ったあの場所にいた人間たちと、どれほどの血の繋がりがそこにあるのか?
また、同時に、「薬物反応検査」も実行させていただきます。
「麻薬」ビジネスを公務とされて、父を刑務所にぶち込んでいながら・・・大金を盗んできたその罪を、私は気の毒で黙っていられません。
自分の受けた被害なら諦めても良い・・・しかし、まだ、私の両親が生きていて、刑務所に入れられている父と、国際聖路加病院に監禁され続けた母の事は許せません。
どんなに普通以下の暮らしをしていても・・・ロシアのテロリストは、私を追いかけてきた。
そして、私だけでなく、私が産んだ子供ではない試験管ベビーである子供たちにまで痛めつけ行為を行ってくる醜さをどうしても許せない。
ここまで不幸な人生に追いやっておきながら・・・何が足りないというのですか?
貧乏だと海上自衛隊の自衛官たちに誹謗中傷されるほどの暮らしをしながら・・・なぜ、私を犯罪被害でだまし少しでも、身に覚えのない「金」を遣わせようとするのですか?
狂っている・・・それがまだ解かりませんか?
これまで、長い歴史的戦犯を行った人物の特定は、証拠映像から裁判で判定して頂くのが一番良いのではないでしょうか?
そこで、醜い犯罪者という判定が下れば・・・下記のように処置を受けた後に、国外退去という運びでお願いいたします。
皇族・・・その他、これまで私に加害行為を行った人間たちは、皆、私の父や母がされたようにこめかみ部分から細い棒状の刃物を入れて、脳味噌がぐちゃぐちゃになるまで掻き混ぜるという犯罪に対する責任を取って頂きます。
偽物の「平成天皇」が、東日本大震災を起こしたテロリスト組織の一員で、被災地に見舞いといって「いかがですか?」・・・あんたたち偽物の皇族のせいで、世界中で人が殺されまくっていて「放射能」が漏れる国ばかりになってしまった現状をどうしてくれるんですか?
前回の記事に書いたように・・・2020年のオリンピック開催は、その土地が父の持ち物であった場合には、他の場所へ建設予定地を移転させて開催される準備をお願いいたします。
無実の人間の財産を乗っ取るために、どれだけの醜い行為を行ったのか・・・その事実を世界に公表することで、世界がまた大きく動くはずです。
徳川家の財産を乗っ取るために、私の両親の脳にメスを入れて掻き回し・・・父は刑務所に、身実の罪で50年近くもの間・・・収監されたまま、母は、国際聖路加病院に、どこの誰だか分からないと50年近くも監禁されたまま50年近くの時間を無駄に放置された。
殺された方が、どんなにか良かったはずである。
私は、兄弟が他にいるのだろうと考えていたが・・・私は一人っ子だった。
最初から、相続人は私一人しかいなかったのだ。
その私を、「昭和裕仁天皇」という偽物犯罪者の兄が暮らす家に連れて行き育てさせたのは、とりあえず、徳川家の財産が計画通り手に入れられる計画が実行できるまでだったはずだが・・・何より、私が育った家にいた人間たちは、私とは全く違う価値観の人間だった。
1964年1月・・・私の誕生日とされている。
下記にある桜庭というスポーツライターとは、私の父であるはずだ。
1979年から15年前というのは、1964年である。
私が産まれて間もなくの写真が・・・あの犯罪者家族の家で写された写真の中にある。
生後2か月頃の私は、すでに、両親から引き離されていたことになる。
娘の私を探さないはずがない・・・私が拉致された時・・・そこにいただろう両親と祖母は、3人ともロボトミー手術で脳を破壊されていたはずである。
15年後に再度、ロボトミー手術が行われたのだ・・・私と同じ遺伝子を持った父は、ロボトミー手術でぐちゃぐちゃにされた脳をも次第に回復しつつあったのだろう。
回復すれば・・・また、ぐちゃぐちゃにされてきたはずだ。
そのぐちゃぐちゃにされた人間は、本当の「平成天皇」であるはずの私の父だ。
脳を掻き回して前頭葉を掻き切ったのは・・・国際聖路加病院の院長だ。
この事実を、証拠映像と共に裁判をお願いいたします。
国際聖路加病院の院長の脳にもロボトミー手術を行ってください。
出来ることなら・・・・「手」も「足」も必要ないはずです・・・院長はどんな幸せな人生を送ってきましたか?
私の母のことは、見てきましたね?
酷い事をしたすまなかったと少しでも心が痛めば・・・50年もの間、自分の病院に監禁は出来なかったはずです。
なぜ、いっそのこと殺してくれなかったのですか?
死にたいと申し出て「裁判」をするほど・・・死にたい理由が解かりますか?
自分の脳が、かつての自分を覚えているんです・・・その感覚のまるで違った自分では何も楽しくもない・・・それでも「金」に群がるテロリストたちは、酷くも死ぬことさえ許さなかった。
私を見れば・・・何かが変わるだろうか?
生きたいという心が、少しだけでも芽生えるだろうか?
子供が生まれないように、私のように様々な化学兵器による痛めつけをされていたはずだ。
「天皇」の世継ぎが産まれないように・・・まさか、英語がペラペラのスポーツライターになって一般人のように暮らしていたその暮らしまでも取り上げられたとは・・・信じられない。
私は、もう、徳川家の財産で、日本を運営するつもりはありません。
私が買ったのは・・・自衛隊だけです。関わるのは防衛省なる日本の防衛のための自衛隊だけです。
この後は、政治家の国家公務員給与も、その他の省庁の運営も財政も、2度と関わるつもりもありません。
民間企業として世界で一番大きくなれるような企業をアメリカの協力の元に立ち上げたいと考えています。
この後は、2度とテロリストたちの被害を受けずに生きて行けるように・・・民間企業にならなければ「法律」で身を守ることができないからそうします。
ロシアが乗っ取った日本なら、ロシアに全ての財政の面倒をみて貰うべきことが当たり前であり脳をメスで掻き回されてまで、日本の財政を支える必要などないことが、両親のこれまでの人生における裁判で明らかになるはずです。
「死刑囚」が政治家になって、楽しそうにオリンピック招致に盛り上がる中・・・刑務所に誰も殺してもいない父が放り込まれて、「死にたい」と裁判まで獄中で興していたとは・・・許せません。
オリンピック施設建設予定地も羽田新空港建設予定地も、父の土地を騙し取った人間たちが原子力発電所を埋め込んで金儲けのために建てるんです。
羽田新空港に投資をしたスポンサーには、多額の賠償金を日本政府がお支払いにならなければならなくなるでしょう。
福島に建設を予定されていた新空港のように・・・私はもう口出しをするつもりもありません。
ただ、「許せない」ことをされたから「認められない」・・・建設予定地がなぜそのような大型施設を建設できるほどのまとまった面積を準備できたのか?
どうやって土地の名義や登記簿の手続きを、いくらで誰が誰に売り渡したのか?
裁判で明らかにし・・・その犯罪ゆえ、建設予定地にオリンピック施設を建設するこは不可能であることを証明しなければなりません。
それが・・・死ぬことも許されずに生きた私の両親の50年間に対する償いと感じてください。
1年以内に国際聖路加病院に更地にして返して頂く土地は・・・更地のまま何万年も放置しようかと考えています。
そこに何があったかの記憶が人々の脳裏から消えてもなお・・・私の「許せない」気持ちは消えないでしょう。
自分が死んでも、そこが空き地のままかどうか確かめに来るような気がします。
おそらく・・・私は、また、人間に輪廻転生してくるはずです。今のような過酷な人生を2度と送らされることがないことを願いますが・・・また、いつか、私の魂が呼ばれる時が来るのかもしれない。
運命と宿命を2つも背負わされて・・・せっかく愛してくれる両親がいながら、そこから引き離されて過酷な人生と戦い続けた人生を、いつか、振り返れるくらいのんびりした時間が流れることはあるだろうか?
大人になってからはいつも、誰かのことを気にかけてばかりで、自分の人生を生きた事がない。
24時間を何日も、自分のためだけに使える時なんて来るだろうか?
私から奪ったもの・・・その何倍もの償いを返して頂きます。
50年分の時間を返して貰わなければならないのですが・・・時間は返して貰えない・・・だから「金」に置き換えて頂かなければならないでしょう。
日本政府からの国家賠償を請求いたします。
そして、それが、徳川家と日本政府にあった全ての関わりを断つ時としましょう。
新しい「自衛隊」それは、新しい給与体制で、私が責任を持って運営していきます。
その他の財政は、ご自分たち国家組織で、お好きにどうぞ。
そうしなければならないだけの被害を、私たちは日本という国から受けました。
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1979年、東京都小平市のとある民家で、精神科医の妻と母親が刺殺されるという事件が発生した。
犯人の桜庭章司はその数時間後、池袋駅で銃刀法違反で逮捕されたが、取り調べで桜庭が語った犯行の動機は余りにも衝撃的なものだった。
桜庭は、15年前、殺害した家族の精神科医にロボトミー手術を受け、その復讐をしたかったと自供したのである。
そして蕩々と語られはじめた桜庭の過去は余りにも悲痛なものだった。
桜庭はそれまでスポーツライターとして働いていたが、ある日、些細ないざこざを起こして警察に逮捕された。
そして精神鑑定を受けた結果、異常が認められたため、精神病院への強制入院を命じられたのである。
桜庭は、入院後もしばらくライターとして働き続けたが、ある日、医師が肝臓検査を理由に桜庭に全身麻酔をかけた。
そして桜庭が目を覚ましたとき、彼はそれまでとは何かが全く変わっていた自分に気づいた。
医師は、ロボトミー手術を、本人の同意さえ得ぬまま、桜庭に施していたのである。
そして間もなく、桜庭は医師から"術後に"手渡された手術の同意書にサインすることを条件に退院したが、
彼の人生 ― そして彼自身 ― はそれまでとは全く変わり果ててしまった。
特にライターという職業にとって、ロボトミーによって引き起こされた感覚鈍麻は致命的だった。
それから彼はライターを止め、様々な職を転々としながら、手術を行った医師への恨みを募らせていったのである。
1978年(昭和53年)のある日の夕方、桜庭はマニラ湾の夕日を眺めていたとき、はっきりと覚った。
世界に名高いマニラ湾の夕日を見ているのに、俺の心には何の感動も湧いてこない。
もはや俺は人間ではないのだ。生きている資格はない。
こんなことになったのは、あの藤井医師のせいだ。
あいつがチングレクトミー手術をしたせいだ。あいつを殺して俺も死のう。
そして1979年9月26日、後に「ロボトミー殺人事件」と呼ばれるようになるその事件を最後に、日本ではロボトミーという言葉はほとんど聞かれなくなる。
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http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/40161729.htmlより転載させていただきました。
精神外科手術の復活と子どもの未来
2008/2/17(日) 午前 0:06
例の事件がこんなことになっているとは知りませんでした。
服役中の自死権認めず 仙台地裁、受刑者の請求棄却 宮城刑務所(仙台市若林区)で服役中の男(79)が自殺を妨げられない権利「自死権」の確認と、刑務所が自殺を認めないことに対する160万円の損害賠償を国に求めた訴訟の判決で、仙台地裁は15日、男の請求を棄却した。 男は長期の服役による身体の不調を訴え、「生きていても仕方がない」などと主張していたが、近藤幸康裁判官は「自死権が認められる憲法・法律上の根拠はない。身体状態や刑務所の処遇状況にかかわらず自死権の根拠はなく、請求は前提を欠く」と指摘した。 男は1979年9月、脳の前頭部を薄くはぎ取る脳外科手術(チングレクトミー)で後遺症となったことを恨み、主治医だった東京都小平市の精神科医宅で、医師の妻と義母を殺害。強盗殺人罪などに問われ、一審東京地裁八王子支部、二審東京高裁とも無期懲役を言い渡した。最高裁は96年11月、男の上告を棄却し、判決が確定した。 河北新報社 2008年02月15日金曜日
察しの良い方はすぐに気付いたことでしょう。例の事件とは、かの有名な「ロボトミー殺人事件」です。この受刑者の男性は、加害者であると同時に精神医療の被害者でもあります。詳細は「ロボトミー殺人事件」で検索して下さい。恐ろしい背景がわかるでしょう。
結局「画期的」と散々もてはやされた、ロボトミーに代表される精神外科手術は何をもたらしたのでしょうか?その画期的な治療は、殺人者を生み出し、「生きていても仕方がない」と考える人を作り出したのです。何だか現在にも同じ構図が見られませんか?精神医療において「画期的」と言われたものを調べてみるとよいでしょう。
さて、この精神外科手術は過去のものでしょうか?
最近こんな記事もありました。
脳科学:精神外科の歴史に学び、研究倫理を=ぬで島次郎 脳研究への関心が高まっている。子どもの教育から高齢者の認知能力アップまで、様々な応用に期待が寄せられていることが背景にある。ビデオやゲームによる刺激が脳にどのような変化をもたらすか計測する様子を、目にする機会が増えた。 そうしたなか、昨年八月、脳損傷患者の脳に電極を埋め込み電気刺激を与えたら、意識状態が改善したとの報告が出て話題になった。ゲームをさせるくらいならまだしも、電気刺激は侵襲の度合いが深く、そこまでしていいのかと不安になる。 この脳深部刺激(DBS)という医療技術は、疼痛(とうつう)やパーキンソン病の治療にすでに使われており、精神疾患にも応用されているものだ。実用化が始まった一九六〇年代末から七〇年代には、行動や精神の制御につながると問題にされたが、その後は臨床現場での普及が進み、論議の対象にならなくなった。ヒトゲノム研究がもたらす倫理問題に関心が集中し、その陰に隠れてしまった感がある。 私は、ゲノムやクローン研究には倫理がうるさく言われるのに、脳研究にはさほど言われないのを不思議に思ってきた。人の尊厳にかかわるといったら、DNA配列の解析より脳への介入のほうがよほど脅威ではないか。たとえば、教育の効率を高めるために子どもの脳にどういう働きかけをすればいいかを研究する計画がある。こうした実験がどこまで、どのような条件で許されるか、脳科学の研究倫理の確立が急務になっている。 そこで私が重要だと思うのは、精神外科の歴史と現在の問題である。悪名高いロボトミーを代名詞とする精神外科は、脳科学倫理ではほとんど取り上げられることがない。今の脳科学には関係ない昔の話、という感じだ。だが調べていくと、精神外科の勃興(ぼっこう)と衰退が、そのときどきの脳研究と結びついて、現在の先端治療にもつながっていることが分かる。脳深部刺激の基盤技術(定位脳手術による電極埋め込み)は、ロボトミー手術の改良の試みから生まれてきたものなのである。 十九世紀末以来今日まで、脳科学が力を注いできた焦点の一つに、大脳の前頭前野(額の奥のあたり)の研究がある。精神外科は、一九三〇年代から五〇年代にかけて、その研究結果に基づいて手術個所が決められて行われ、手術の結果が脳研究にデータを提供し知見が蓄積されるという歴史があった。前頭前野とそのさらに奥の大脳基底部とのつながりを切断すれば、精神病などを治療できると考えられたのである。そうして臨床例が積み重ねられた結果、手探りで大きく脳を切るロボトミーは廃れ、代わりに、切る位置と量を局限する定位脳手術が開発された。その手法が機能的神経外科という分野で別個に展開し、今に至っている。 脳の基礎研究と脳手術の臨床とは、表裏一体で進んできた。そして今でもなお、前頭前野と大脳基底部のつながり方は分からないことが多く、仮説に留(とど)まっている。その仮説に基づいて、精神外科手術は欧米の少数の拠点を中心に行われ続けており、精神疾患の治療法として見直す動きが出てきている。脳研究が進めば、どこを切ればいいか確実に分かるようになるとの期待もある。 このように精神外科の歴史は脳科学の現在につながっていて、将来にも影響を与えるだろう。だからきちんと知っておく必要がある。長年一流の研究者が相手にしながら、脳は今も未知の部分が多く、人間の本質を知ろうとするうえで不可思議な対象だ。それに見合った畏(おそ)れと謙虚さを、研究者と、研究の成果を享受する一般人がいかに深く抱き続けられるかが、今後の脳研究の質を左右するだろう。精神外科の過去と現在は、そのための格好の教材になると思う。(ぬでしま・じろう=生命倫理政策研究会共同代表) 毎日新聞 2008年2月7日 東京夕刊
実は、上記記事にもある通り、この精神外科手術は形を変えて復活してきています。電気けいれん療法が、麻酔下で行う「修正型電気けいれん療法」として復活しているのと同じです。これらは、医学的な装いによって以前の残虐性が隠され、より受け入れられやすいような形になっていますが、実は、どのように作用するのかなどのメカニズムはほとんど解明すらされていないのです。
日本でも本格的に動き始めたようです。2008年1月25・26日、第47回日本定位・機能神経外科学会が浜松で開かれました。http://www.congre.co.jp/stereo2008/
この中で、外科的手術を精神疾患に応用しようとする取り組みが発表されています。
特別企画 精神科領域疾患に対する脳深部刺激療法 15:05 ~ 18:45 座長(名古屋大学脳神経外科)吉田 純 (和歌山大学脳神経外科)板倉 徹 特別講演1 L1 難治の精神障害に対するDBS 治療の、浜松医大におけるマニュアル作成の試み 金沢大学大学院脳情報病態学 神経精神医学 三邉義雄 特別講演2 L2 Experiences of cingulotomy and deep brain stimulation for intractable obsessive compulsive disorders Yonsei University College of Medicine Jin Woo Chang 特別講演3 L3 Deep Brain Stimulation: The New Neurosurgery for Depression Toronto Western Hospital, University of Toronto Andres M. Lozano 指定発言1:精神科から 浜松医科大学精神医学講座 森 則夫 指定発言2:脳神経外科から 日本大学医学部 脳神経外科 片山容一
やはり浜松医科大がからんでいました。どうやら、浜松医科大学の精神医学教授の思い通りに事が運んでいるようです。というのも、この浜松医科大の森則夫教授は、浜松医科大学公開講座「よりよく生きる」でこのような発言をしていたからです。
…今、われわれ精神科医が脳外科の先生方と勉強会を開き、「脳の深部を刺激する慢性電極を脳に留置してはどうか」を研究しています。これは、2,3年前からアメリカで開始された治療法で、わが国にも導入する必要があるのではないかと検討しています。 しかし、日本では、心臓や脳にさわることに対して抵抗感があるので、相当の時間がかかるかと思います。ただ、私の予測では、50年後には、脳にマイクロチップを入れて刺激して健康を保つ治療法は、たくさんの人が普通に行っていると思います。この勉強会は、その出発点と考えています。 (2005年11月20日静岡新聞朝刊より)
一部の精神科医にとって究極の目的とは、患者に対する完全なコントロールです。人間をラジコンのように動かしたいのでしょうか。脳に電極を埋め込み、電気刺激で望ましい行動をとらせるというのは、半世紀以上実験が繰り返されてきた究極の「治療」なのでしょう。
私がこの動きを警戒する理由があります。この教授が、国が多額の補助金を出して支援している「子どものこころの発達研究センター」の中心人物だからです。このセンターの設立趣旨について、この教授が説明しているページがあります。http://www2.hama-med.ac.jp/w1b/psy/Kodomo/
近年,子どものこころの危機が叫ばれ,その対応が社会的急務になっております。このような社会状況を受け,大阪大学医学部と浜松医科大学の連携融合事業として「子どものこころの発達研究センター」が2006年4月に新設されました。本センターでは,第1に,子どものこころの危機を分子生物学レベルで解明し,新たな治療薬への発見へと繋げる研究を展開してまいります。第2に,本センターは脳画像と遺伝子研究の連携という新たな学問領域を創生し,未踏の領域に挑戦いたします(金沢大学との協力を予定しています)。第3に,子どものこころの危機が顕現化する前に,その兆候を察知して,早期に心理的介入を行うための手法を開拓してまいります。
ちなみに、このセンターは、国内初のADHD治療薬「コンサータ」を発売したヤンセンファーマと連携しています。http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/027/siryo/07030513/034.htm
上記センターの目的第1を見ればその理由は納得できるでしょう。
このセンターは、国の発達障害政策の鍵となる施設です。ここの研究が子どもの将来を左右すると言っても過言ではありません。しかし、このセンターはどこに向かっていくのでしょうか?子どものこころを薬でコントロールし、最終的にはマイクロチップと電気ショックで思い通りに操っていくのでしょうか?
皆さんは、このような精神科医に子どもの脳を、ひいては子どもの未来を預けられますか?