木村やよい先生が紹介くださっている記事。
「もう一つは子どもへの視点だ。池本美香日本総合研究所上席主任研究員は「出生数ではなくどんな家庭環境の子どもでも幸せにするという目標が要る」と語る。」(記事より)
単に子供の数が増えればいいというのではない。子供たちが「この国に生まれて良かった」と思えるようにしなければいけません。これは兼ねてから私が主張してきたことです。
子供食堂や子供宅食等の子育て支援で子供を貧困から救出することも大事ですが、車輪の両輪で、貧困家庭やネグレクトを無くす、もう一歩先を見た政策が必要です。
若者世代の長時間労働や不安定な労働を改める(これは晩婚化の原因にもなっています)必要があります。記事にもあるように、中小企業を含めて働き方改革のレベルをもう一段上げる法整備などの政府の強い後押しが不可欠となります。
また、将来、親になる子供たちへの教育改革も必要です。
いずれにせよ、働く親の視点ではなく、子供を中心に置いた政策へのシフトが求められます。
これからも粘り強く少子化対策を進めていきます。