「経済という名の“暴れ馬”の暴走を止めること」
これが日本共産党のひとつの目標だ。
僕たち人間が生きていくために本当に必要なものというのは、実はそれほど多くはない。
家・食べ物・服…
こんなもんじゃないだろうか?
そして家なんて一つあれば十分だし、食べ物も一人が食べられる量なんて限りがあるし、服なんて毎日新しい服を着る必要なんてないんだから、数着あれば十分だろう。
このように、僕たちが本当に必要なものというのには、“限度”がある。
しかし、これがひとたび“お金”というものに還元されたとき、そこに際限がなくなってしまう。そして、それを“無限”に追い求めることになってしまうのだ。“お金”になったとたん、それを“無限”に持つことが可能になるから。
そして経済は“暴走”していく。人間の手を離れ、一人歩きを始めるのだ。
今の世界がまさにそう。
人間が経済をコントロールするのではなく、経済が人間をコントロールしてしまっている。
だから「戦争」なんて馬鹿げたことを口にすることができる。
だから「原発再稼働」なんてありえないことを平気で言えるんだ。
この経済という名の“暴れ馬”を手なずけ、しっかりと人間のコントロール下に置こうというのが日本共産党のしようとしていることだ。
それは決してひとりひとりの自由を奪うものではない。むしろひとりひとりの自由を尊重してるがゆえに、経済の暴走を止めようとしているのだ。
そして本当にひとりひとりの人間にとって必要なものが必要なだけちゃんと行き渡るように制度を整え、ひとりひとりの暮らし・生活が豊かになる社会を目指している。
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