天意と破局に陥る | 評議会のブログ

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戦前生まれの在日韓国朝鮮人はニッポンの植民地支配を現地ニッポンで苦痛を痛感し、祖国の分断悲劇の苦痛をニッポンで味わって来た。戦後生まれた在日も戦前生まれに比べ、年を追うごとに苦痛の度合いがだんだん薄れつつも、薄れつつある中でニッポン社会の潮流に合わせ持って肩身の狭さを感じ、それなりの苦痛を味わってる。

そのためか平昌冬季オリンピックの南北合同の意味合いは特別や。祖国に平和と統一の火種が復興するように望む気持ちが熱い視線をもって見守ってた。政治的なパフォーマンスを含め、韓国と平昌冬季オリンピックに対するニッポン社会の冷たい視線は、韓国朝鮮の平和の幸福よりも不幸の蜜を期待しつつ、戦争のシナリオで事物を図ってるかのようや。

だいたい平昌冬季オリンピックを巡るニッポン政府とそのメディアなどでニッポン社会の対応は偏向的になってる。北朝鮮の核・ミサイル開発によってニッポンの危機感や対北圧力政策だけ説明してるだけで、分断の悲劇で苦痛を味わってる当事者のことよりも自分中心な事が少なくない。

訪韓前から安倍、文在寅大統領に韓米連合軍事演習の速やかな実施を要求するだろうと公言し、もしもの事と言うて、万が一の場合としながら、平昌を狙った北朝鮮のミサイル攻撃を堂々と取り上げよんねん。オリンピック開幕直前までも危機論を煽りくさった。韓国の一部の保守団体のデモをなんべんも取り上げ、ネットでは、韓国は北朝鮮の操り人形国やとか、平昌は韓国国民にもそっぽを向かれてすぐに滅ぶとか、韓国を嘲弄し、嫌韓情緒そのものや。

この平昌オリンピックをもって韓日関係を後退させるんが一部のもんに限らず、テレビ放送や出版などメディア全体に拡散してるという事実や。こないな状況でニッポン社会が平昌オリンピックを契機に韓半島が置かれた状況を真剣に見る事はできひんねん。

ハナっからニッポンの右傾どもは、米国に敗戦後、米国に屈服する一方、挫折したナショナリズムのストレスを韓国、中国を中心に向け、米国に負け媚びてる分、韓国、中国に負けたわけやないと言うて、敗戦否定に結びつけてるわけや。敗戦に論点観点を置き、良し悪しが歪んでんねん。天意との破局を呼ぶかも知れへんもんが近づいてるんは間違いない!

せやからニッポンは戦後70年過ぎても過去の侵略と植民地支配に対する責任と言うもんがわかってへんから負えるはずがない。むしろ歴史・領土歪曲主張を強化し、何にでも難癖をつけ、排外的に少数の在日を攻撃しようとする。問題は、相当数のニッポン人がこれに無関心やねん。

オリンピック直前の韓国社会の混乱の様子を連日伝えながら、韓国社会の閉塞感を原因に挙げくさった。韓国叩きが敗戦以降のニッポンのねじれ根性で更に閉塞的になってきた。

そないなもんがニッポン統一教らの類いに蔓延してるんやから、見放されて当然やろ。皆、真父任の思いを踏みにじって摂理もみ旨もあったもんやないになってんねん。

ほな、今後どうなる? 今の北朝鮮以上に惨めになる。

 

 

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