象印の水筒の出が悪い場合・・・

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石持ちのマルワブルーは、医者から毎日大量に水分を摂るように言われており・・・
水筒を持って会社に行っております。
2リットル飲めと言われていますが、それはどうしても無理なので、1リットルの水筒をノルマにしています。

水ではつまらないので、麦茶にしてもらっております。夏は冷たく、冬は暖かくできるように保温性の高いものが必要ということで、象印の魔法瓶タイプの水筒を愛用しております。
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何回か買い換えておりますが、ほとんどモデルチェンジしないロングセラー品であります。

カミさんは頻繁に洗浄してくれるので、割と長く使えるのですが、難点がひとつある品物でした。
1年くらい使っていると、出が悪くなるのです。

このボトル、キャップの構造が少々凝っておりまして、赤いボタンを押すと口が開き、空気抜き穴も同時に開くというしくみになっています。
どうやら、長く使っていると、この空気抜き穴が詰まるようなんですね。
空気抜き部分は、穴というより弁のようになっていまして、結構隙間の少ないシャフトが通っていまして、この隙間が汚れで詰まるのかと思い、爪楊枝やブラシなどで清掃を試みるんですが、ほとんど改善しないんです。
仕方なく買い換えたりしていたのですが(このキャップだけ売っているのでそれだけ換えたりしましたが、フタだけでも高価なんです)、この際、交換覚悟で分解してみようと思い、やってみたのでした。

ネジなどはなく、なんとなく上のフタが開きそうなので、注ぎ状態にすると反対側に出てくるレバーを上に持ち上げてみたところ、外すことができました。それほど強い力はいりません。少し斜めに上げると良いかもしれません。

で、中を見てビックリ!!!
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ちょっと目を覆いたくなるような状況でありました。写真では生の迫力は伝わらないかと・・・。
飲用のボトルのキャップの中がこの状態では、とてもではないですが、二度とこのまま使う気にはなれませんね。

ということで、古い歯ブラシを使って清掃しました。
それほど頑固な汚れではなく、擦れば取れる程度のものでしたが、いやはや出てきたヘドロの量は半端ではありませんでした。
どうやら、このヘドロによって空気抜き穴が塞がっていたようです。これじゃあ外部からいくらつついてもダメですね。

で、綺麗になりました。
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空気抜き穴の部分は分解できないので、ブラシをしつこく突っ込み、弁を上下させて清掃しました。汚れは完全に取れたようです。

組み立て方法を記しておきます。
分解すると外れてしまうバネが悩むと思います。写真で分かりますかね。
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「注ぎ」状態で組み立てるというのがポイントですね。
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これで安心して使えます。
爪で引っ掛けているタイプなので、あまり頻繁に分解すると馬鹿になってしまうでしょう。
とりあえず2週間程度ではほとんど汚れていませんでした。

空気抜きしか通らない部分ですから、衛生上、問題はないのでしょうが、気分の良いものではありませんね。象印さんへの要望としましては、やはり手軽に分解清掃できるような構造にして頂きたいかなと思います。

いつものことですが、このブログでの紹介は、あくまでも自身のメモです。
真似をなさっての問題が発生しましても、自己責任でお願いいたします。