義母の納骨と複雑な想い…

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もう、昨日の事になってしまいました。
義母の納骨でお寺に行って来ました…
その事で、ずっとモヤモヤとした感情になり、とても疲れてしまいました…


義父は長男では無いので、先祖代々のお墓に入れないので、通常であれば、義父母と私達夫婦はいずれお墓を建てなければなりませんでした…


娘はまだお墓に入っていないのですが、お墓を建てるのは私や旦那が死んだ時や義理の父母が亡くなった時、一緒に入る予定の誰かが亡くなった時にと考えていました…

でもその想いに至る迄は、
「一刻も早く娘をお墓に入れてやりたい」
と思っていたのです…

考えが変わったのは色んな事があったから…

またここから先は長い自分語りになります…
興味の無い方ここからはお読みにならない事をお勧めします…m(_ _)m






娘を産んだのは転勤先の北海道…
そして、産まれた娘は「1年もたない」と言われ…
その事はダンナの会社にも報告していたのに…(いつ何時休みを貰う事になるかもしれないから)

娘が産まれて半年後、業績悪化の為北海道の支店を閉鎖する事になり、旦那はリストラ勧告を受けました…

でも、娘の事もあり、会社はさすがにそれは酷いと思い直したのか、異動という形で会社に残れる事になりました…

幸い当時娘の体調は安定しており、「飛行機に乗れるでしょう」との主治医のお墨付きもあり、関東に戻って来れました。

でも戻って3ヶ月後、出向という形で勤務していた旦那は、再度リストラ勧告を受けました…

でも、もうその時は、娘のそばに長く居られる時間が多い方が良いと、あっさり受け入れられました…

そして退職してから1ヶ月後、娘は天国に行ってしまいました…


旦那の仕事は中々決まらず、微々たる退職金は娘の葬儀と当面の生活費に消えました…

旦那の仕事が決まらないので、何処に住むかも決められず、お墓を決める事も出来ないでいました…

四十九日法要の後、直ぐに私もパートに出ました。
旦那もその後やっと仕事が決まりました…

娘を想い、休憩時間にトイレで泣いた事も沢山ありました…

でも、
「娘のお墓を建ててやりたい。娘一緒のお墓に入りたい」
その想いだけで頑張っていました…

それなのに、そんな想いとは裏腹に、旦那の仕事は安定しませんでした…
何度も転職を繰り返すようになりました…
職場自体も業績悪化になったりとかもありましたが、自分から辞めたりもあり…

私がいくら頑張っても、お墓を買うどころか、どんどん生活が苦しくなって行きました…

でも、そんな中、私は今の職場でパートから社員にして頂ける事になり、ようやく安定した生活が送れるようになり…

でも、それでも旦那はどんどん転職を繰り返すようになりました…

で、やっぱり生活するので手一杯…

すっかり疲れ果ててしまい、無理にお墓を建てる事を考えるのは辞めようと思うようになりました…

それに、暗い墓石の下にひとりぼっちで置くのも可哀想な気がして来て…

そう思い直したら随分と気持ちも楽になり…

そんな想いの中、今年、義母が急逝しました…

いよいよお墓を考えなくてはならなくなりました…

今、娘のお骨を預かって頂いてるお寺さんに相談してみようと旦那とも話していました…

とても良いお寺さんで、ご住職も奥様も、檀家でも無い我が家の娘の事を、未だに本名で覚えていて下さっています…

そんなお寺さんなので、相談に乗って下さると思うのですが、旦那の義妹が早々と義母の墓地を決めてしまいました…
後継者の要らない「樹木葬」というタイプで、安価だし良いのですが、3体しかお骨が入らないものなのです…

確かに、私達にはこの世には子供が居ないので、墓守の問題が発生します…
樹木葬…とても良い選択肢だと思いました。

そこまでは良かったのですが、その後の義妹の言葉でとてもモヤモヤとした思いをする事になってしまいました…


義妹は


「娘ちゃんとお義母さん一緒に入れるね」


とあっさりと決めつけたのです…


お義母さんと一緒に入って貰えれば安心だけど、樹木葬ではその後1人しかそこには入れない…
それは誰になっても、私達家族3人一緒に入れない事になる…

私が入ったとしても、お義母さんとお義父さんは一緒に入れない事になる…

娘と過ごした日々はあまりにも短かったので、せめてお墓には一緒に入りたい…
そう思って生きてきました…


義妹だって子供いるのに…

やっぱり早く子供を亡くした親の気持ちは分かってもらえないんだろうか…

わからないとしても、ほんのちょっとでも想像してもらいたかった…




結局、娘は今のお寺にそのまま預かって頂いています…

住んでいる所に近く、いつでもお参りに行けるような所、じっくり探したいです…