検査結果は 検査師が検査時の様子を
4枚中に
イギリスの児童精神科医ローナ・ウィングが
自閉症(自閉傾向)の中核症状として定義した
『ウィングの3つ組』
に分けて記入しています
『コミュニケーション』
『人とのやり取り(社会性)』
『想像力/創造性』
に分けて書かれてます。
ドクターから口頭で説明をされて、
自閉尺度 自閉度の得点を言われるだけです。
しかし
私は
「服巻先生に結果を見せるから
もっと詳しく数値を知りたい」
と、お願いをして
ドクターも
「服巻先生にお見せするなら
特別に得点表をお渡しします。」
と 言って頂き 特別に頂きました。
A『コミュニケーション』
1、エコラリア(おうむ返し)でない言語の全体的なレベル ⇒得点
2、自閉症と関連する話し言葉の異常 ⇒得点
3、即時性エコラリア ⇒得点
4、単語や句の常同的/独特な使用 ⇒得点
5、情報提供 ⇒得点
6、情報の要求 ⇒得点
7、できごとの報告 ⇒得点
8、会話 ⇒得点
9、叙述的、慣習的、道具的、情報提供な身振り ⇒得点
コミュニケーション合計 ⇒合計得点
(赤字合計)
Autism(自閉症) Cut off=3
Autism spectrum(自閉症スペクトラム) Cut off=2
B『人とのやり取り、社会的やり取り(社会性)』
1、普通と異なるアイコンタクト ⇒得点
2、他者に向けられた表情 ⇒得点
3、言語生産とそれに関連する非言語的意思伝達 ⇒得点
4、やり取りにおける喜びの共有 ⇒得点
5、他人の感情についての共感/コメント ⇒得点
6、洞察 ⇒得点
7、社会的やり取りの質 ⇒得点
8、社会的反応の質 ⇒得点
9、相互的な社会的意思伝達の量 ⇒得点
10、全体的な信頼関係の質 ⇒得点
人とのやり取り合計 ⇒合計得点
(赤字合計)
Autism(自閉症) Cut off=6
Autism spectrum(自閉症スペクトラム) Cut off=4
検査では、沢山の項目に点数を付けてましたが
自閉か、どうかの診断基準は、
上記の赤色の部分のみ合計してました。
(赤色部分の)
コミュニケーション+人とのやり取り合計
Autism (自閉症) Cut off=10
Autism spectrum(自閉症スペクトラム) Cut off=7
ドクターから、自閉度合いを言われたのはこの赤色部分の合計の数字です
7以上が自閉スペクトラムで
10以上が自閉症
最高得点は22点
C『遊び』
1、想像力/創造性
D『常同運動(無意味な繰り返し動作)と限局された興味』
1、遊び道具/人への普通とは異なる感覚的興味
2、手指や他の複雑な常同運動
3、自傷行為
4、普通と異なる反復的な興味や常同行動
E『他の異常行動』
1、多動
2、かんしゃく、攻撃性、ネガティブ
3、不安
ADOSは上記の分類をし、
観察して、総合的に判断し 得点化したものです
※長男ミッキーは「13」で自閉症
次男ドナは「7」で自閉スペクトラム
と いう診断でした。