「デス・ノート」ってなるはずでしたが諸般の事情により変わりました。
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ノートに名前を書いたら
その人は、死にはる…。
えっ?パクリ??
それが違うんだよ!そして結構面白い!!
ブロロローとスピードを上げ走る車!
オレは鷹だ~、グランプリの~~
( ゚д゚)ハッ!人が居る。
ドーン。
シーザーくんは人をはねたので警察に捕まりました。
捕まえたのはレイチェルという新米警官。
つか、今日警察官になりました。ホヤホヤ。
ここの警察、レイチェルの他には、なんか怪しげな所長と、署内恋愛(不倫)してるカポー。
ろくな人員、いねぇぇぇぇ!
犯人をしょっぴいてきて牢屋に入れますが、
被害者がおらぬ…行方不明。
でも車に血液はついてる…。
被害者を探せ-!
シーザーが牢屋に行くと、ガッコの先生が入ってはった。
DVでタイーホされたそうです。
カポーたちが、被害者と思しき男性を連れてきます。
なかなか渋くてかっこいいオサーンではないですか。
オサーンはアレキサンダーという名前です。
好みです(誰も聞いてへん)。
彼は怪我をしてるので、医者が呼ばれました。
ヒュームという医師が調べますが、軽い怪我だけで至って健康。
所持品らしいものもなく、一冊のボロボロになったノートくらいでした。
そのノートにはびっしり何かが書き込まれてますよ。
その男が、何事か囁くとヒュームさんは突如おかしくなり、ハサミを持って大暴れじゃよ~。
牢屋に連れて行かれました。
「放せ~~、放すんじゃよ~、これはその…アレってやつよ…」
こんな状況なのに所長は、
「僕急用を思い出したから家に帰ります」
カポー警官は、ヒュームさんの家に連絡がつかないので様子を見に行くことに。
署内に残されたのはレイチェルのみ。
こんな来て数時間しか経たないペーペーにお任せしないとアカン人手不足って、何?
レイチェルは仕方なく、アレキサンダーのノートを調べますが、
そこに書かれていた人名は、みなさんご成仏なさってる人ばかりでした。
アレキサンダーが、なにか言うと、みんな過去のビジョンを見ます。
レイチェル以外はみんな何らかの犯罪に加担してる。
カポー警察がヒュームの家に行くと、
そこには惨殺され、頭部をパッカーンと開かれたご遺体やら正視に耐えないご遺体やらが放置されておりました。
牢屋では、DV教師が、自分の頭を鉄格子に打ち付けて流血からの~死亡。
署長は署長で、家に帰って自分が殺してしまった彼氏(署長は男スキーなのです)を風呂場に隠し、ショットガンを持ちだして、全部なかったことにしたる!と思ってやがります。
カポー警察は、ヒュームの罪に怒りを覚え、
彼を殺してしまいました。
このことは秘密な!
机の脚におめんたま貫かれて死亡です…なむなむ。
レイチェルが「アカン、秘密はアカンでぇ!」といいますが「これからもここで働きたいなら…判るやろ?」
うわぁ、こいつら最低人や。
カポーは実は過去にも取り調べで人を殺してしまってるのですが、二人して隠蔽してました。
その頃牢屋ではシーザーくんがアレキサンダーから、
「チャンスは一度、二度とはこない~♪」
と言われますが、つかみそこねて逃しはる。
実はシーザーくん、アレキサンダーをはねる前に、女の子をひき逃げし、まだ息があるその子を草むらに放置してはったのです。
シーザーくんが意を決した時には、その子はもう息を引き取り、断罪されることが確定。
そんなてんやわんやしてる警察に、
署長がショットガンを抱えてやってきます。
&大暴れ。
カポーは、撃たれたり逃げそこねて首をざっくり行ったりで自滅。
結局シーザーも署長も死んでしまうのですが、
レイチェルだけは生き残ります。
まだほんの少女だった頃、レイチェルは見知らぬ男に監禁され辱めを受けていました。
レイチェルが逃げようとしている時チャイムが鳴り、
男は玄関に向かいます。
その隙に彼女は逃げおおせたのですが、
ピンポーンを押したのは、ほかならぬアレキサンダーその人だったのです。
いわゆる、
丘の上の王子様!
運命の紫のバラの人!
銀縁メガネの先輩!
ワイにとっての剣士様!(どさくさに紛れて…)
アレキサンダーは、
「一緒に来ないか」とレイチェルをスカウト。
レイチェルは、アレキサンダーとともに世直しの旅に出ることを決心するのでした。
おしまい
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なかなか面白かったです。
罪がある程度の容量になったらアレキサンダーがお仕置きよっ!ってするらしいのですが、
どう見ても何人も殺してる署長やヒュームと、ちょっと嫁にDV働いてるだけの先生やひき逃げ犯のシーザーくんが同じ扱いとは解せない。
ヒュームは、カポーに痛い目に遭わされてKILLられるものの、署長の場合どう見ても、テンパった上の自爆やん?
そこそこエグいシーンもあるので、
ちょっとだけ気をつけてね。
天界から使わされた仕置人(元天使)なのに、
「ぼっちは辛いよぅ、
レイチェルちゃん、一緒に来て」
なんて言うのは、
ジャパニーズに来た時に
ペコ&りゅうなんちゃら(もうなんちゃら扱い…)のコンビ芸を見たからちゃうか。
違います!
( ー`дー´)キリッ
デス・ノートのパチもんやと思ってたら、
存外にしっかりした作りで、
アレキサンダーが直接「すごい力でお仕置きします」じゃなく、
心を操って、過去の罪を思い起こさせ自滅に追い込んでいくのも面白いです。
警官カポーのヒュームに対する暴行はどう見てもやり過ぎやけど、
机の脚に顔面ガコンガコンぶつけて、次のシーンで机の脚、顔にめり込んでるぅぅ!ってなるのが素敵。
ついでに脳みそパッカーンも素敵。
皆さんキャラが立ってて、
カポーは二人一組的な扱いですが、死ぬ時にドジッ子しちゃった女性が憎めない…。
マッドな医者やドS署長の影に、
ひき逃げ程度のシーザーじゃ霞んでしまうから、
イッチョカミのいらん事言いという個性をつけたのかな。
一件落着して
警察がボーボー燃え上がっとるのに
「愛…あなたと二人…」
ってな調子で二人の世界を作ってるアレキサンダーとレイチェル…。
しかし、アレキサンダーは不老不死やけど、
レイチェルは普通の女やん?
今後どうする気なんやろ?
アレキサンダーとレイチェル、
愛の劇場!
運命は寿命を超えるか?
ノーレイティングですが(多分…Rだったらごめん)
かなりハードな絵面がございます。
お気をつけあそばせ…。
オサーンスキーは、観ようZE!
ポチッとお願い致します…どうか…どうかひとつ…
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