思考はエネルギー不足から生じる | マドモアゼル・愛 オフィシャルブログ「水瓶座時代」Powered by Ameba

思考はエネルギー不足から生じる

思考はエネルギー不足から生じる

 

人間は考える葦である、と言われるように、思考することがその特徴であるかのように語られます。

 

しかし動物でも学習はするし思考することもあります。しかし、動物が思考する時は、不安や恐れや危険を感じ取った際に、過去の記憶に頼るようにして思考するのではないでしょうか。

 

ご主人に難題を吹っ掛けられたペットは、よく困ったような顔をしますが、自然なエネルギーが流れないためのエネルギー不足状態にあるわけです。

 

これは人間でも実は同じです。あまり思考しない子供時代は大体は皆エネルギーにあふれているものです。しかし中には、「なんで人は生きていくの」「幸福ってなに」などと、難しく考える小学生や中学生がたまにいます。

 

それは、その子が生きることにすでに挫折しているからそう考えるわけであって、すでに不幸なので幸福は何かと考えてしまうのです。幸福な状態にある子が幸福って何、、、とは決して考えません。

 

そして不幸とはエネルギー不足以外にはありませんので、思考とエネルギー不足とは深い関係にあるのです。

 

成人してからも私たちはエネルギー不足に陥ると、しきりに思考を始めます。色々考えて夜眠れなくなるのは、エネルギー不足からくる思考活動のためでしょう。

 

エネルギーが満ちている時は、思考は介入しにくいのです。楽しい時、うれしい時、活気に満ちている時、、、、何を考える必要があるでしょう。

 

反対に言うと、思考が止まらない、、、悩みが止まらない、、つまらないことを堂々巡りで考えてしまう、、、、そんな状態の解決方法はエネルギー不足を解消する以外にありません。

 

人生に悩む小学生は、エネルギー不足であることは確実です。エネルギーは一体感からもっとも得られますので、親や周辺との一体感が持てず、孤立した気持ちでその子は生きていたのです。

 

思考に傾きがちは人は、どこかに必ず孤立感や自他の思いが強すぎる面があります。それは怒りや憎しみ、隠れた復讐心となっていきますので、どこかで何かで自他の一体感を得ることなくしては解消されません。

 

一杯飲み屋で愚痴を言い合うサラリーマンは、消極的な一体感とは言え、家よりもエネルギーをそこで得られていられるのかもしれませんね。家庭で妻や家族との一体感を得られるのなら、何も飲み屋で愚痴を言い合う必要はありません。

 

一体感の他にどうすればエネルギー不足を解消することができるか、、、、神様はけっこう簡単で実際的な方法というか、素のありようで人間を守ってくれています。

 

私のエネルギーの取り込み方法は、無からしかエネルギーは来ないというもので、ブログをお読みになってくださっている方は、何度もその話しを聞いていらっしゃると思います。

 

人間の直立姿勢は簡単にエネルギーを取り込める素晴らしい構造をしています。

 

具体的に言いますと、頭がもっとも比重的に重たいのが人間です。なので、頭の重量を頸椎や人体組織によって重力拮抗状態にしなくては首が疲れてしまいます。

 

しかし皮肉なように、私たちは思い詰めると、頭()を下げるのです。重力拮抗ができない形にしてしまいます。首をうなだれる、、、、と言いますが、思いつめた時の姿勢がそれです。

 

そんなときは、まず、頭をうなだれて、次にゆっくりと持ち上げていきます。段々と頭が上がり、首が伸びていくあたりに、頭の重力がなくなり、頸椎などの下部組織と頭の重力が拮抗するところがあるはずです。

 

そこに頭を乗せておけば、頭は重力から自由でいられます。要するに頭の重力は拮抗したのです。拮抗すれば無となりますので、そこにエネルギーが入ります。

 

極めて簡単なので、どうぞお試しください。頭部の重力が拮抗すれば、段々とエネルギーが満ちてきますので、思考は止まります。この気持ち良い姿勢で思考することは不可能です。不可能というより、不自然です。

 

重力拮抗は何も頭だけではありません。人体のどこでも拮抗させればそこにエネギ―が入ります。頭部はとくに大切で、人体は頭部を上にする直立姿勢になることで、実は頭部に豊富にエネルギーを送りこむことができる姿勢なのです。

 

簡単に動画を取りましたので、どうぞお試しください。思考の停止がエネルギーの補充であり、何も考えない、、、ということの大切さが、エネルギーから見るとよくわかります。(撮影準備が整わなかったので、動画は次回にいたします)

 

そして、人間は頭部が上にあることで、重力拮抗しやすく、頭部に容易にエネルギーを取り込みやすい人体となっているわけです。もし動物が思考し出すと、おそらく人間以上にエネルギー不足に陥り、すぐに危機となると思います。多くの動物は頭部の重力拮抗が人間ほど完璧でないためです。

 

人間は何か困ったり、自信をなくしたり、悲しくなったり、とにかくエネルギー不足に陥ったら、「見上げてご覧、、、、夜の星を、、、」の姿勢を取ることで、不要な思考は必ず停止します。停止しない場合は思考に頼る信念が強すぎるためです。夜の星を見上げる頭部重力拮抗の姿勢をとっても、まだあれこれ思考ばかりしているのは、崩壊過程に入っているからです。

 

そうした状態が長く続けば、強制的なストップによりゼロに戻される力が働く状況でもあります。

 

大きな挫折やショックは、ゼロに戻すために行われる強制的なエネルギーワークとして捉えるべきでしょう。

 

頭の重力を拮抗させる姿勢について、具体的に下記いたします。

 

まず、力を入れずに姿勢よく立ちます

次に頭を前にうなだれます

うなだれた頭をゆっくりと上げていきます

目線よりも上まで上がり、首がきれいに伸びるあたりで、頭の重力を感じない部位があると思いますのでそこでストップさせます

しばらくその姿勢でいるか、その姿勢で歩いて散歩などしてみてください

 

頭部拮抗により豊富なエネルギーを得られますので、思考は基本的に停止します。