民事裁判による二次被害について
現在、飯塚氏が契約していた損保会社と民事裁判をしています。
正直、ここまで心を傷つけられるとは思わなかったです。
私だけでなく、これまで多くの犯罪被害者や遺族がこの経験しています。
この問題は、犯罪被害者の二次被害として、昔から問題視されてきています。
ビジネスである以上、損保会社は出来る限り交渉しようとするのは当然理解します。
しかし最低限、人としての尊厳を傷つけないようにする配慮は出来るのではないかと思います。
現在係争中のA損保の民事裁判の書面はとても攻撃的かつ挑発的でした。
ただでさえ戻らない命が、全てお金に換算される虚しさ。そしてそれが故に多くを言えない被害者の心をえぐるような保険会社代理人のやり方。
これだけコンプライアンスが叫ばれる時代に、保険会社は企業として、被害者の心を傷つけるような言葉を使い続ける代理人と同じ意思なのでしょうか。
代理人と違う意思なのだとしたら、本当にこのままでいいと損保会社は思っているのでしょうか。
今回、保険会社代理人から私のブログを引用されました。自身の都合の良いように解釈をし、切り抜き的に引用し、書面を出されたのです。その書面の内容は、ブログに書いた私の心情の揚げ足を取るような内容でした。
他にも沢山あります。
こんな事をして何になるのでしょうか。こんな事を、A損保会社は見て見ぬふりをするのでしょうか。
そしてこれからも、他の犯罪被害者の二次被害も見て見ぬふりを続けるつもりなのでしょうか。
これまで精神的な辛さから、私の代理人に全てを任せ、自ら民事裁判へ出席する事を辞めようかと何度も考えました。
しかし、この現実を見届け、発信しようと思います。
A損保代理人は更なるブログの引用をする場合、ブログは最低限、全てに目を通してから主張をしていただきたい。
もうこれ以上、私も私の家族も傷つきたくないのです。
これからの犯罪被害者や遺族の方々に傷ついて欲しくないのでブログに記します。
以下は関東交通犯罪遺族の会代表 小沢樹里のブログです。
私が現在争っている損保会社と同じ会社から二次被害を受けました。6年前に終えた民事裁判での二次被害です。つまり、その時代からこの実情は変わっていないということになります。ぜひご覧いただければ幸いです。