アジア最高の音楽授賞式 | K-POP(勝手に)うんちくブログ

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韓国芸能、K-POP、新曲について勝手に語る。

 

 

【コメント】

こんにちは。 いつも楽しく拝見しております。 来週、名古屋ドームでMAMA2019が開催されますが、”アジアの祭典”と言っておきながら、ほぼ?いやみんな?KPOP歌手ですよね?KPOPは好きなんですが、ごたごたと問題を抱えている日本でなぜ開催するのでしょうか?日本でやるのにプレゼンターもなぜか韓国人俳優ですし、出演するKPOP歌手たちも話せるのに日本語を話しませんよね?開催地へのリスペクトがないというか・・・。高尺ドームでやればいいじゃんって思います。 日本にも利益があるとはいえ、とにかくMAMAを日本でやるのが謎!!なんです。なんで日本でやるのか教えてください。

 

 

まず、当初はそもそも、日本開催はセカンド、というか、MAMAのメイン会場は毎年、香港でした。が、ご存知のように、国内情勢があのような感じなので、今年は断念されています。

 

 

香港で開催された最初の理由は、かな~り前の記事でも、ご紹介したことがあるんですが(どこにいったかな?)、ま、簡単に言うと中華スポンサーのチャイナマネー力、と、「香港」という、中国のようで中国でない(だからこそ、今揉めてるわけですが)、その中途半端な立ち位置が良かったからです。そのため、「Mnet Asian Music Awards」と改名されてからは、香港がメイン会場に落ち着きました。

 

 

落ち着いた、という理由は、「MAMA」は生放送ですから(失敗は許されない)、開催回数を重ねるごとにより、香港スタッフも熟練度が増すというか、会場もずっと同じ場所なので、すっかりステージセッティングから、アーティスト誘導などなど、現地スタッフの方も理解してくれており、以前「MAMA」の総括プロデューサーが、香港開催の安心感をコメントしていました。

 

 

つまり、Mnet側にとって、「MAMA」の香港開催は、すっかり慣れ親しんだ場所だったわけなんです・・・が、そこを「国内情勢」という理由で失ってしまったことは痛かったと思います。

 

 

で、大大本命を失い、じゃ、メイン会場をどこにするか?となった時、実は「MAMA」は長く韓国で開催されたことがなく、昨年、初めて凱旋開催をしていますが、今年こんなに困った状況だったにもかかわらず、それでも会場に選ばれなかったところを見ると、昨年の開催が収益的に失敗だったことが伺えます(だってビザもいらないし、香港がダメなら、普通は韓国開催が1番最適なはず)

 

 

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<韓国で開催されない、K-POP授賞式>

国内では日本製品への不買運動まで起こっており、大韓航空などは日本路線を縮小するなど、日本旅行を拒否する雰囲気まで醸し出されている中、なぜMnetはわざわざK-POP歌手を引き連れて日本にまで行き、授賞式を行うのだろうか?この状況に厳しい非難が起こっている。「MAMA」はこの数年間、韓国の音楽ファンに「事実上、国内音楽授賞式なのに、なぜ海外でやるのか」と指摘され続けているにもかかわらず、海外開催を強行し続けている。 

 

 

<MAMA結局、日本開催に落ち着く>

今年の 「MAMA」が、日本のドーム公演、1会場だけで開催されることが最終決定した。この決定に国内ファンは批判の声を高めている。人気K-POPアイドルを引き連れ、Mnetはわざわざ日本に世界中のK-POPファンを集結させようとしているからだ。実際、「MAMA」の海外開催は、ずっと国内音楽ファンから批判され続けて来た。事実上の国内音楽授賞式なのに、あえて海外で行う理由はなく、それでも「MAMA」側は頑なに「アジアの音楽ファンと親しく疎通する」という理由から、海外開催にこだわってきたのだ。今年の日本開催が決定した際も「ドーム公演はアーティストの影響力を評価する尺度であり、歌手がみな羨望する舞台、最高の歌手たちがドーム公演を通じて影響力を立証する。ナゴヤドーム開催を通じて、MAMAをもう1度、アジア最高の音楽授賞式としての地位を印象付ける」と語っている。

 

続けて、「グローバル音楽授賞式」であるMAMAは、CJの文化事業に対する確固たる信念と根気ある投資のたまもので、単純な年末音楽授賞式を越え、全世界の音楽ファンが楽しむ最大の音楽祭であると同時に、アジア大衆音楽拡散の場、音楽家たちがグローバルに疎通する窓口としての地位を強固にしている。と自画自賛した(自画自賛www)

 

しかし、ではなぜ、韓国で開催すると「全世界の音楽ファン」が楽しめる授賞式にはならないのだろうか?なぜK-POPの影響力をあえて、日本のドームを通じて立証しなければならないのだろうか?依然として、日本のドーム公演が歌手がみな羨望する舞台、という理由に対する説得力がいまいち足りない。K-POP歌手は今や「井の中の蛙」ではない、アジア全域はもちろん、米、欧州でも愛され、世界的に地位を確立している。その成長を見る限り、韓国で開催した方が、より象徴的な存在になるのではないだろうか?

 

結論から言えば、国内授賞式とは違い、海外授賞式にすれば、チケット代を高額に設定できるからなのだろう。

 

 

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>とにかくMAMAを日本でやるのが謎!!なんです。なんで日本でやるのか教えてください。

 

「MAMA」は授賞式ではなく、事実上、CJ主催の「K-POPファミリーコンサート」なのです。でも「授賞式」と名が付いている以上は、韓国では「授賞式」という位置で見られていますので、高額設定なチケットが売れません。なぜなら、以前からよく記事でも説明していますが、私がK-POPを好きになった当時はそもそも、テレビ局主催のK-POPイベントは、無料だったからです。カメラ映えする目的もあり、客席を埋めてもらわないと困るので(風船やペンライトで客席をアーティスト色に染める)、タダ同然、もしくは、本当に無料で、各アイドルのファン団体に配布されていました。

韓国はCDの値段も安いですから、絶大な人気を誇る国民的歌手でも、高額チケット代を払ってまで会場に足を運ぶ人(音楽鑑賞にそこまでの値段を払う、という概念)はまだ少ない傾向なのかもしれません。過去記事参照 → ★ 2019.11月第2週 週間チャート結果

 

 

 

MAMAとの比較対象として、こちらも人気授賞式である、「MMA(MelOn Music Awards)」を例に出すと、今でもチケット価格はあんなに有名K-POP歌手が大勢出るにもかかわらず、タダ同然です。

 

 

↓MMAは今年も高尺ドーム開催

 

チケット価格は9900ウォンです(約1000円ぐらい、いや、安過ぎね?)

 

この価格を「安過ぎる」と感じる、私のような海外ファンがいる限り、MAMAは海外で開催され続けるでしょうね(^_^;)

 

 

今年の日本MAMAのチケット価格は2万円以上しております。同じ2019年開催の「人気授賞式」として比較すれば、国内開催のMMAと比べて、約20倍の差ですからね・・・そりゃ、単純に収益も変わって来ますよね。韓国で開催しようがしまいが、ドームのような大型会場での公演は、ステージ設営から、何から何まで全てにおいてお金がかかって来るので、観客からほとんどお金を取っていない場合、きっとアーティストへの出演ギャラも違って来るでしょう。

 

 

「授賞式」呼ばれることに意義がある

 

 

ではなく、K-POPショーとしての位置づけで考えれば、アーティスト側にとってもMAMAの方が例え海外開催だとしても、出演する意味はあるかもしれません。逆に、MMAなどは、ほとんどボランティア的なのかも・・・何かと特殊演出や、スペシャルステージ(コラボ、メドレー)など、事前練習を経たスペシャル演出をみなさん見せてくれますし、衣装も授賞式ですから派手で豪華ですが、それに見合ったギャラが出ているとは思えないからです。

 

 

今年のMAMAのスポンサー一覧です。

メインスポンサーには、日本でも人気のネットショップサイト「Qoo10(日本事業はアメリカの大手「eBay」が買収済)」、2つ目に「au」の名前があり、この辺のスポンサー力、も、海外開催する意味ではあるのかと思います。

 

 

海外の大手企業がスポンサーに付き、なおかつ、高額なチケット代にしても売れる、という点から、MAMAは韓国開催されないのだと思います。「K-POPの授賞式」だと見ると、とても不自然ですが、「K-POPファミリーコンサート」だと思って見れば、なんか納得できるかな(^_^;)

 

 

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