10月9日付けでレプリコンワクチン等に関する質問主意書を提出したところ、同月18日付で政府から答弁書が送られてきました。

ベトナムでの治験で死亡例の件数について、政府は合計で34人と答弁。9月20日の党厚生労働部門・感染症対策WTの合同会議で指摘した18人の死亡数は、今回の答弁書で、本剤を接種したグループでの死亡例の件数の合計と一致。

 

 

さらに16人の死亡は、本剤を接種していないプラセボ群での死亡例の件数であったと答弁。政府は、これらの死亡について、「いずれも治験薬との因果関係は否定された」としています。

 

以下は、答弁書の死亡例の件数についての答弁部分ですが、分かりにくい記述となっています。

赤字の部分の合計が本剤を接種したグループでの18人、青字の部分が本剤を接種していないプラセボ群での16人の各死亡の件数を示しています。

 

・・・御指摘の「ベトナムで実施された臨床試験」を御指摘の「臨床的有効性及び臨床的安全性に関する資料」に記載された「ARCT―一五四―〇一試験」の「第三b相」試験と解すれば、当該試験におけるお尋ねの「死亡例の件数、死因の内訳」については、御指摘のように「被験者を本剤群とプラセボ群に分けた上で」、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下「機構」という。)の審査報告書において、治験開始から九十二日目までの期間における「死亡例」は、「本剤群五・・・例(・・・低血糖、膵炎、肺の悪性新生物、咽頭癌転移、COVID―十九各一例)、プラセボ群十六・・・例(・・・COVID―十九 九例、リンパ節腫脹、肝硬変、肝癌、大動脈解離、肺炎、アシネトバクター性肺炎、敗血症性ショック各一例)」であり、また、九十二日目以降に「治験薬(本剤又はプラセボ)を交互に接種したため、・・・一、二回目本剤群、三、四回目プラセボ群は、本剤―プラセボ群、一、二回目プラセボ群、三、四回目本剤群をプラセボ―本剤群」とし、九十二日目から二百十日目までの期間における「死亡例」は、「本剤―プラセボ群九・・・例(・・・事故死、他の特定できない死亡各二例、急性心筋梗塞、敗血症性ショック、外傷、口唇がん/口腔がん、悪性肺新生物各一例)、プラセボ―本剤群四・・・例(・・・COVID―十九 二例、頭蓋脳損傷、脳血管発作各一例)」とされている。

 

参議院議員川田龍平君提出レプリコンワクチン等に関する質問に対する答弁書

 

質問主意書では、ほかにも伝播(シェディング)の調査の必要性、接種回数と感染者数の相関の解析結果、肺炎球菌ワクチンとの同時接種などについても質問しています。そして、今回の答弁書で政府がワクチンへの懸念について、どのように向き合っているのかを知ることができます。本当にいのちを守るワクチン体制となっているのか、いったん立ち止まって考えることが求められています。

 

9月12日から始まったオンライン署名は、30日21時時点で、24,228筆と24,000筆を突破しました。署名していただきました皆さま、ありがとうございます。オンライン署名はまだまだ継続していきます。

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いのちを守る参議院議員 川田龍平