N E S W
P 1S ?
まず運命の分かれ道。Sで介入するかしないか。パートナーがノンパストハンドなら介入を余儀なくされるが、パストハンドならゲームは薄いとみて介入しないのも十分ある選択肢だろう。
4♡を目指す、もしくはパーシャルでの競り合いに備えて恐れず介入したのが、D氏、矢田ちゃん、いもっち、Y玉君。介入の仕方は前2人が2♡、後ろはX。
2452ならまだしも2542でXの選択肢は私にはあまりない。
介入しなかった残りのテーブルでは、シングルレイズを選んだK地、ponと3カードレイズを使った中西、めーてる。
どちらも4Sに落ち着いた。
N E S W
1♠ P 1N P
2♣ P ?
二度目のSのビッドも意見が分かれた。3♣をビッドしたのは矢田、pon、いもっち、めーてる、中西、Shelling。K地は一風変わったアクションの2NT。MプロとD氏は控えめに2D、KD氏、Y玉は3Dとビッド。
パーシャルで終わったのは少なく、他のメンバーはみんな3Nになった。
1NがFなら2♣はクラブを持ってる(持ってないときはどうせ3Nになる)から3♣で悪くない気はする。大したことのない10点で2♢と控えめなジャッジもありそうだが、ゲームルーズするリスクを考慮するとどうなのだろう。
S W N E
P 1♡ ?
Nのアクションとして1♠オーバーコールは望ましくない。パートナーがパストハンドであることを踏まえると、短いところがないNのハンドでゲームは薄いと考え、プリエンプトするのが良い。
2♠は矢田、pon、いもっち、K地、Shelling、バルと♠の内容を評価して3♠を置いたのはめーてる、D氏、KD氏。
矢田、Shelling、MプロはEが2♠にXをしたが、もし仮にパスしたとして
2♠ーP-P-にWはバランシングでXをするのは必須だろう。
だがしかし3♠ーP-Pとなると話は変わってくる。もしXをすればEWのフィット枚数は多くて8枚。とすれば流すのが良さそう…?との意見もあった。3♠をビッドしたプレイヤーは全員WがXをしている。
W N E S
P 1♡ 1♠ 2♢
?
大体のテーブルではこうなった。Wが3♠とビッドしたのは、Mプロ、Shelling、D氏、K山。
残りは2♠とビッドし、Nに3♢と競られて流したのが矢田pon、3♠まで競り合ったのがその他大勢。大事なのはWのセカンドアクションで、後で3♠まで競るつもりなら最初から言ったほうがいいとは思う。個人的には死んでるDQの4234で3♠はやりすぎかと思ったが、♠KQを抑えているときは捕まりにくいし3♠はオポーネントのコントラクトのディフェンスがないことを教える意味でも丁度いいのかもしれない。2♠からの3♠は少しディフェンスに耐えてる3枚サポートなのではないか。
1♣ー(P)-1♠にまずWが介入するかどうか。
介入したのはMプロ、K地、めーてる、Shelling、K山。
その後4♡までレイズされるとSのアクションは苦しい。
1♣ーPー1♠ー3♡
Pー4♡ーX-P
4♠ーPー4NT(以下6♠
というのが最も多い回答だった。他には5♢とビッドしたのも。
介入しなかった場合は1NTリビッドにGFして、♠3枚を知らせ、スプリンターするか3Dというかの二択だろう。どちらにせよNのコントロールハンドは必ずスラムへ行く。
1N-P-P-2♣(Both Major)
P-2♢(同じ長さorインビ)-P-?
2♠はハイパーアンダービッド。勝負は3♠か4♠のどちらかだが、3♠をチョイスしたのはMプロ、矢田、いもっち、Y玉。4♠はめーてる、K山。
Shelling氏は3♢を経由して5530風を装い3♠とビッドする。Sはパートナーの♣がボイド風であり、♣の無駄点を考慮してP。確かにこのビッドだともう少し強くても止まることができる。
バルなら4Sをビッドするのもやむなしという感じはした。
なかなかジャッジがし辛い厭らしいハンドができたものだ。意見をくれた方ありがとうございました。