私の不妊治療を知っているのは、旦那さんと、友達1人だけ。
後は誰も知りません。
母親は健在ですが、話していません。
私が母親にカミングアウトしないのは、彼女の過去を知っているからです。
また本人に自覚はありませんが、かなり無神経…。
私が摂食障害の影響で、高校1年生になっても初経が始まらず悩んでいた時に、言われた言葉が忘れられません。
「高校にもなっても生理がないなんて、女じゃないんじゃないの。」
言った本人は、きっと忘れていますが、かなりショックでしたし、なんて無神経な女だ‼️と当時はカッとなりました。
本人に悪気がなかったりするから、尚更タチが悪い…。
だから2回も結婚に失敗するんだよっ‼️今まで何を学んだんだっ⁉️と怒鳴りたくなりました…。あくまで母親に対してで、失敗が悪いとは思っていません
そう。彼女は父親と出会う前に、結婚していたことがありました。
今は亡き、クソ親父…失礼っ。お父様も(笑)奥さんがいたのでバツ1同士ということになります。
父親の前妻さんは、交通事故で亡くなりました。
母親の方は、旦那さんの浮気が原因で離婚しています。
いや、直接の原因は浮気…ということですが、実際はちょっと違うようで…。
母親は自分の過去についても包み隠さず話すので、聞いてみると、子供が出来なかったから…という理由が主のようです。
母親は小学校5年生で初経を迎え、数日の誤差はあるものの、ほぼ正確に毎月生理がくる体です。
10代で東京に上京し、20代で結婚。
すぐに子供に恵まれる…と思っていたようです。
しかし、1年、2年が経過しても授からない…。
当時(40年以上前)東京で1番有名な婦人科にかかり検査をしたところ、旦那さんに原因があることが発覚しました。
詳しい病名まで知りませんが、旦那さんに精子がなかった…。
慶應大学付属の不妊治療が有名な病院では、治療の対象ではないと言われたようです。
母親は4姉妹ですが、他の姉妹は結婚後どんどん妊娠していく…。
かなりの焦燥感に駆られたようでした。
母親いわく、このままずっと2人の生活か…と思ったら、ずしっと寂しさが溢れてきた…と言っていました。
しかし、旦那さんがとても良い人だったので結婚生活は続きました。
予想ですが、母親の無神経な性格からして絶対に責めたはず。
その後はしょっちゅうケンカしていたそうです。
結局、旦那さんが耐えきれなくなり、他に好きな人が出来てしまった…。
浮気からの本気…。
母親は浮気を知りショックのあまり、体重が10キロ近く減ったといっていました。
自分が招いたこと…。
かなり後悔したようですが、旦那さんの気持ちは戻らなかった。
その方は、子供を授かることは出来ないと知った上で受け入れたそうです。
つまり母親より器が大きかった…。
しかし、母親は
「凄くショックで、鬱のような状態になった。でも正直、ホッとする部分もあった。」
と言っていました。それもまた事実なんだと思います。
結局、離婚し九州に帰りました。
その後父親と結婚し、兄と私ができたわけですが、実は私の後も何度か妊娠したようで…。
しかし、兄妹は2人…ということを考えると…。そういうことですよね…。
つまり、母親は妊娠しやすい身体なので不妊の気持ちが分からない。
過去に自分自身も、子供が出来ないことを悩んでいたにも関わらず…です。
外科的治療にも否定的なので、不妊治療で手術する…なんて言ったらひっくり返っていたと思います(笑)
そんな人ですが、母親は母親。
心配してくれますし、仕事が忙しい時など協力してくれます。
もし妊娠したら頼ることも増えるだろうし…。
何気にセントマザー病院のことは、話しています。
不妊治療で有名な病院がある…という感じで…。
まさか、私が治療に通ってるなんて夢にも思ってないはず(笑)
今後も話すことはないと思います。