TDSとTDLの魅力比較といえば。
TDLのプーさん(クリストファーロビン)の家。
TDSのダッフィーのヴィレッジストア(ケープコッドのアンツペッグ)。
ダッフィー派はアウトドアでコスプレ好き。
プーさん派はインドアで、ベッドで話しかけたり一緒に寝るとか。
同じクマなのに、どうしてこんなにも違うのか?考えてみました。
ダッフィー派にはミッキーマークがたまらなく好きだという条件がありますね。
でも、[あの肉球のマークが気に入らない]という、プーさん派もいます。
つまり。
もともとプーさん派はミッキーが好きじゃなくて。
本音では[ミッキーはカッコつけ]という不信感と批判をもっている。
確かにフィルハーマジックのラストシーンなんか露骨に出てるね(笑)
【スーパージャンピングタイム】でも、ドナルドがいたずらをしてハチャメチャやって。
ミッキーが問題を解決してあげるって、どこか上から目線なんですなあ。
ドナルドって、怒りまくるポパイみたいな自由奔放なキャラのはず。
ところがTDLでは何だか吃音持ちで失敗ばかりする障害児みたいな役割なんだよね。
みじめなイジメられ役で。
だからプーさん派は、いじめありの上下関係が露骨なミッキー・フレンズに安易に同調したくないわけ。
これに対して、プーさんファミリーはみんな個性的、自由、好き勝手。
勤勉だけど頑固でケチなラビット、
どうしようもなく怠け者のプーさんに、
自分こそ世界一だと思い込んでるティガー、
何だよこのむちゃくちゃな組み合わせ。
でも、いちばん弱虫のピグレットが最後の最後に恐る恐る
「でも僕たち友だちだろ。。。」ってポツリと意見をいう。
神だっ
これがプーさんファンを泣かせるわけ。
もしミッキーとプーさんがまともに並んだら、ホントにボケと突っ込みコンビ(笑)
だからこの二人を並べるのは絶対タブーなのだ。
[ハチミツどこなの?ボクお腹すいちゃった]と言いつづけるキャラって、見方が分かれるところ。
トイストーリーとプーさんは基本は同じ。
子ども部屋のファンタジーなんです。
実はプーさんが[お腹すいた]というのは、実は心の中から出ている自分の声。
口にできない欲求をプーさんが逆の腹話術で言ってくれるんですね。
つまり、プーさんは[欲しいものを欲しいといいなさい]と教えてくれる優しい存在なんですなぁ。。
ところがダッフィーは持つのも、着替えさせるのもオシャレの一部、[見られる]のを意識してしまう。
まわりから[あなたのダッフィーかわいいね]と言われたい。
それは可愛い犬を散歩させてる表参道のお嬢さんと同じ心理かな?