大いに問題になっているというか、今まで問題にならなかっ
たのが不思議な森友学園ですが、そこが小学校の校歌とし
て使おうとしていたのが、タイトルにある歌だそうです。
舟木一夫さんのヒット曲、「ああ青春の胸の血は」という歌で
す。昭和39年に発売されたそうでして、私はその当時まだ小
さかったので聞いた記憶はありませんが、大人になってから
懐メロ番組で知りました。
舟木一夫さんは好きなので図書館でCDを借りて、聴いたこと
もあります。
メロディーは軍歌っぽいテンポに甘さを加えた感じで、哀愁が
あります。詞は、表現が思い切りべた。ただ教育勅語的な思
想の臭いは入っておらず、コテコテに若さを希望を謳っており
ます。
「溢れる若さ」とか「輝く命の歌声」とか「夢一筋に燃える」など、
猛烈にストレートな表現が次々と哀愁あるメロディーに乗って
登場し、時代を感じさせます。
いかにもレトロな青春歌謡という感じで、一度聴いてみること
は、お勧めします。YouTubeで久々に聴きましたが、凄い回数
の再生がされていました。
ただ、小学校の校歌にしようというのには、かなりの無理があ
りますね。5年生6年生の道徳の時間に、「純粋でひたむきな
心」というのをテーマでディスカッションする際にサンプルとし
てこの歌を見直してみるには、格好かもしれません。
ただ理事長夫妻は、青春の胸の血を間違った方向に騒がせて
今日に至ったのだと思います。