先日、Pさんという方からこのようなメッセージが送られてきた。
「コメントの認証を早急にお願いします」
どうやら彼は私のブログのコメント欄を掲示板代わりにして、知人のブロガーと会話をしたいらしいのである。
そんなPさんに私はこのようなメッセージを送った。『私のブログのコメント欄を使わずにメールでおこなってください』と。するとPさんから次はこのようなメッセージが送られてきた、
「コメント欄を掲示板代わりにして会話をするのは一般的には当然のことだ」
「僕は読者だよ!」
「あなたの目的は全人類の救済なんでしょ?嘘なの?」
まず『コメント欄を掲示板代わりにして会話をするのは一般的には当然のことだ』という反論なのだが、“一般的に当然のこと”といわれても別に法律で定められているわけではないだろうし、私がいやなものはいやなのだ。
なぜいやなのか?理由━━私は迷惑コメント対策として承認制にしており、URL非公開の迷惑コメントは削除することにしている。そのためわざわざ自分の記事の内容とは関連のないコメントを読んでたしかめるのが面倒だからだ。
そもそも相手が抵抗を示しているのだから、その時点でやめるのが人間としてのルールではないのか。もしくは『抵抗を感じる部分はあると思いますが、ほんの少しだけでもいいので掲示板代わりに使わせてください』と低姿勢で懇願すべきだろう。
もしもそのようなお願いのしかただったら私も考えたはずである。それだというのに、あの横柄ないい方はいったいなんなのだろうか?
またPさんは『僕は読者だよ!』といったが、このいい方ではまるで読者のほうが偉いようではないか。
また、読者の命令をブログ運営者がなんでもきかなければならないようではないか。
またPさんは『あなたの目的は全人類の救済なんでしょ?』といったが、私はプロフィールのところに“全人類を救済するべく降臨した男”と書いたのであり、“読者ひとりのわがままに妥協するべく降臨した男”などと書いた覚えはない。
ところで前述したようにPさんは『僕は読者だよ!』といったのだが、私はPさんに『読者になってください』だの『読者のままでいてください』だのといった言葉を吐いた覚えはない。いつでも読者をやめていただいてけっこうである。というか、まさか自分の読者の中に、こんなわがままで理不尽で自己チューな人間がまぎれこんでいたとは夢にも思っていなかった。
そんなPさんはメッセージの最後のほうに『あなたとプチメをするつもりはない』などとぬかしていた。
あなたとプチメをするつもりはないだと?それは“こっちのセリフ”である。
……私のこの記事を機にPさんが自分の悪事に気づき、傲慢な性格を改善し出したなら“全人類”のひとりであるPさんを救済したことを意味すると思うのだが……。