インナーチャイルドの封印
皆さんこんにちわ、今日で、11回目のブログに挑戦します。
私は、小さい頃から、どういうわけか、神社やお寺の前を素通り出来ない子供でした。
近所の神社や、小さな祠、道端のお地蔵様等にたいしては、ペコリと頭を下げたり、
不器用に手を合わせていました。友達に「お前何やってんだ」と言われるのが恥ずか
しくて、友達には、気づかれないように、やっていました。
一般的に私たちは成長するにつれて、「子供の部分」を切り離していきます。この「子
供の部分」を認め、癒し、愛してあげることは、「切り離された」自分を統合することに繋が
り、より「全人格的」な成長に繋がると言われています。
私の小さい頃は、「度はづれたわんぱくガキ」でした。母はいつも「人様に迷惑をかけ
てはダメヨ」と言っていました。
その為、ある時、小学校4年生の頃と思いますが、自ら「良い子に変身」しようと、自ら
「禁止ライン」と「我慢ライン」を設定し、それからは、良い子の道を踏み外さないように
人知れず努力を続けてきた人生でした。
今から思うと、妙に大人びて、生意気な子供だったようです。
どちらかというと道を踏み外すのを良しとしているところが心の隅にあるような子供だ
ったのです。真っ直ぐな道を真っ直ぐ歩くことが退屈で、苦痛で窮屈な思いをしたのを
覚えています。
寄り道をしたり、未知の道に踏み込むことが、今に思うと、大きなリスクですが、当時
は不思議と好奇心とわくわく感が、いっぱいで、恐怖心などはありま
せんでした。
大人になって、一人前になってから、自分の好きなことをしよう、それまでは、好奇心
とわくわく感のある興味深い対象は封印して、良い子の道を歩み、人に評価される人
間になってから、好きなことをしようと自ら決意しました。
今から思うとこの時点で、わたしの「インナーチャイルド」催眠状態に入ったようです。
その後は時々私のインナーチャイルドは目覚めてきて、入学、就職、結婚という、人
生の節々で、波乱を起こしましたが、人に評価される人生を送るために、その都度抑
え込み、大事に至らないうちに封印してきました。
皆さんはどう思われましたでしょうか。
まるで、子供の頃から、修行僧のような人生です。
しかも30才にして、仏教に帰依し、より良い人生を目指して、40年以上も仏教の修
行に邁進し現在に至っています。
この続きは、次回ノブログ「インナーチャイルドの復活」で述べさせていただきます。