プロフィール
- プロフィール|ピグの部屋
- ニックネーム:日本ファミリーオフィス協会代表理事
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「セオリー」がムック本で「リアルリッチの世界」シリーズを季刊で出している。最新号はその決定版ということで、「名家・名門の秘密」というタイトルの特集だ。いかにも読んでみたくなるタイトルでさすがは講談社だと思うが、従来は内容と違っていることが多かった。ところが今回は、意外なつっこみを見せている。「霞会」「東京倶楽部」の取材と旧皇族の竹田さんへの4頁にわたるインタビューだ。
まず「霞会」だが、私はこの会の存在を旧皇族のHさんから3年前に伺った。霞ヶ関ビルのオーナーの一つで、メンバーは旧華族だ。たまたま、今年、元首相のお孫さんのご案内で、その方の絵を拝見する機会があり、理事の方とお話ができた。当のHさんはほとんど見えないそうだが、私が経団連時代に仕事で知り合った徳川さん(田安家)のことを伺うと、ゴルフの達人だそうで意外な一面を見た思いだった。
「東京倶楽部」は6月ころ、新装なった会館にエールクラブ元会長の伊藤公一さんに連れて行ってもらった。その時に竹田さんにお会いした。伊藤さんは竹田さんとゴルフ仲間のようで、ゴルフ談義をしていたが、私はとても話せる人ではないと思い聞いていた。
伊藤さんが私に話しを振ってきて、困ったと思ったが、実は気さくな方だった。その時はそんなに話もしなかったが、「セオリー」を見ると三菱商事からMITに留学されているとのことなので、次回もしお目にかかったらボストンのことを話してみようと思った。
「東京倶楽部」は変わった決まりがあり、そこでは仕事の話をしてはいけないそうだ。だからカバンをクロークに預けねばならない。白洲次郎の世界が東京の六本木の一角にまだあったのは、驚くべきことだ。
竹田さんは今回「東京ゴルフ倶楽部理事長」ということで登場している。特に自分の家のこととか、資産のことなどを開示しているわけではない。秘密の開示はないのだ。そういう企画はおもしろいが、出てくれる人はいないだろう。だから、名家・名門の秘密はなかなか活字になることはない。だから、それを知っていることが価値がでてくるのだろう。あくまで活字にはできないが。