霊的祝福が家族に 

 

テモテが持っていた「純粋な信仰」も親子三代のクリスチャンホームゆえに与えられた天然系の祝福です。親から子へ流れた霊的影響力の賜物です。

 

「私はあなたの純粋な信仰を思い起こしています。そのような信仰は、最初あなたの祖母ロイスと、あなたの母ユニケのうちに宿ったものですが、それがあなたのうちにも宿っていることを、私は確信しています。」(第二テモテ1:5)

 

十九世紀、対照的な二人の子孫を調べたところ顕著な違いが判明しました。

 

ひとりは無神論者のマックス・ヤックス。

もう一人はジョナサン・エドワーズという十九世紀、神に仕えたクリスチャンです。

 

無神論者マックス・ヤックスは無神論者の女性と結婚し、彼らから生まれた五百五十人の子孫を特定しました。その人生を調査したところ、子孫の半数以上の三百人は貧困の内に死亡。そのうち百五十人は犯罪者で、うち七人が殺人犯。百人が大酒飲み、女性の半分以上は売春婦でした。マックス・ヤックスの子孫のために、アメリカ政府は百二十五万ドル以上の金を費やさなければなりませんでした。十九世紀のドルの価値で考えれば、莫大な費用でした。


一方、ジョナサン・エドワーズは敬虔なクリスチャン女性と結婚し、千三百九十四人の子孫を残し、このうち二百九十五人が大学を卒業し、十三人は大学の学長を務め、六十五人は教授になりました。

 

三人がアメリカの上院議員に選出され、別の三人が知事を務め、何人かは各国に大使として任命されて行きました。三十人は裁判官になり、百人は弁護士になり、一人はすぐれた法科大学院の学部長になり、五十六人は薬剤師となり、一人は薬学部学部長になりました。七十五人が軍隊の士官になり、百人が宣教師、説教者、本の著者となりました。他の八十人は公務員、うち三人は大きな町の市長を務めました。一人がアメリカ連邦政府の会計検査官になり、また一人がアメリカの副大統領になりました。エドワーズの子孫はだれひとりとしてアメリカ政府に負担をかけませんでした。

 

祝福された神の子クリスチャンは、代々、子孫まで幸いです。