紅麹を含む健康食品で26人入院か、既知の毒性物質シトリニンとは異なる物質か | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

紅麹を含む健康食品で26人入院か、
 既知の毒性物質シトリニンとは異なる物質か
  (医師・薬剤師・博士・小川和宏の薬の部屋26)


(1)26人が腎障害などで入院

NHK、2024.03.25
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240325/2000083044.html

時事、2024.03.25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024032500597&g=soc

(2)既知の毒性物質シトリニンとは異なる物質か

産経、2024.03.22
https://www.sankei.com/article/20240322-MEMSMT2EEJLPHA4TGSWS4QXVPM/

読売-Yahoo、2024.03.25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a28e424a738c260fb412956d63a25dc8b92876ad

(3)シトリニンの化学構造など

J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907095870769300

東京都保健医療局
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/kabi/kabi2-4.html

 本来の製造工程でこれまで知られていなかった毒性物質が生成したのか、工程外からの混入が起きたのか、解明が待たれるところです。