国を訴えた敏腕裁判長・竹内氏が定年前に退官して大学教授に/
大学教授に転身した瀬木元裁判官と小川が書籍『憲法ルネサンス』内で続きに
(医学部大学等事件397)
1、国を訴えた敏腕裁判長・竹内氏が定年前に退官して大学教授に
弁護士JPニュース-Yahoo、2025.04.02
https://news.yahoo.co.jp/articles/9af294a57777600a35ee721275a6fa05ef9af296
2、大学教授に転身した瀬木元裁判官と小川が書籍『憲法ルネサンス』内で続きに
本ブログで解説記事や書籍などを時々ご紹介している、これまた定年前に大学教授へ転じられた、瀬木比呂志・元裁判官と、私・小川が、共同通信社編集の書籍『憲法ルネサンス』の、23番目と22番目に収録されています(それぞれ144ページからと138ページから)。
次のアマゾンのページで、目次も紹介されています。
https://www.amazon.co.jp/憲法ルネサンス―個性、生きざまから再発見-共同通信社編集委員室/dp/4755402913/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1QCHI7Y7OPKJ5&dib=eyJ2IjoiMSJ9.WgWt8yVWWqD6vNzyqwoJOQ.knhP08tuf0BtdH2UmRfOoSH9wiGBEWHhvWx6W6xR4ps&dib_tag=se&keywords=憲法+ルネサンス+インパクト出版&qid=1743604133&s=digital-text&sprefix=憲法+ルネサンス+インパクト出版%2Cdigital-text%2C170&sr=1-1
テーマ:医学部・大学等の事件
森友公文書改竄自殺訴訟、最高裁は佐川氏賠償責任認めず、反対意見1名/
袴田事件、刑事補償金2億円、47年以上身体拘束
(医学部大学等事件396)
1、森友公文書改竄自殺訴訟、最高裁は佐川氏賠償責任認めず、宇賀裁判官は反対意見
FNN-Yahoo、2025.03.14
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc7e2f6110554314796f90fc9c09f69f8b0007fb
時事-Yahoo、2025.03.14
https://news.yahoo.co.jp/articles/03aee5ffc78627ca3588603aacc069adf4b1c70d
2、袴田事件、2億円交付へ、刑事補償金、47年以上身体拘束
共同-Yahoo、2025.03.24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a861b940b314052e18409a2c580012c6bbf148ca
NHK、2025.03.24
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20250324/3030027435.html
袴田事件、刑事補償金2億円、47年以上身体拘束
(医学部大学等事件396)
1、森友公文書改竄自殺訴訟、最高裁は佐川氏賠償責任認めず、宇賀裁判官は反対意見
FNN-Yahoo、2025.03.14
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc7e2f6110554314796f90fc9c09f69f8b0007fb
時事-Yahoo、2025.03.14
https://news.yahoo.co.jp/articles/03aee5ffc78627ca3588603aacc069adf4b1c70d
2、袴田事件、2億円交付へ、刑事補償金、47年以上身体拘束
共同-Yahoo、2025.03.24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a861b940b314052e18409a2c580012c6bbf148ca
NHK、2025.03.24
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20250324/3030027435.html
テーマ:医学部・大学等の事件
金沢大学等との裁判2件が本日3/10に開かれ、
新聞社の方々のコメント等の証拠調べなどが行われました
(医学部大学等事件395)
本日(3/10)、金沢大学などを被告とする次の裁判2件の口頭弁論が、金沢地裁で同時並行審理で行われました。
事件番号:金沢地裁令和4年(ワ)第119号
原告: 小川和宏
被告: 国立大学法人金沢大学
事件番号:金沢地裁令和6年(ワ)第323号
原告: 小川和宏
被告: 国立大学法人金沢大学、前学長、元職員課長
●以前の本ブログ関連記事の1つ
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12883991723.html
以前に別の訴訟で証拠提出してその調べが済んだ、複数の新聞社の方々(会話時、報道部門ナンバー2の幹部の方も含む)と小川との会話の、録音データとその反訳も、上記の119号事件で証拠提出し(以前の別件での提出と事件番号と証拠番号が異なりますが、内容は同じもの)、その証拠調べが公開の法廷で行われました。
金沢大学による私に関する発表のファックスを見て、複数の新聞社の報道の方々が、「恣意的」「一方的」「入試の不正でも(学長が)こんなコメントはしない」「不思議な話」などのコメントやご意見を述べておられます(その録音データと反訳は、甲第40号証の枝番号1と2)。
このほか、法廷での尋問の申請を7名について行いました。その中には、当時の文部科学省からの出向理事(金沢大学への)で、事件の過程で年度途中でスポーツ庁へ移った方(その後は更にスポーツ庁系の法人へ)や、当時の学長も含まれています。
新聞社の方々のコメント等の証拠調べなどが行われました
(医学部大学等事件395)
本日(3/10)、金沢大学などを被告とする次の裁判2件の口頭弁論が、金沢地裁で同時並行審理で行われました。
事件番号:金沢地裁令和4年(ワ)第119号
原告: 小川和宏
被告: 国立大学法人金沢大学
事件番号:金沢地裁令和6年(ワ)第323号
原告: 小川和宏
被告: 国立大学法人金沢大学、前学長、元職員課長
●以前の本ブログ関連記事の1つ
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12883991723.html
以前に別の訴訟で証拠提出してその調べが済んだ、複数の新聞社の方々(会話時、報道部門ナンバー2の幹部の方も含む)と小川との会話の、録音データとその反訳も、上記の119号事件で証拠提出し(以前の別件での提出と事件番号と証拠番号が異なりますが、内容は同じもの)、その証拠調べが公開の法廷で行われました。
金沢大学による私に関する発表のファックスを見て、複数の新聞社の報道の方々が、「恣意的」「一方的」「入試の不正でも(学長が)こんなコメントはしない」「不思議な話」などのコメントやご意見を述べておられます(その録音データと反訳は、甲第40号証の枝番号1と2)。
このほか、法廷での尋問の申請を7名について行いました。その中には、当時の文部科学省からの出向理事(金沢大学への)で、事件の過程で年度途中でスポーツ庁へ移った方(その後は更にスポーツ庁系の法人へ)や、当時の学長も含まれています。
テーマ:医学部・大学等の事件
金沢大学との先週の裁判2件(2/17,18)/
新聞社の方々からのコメントを証拠提出、「恣意的」「不思議」「変」など/
教授の不正経理を大学に通報して19年に及ぶ紛争
(医学部大学等事件394)
先週、私・小川と金沢大学との、次ともう1件の裁判が金沢の裁判所で開かれましたので、その一部と、これまで約19年の紛争の流れを簡単にご紹介します。
金沢地方裁判所 令和6年(ワ)第52号事件の、被告金沢大学の、
被告第5準備書面(2/18の公開法廷で金沢大学が陳述)より一部引用
「原告と被告大学らとの紛争は現在に至るまで解決しておらず、むしろ深刻化・長期化しており、大学内の秩序が全く回復していない状況が続いている。」
<2006年からの紛争の経過のごく一部をご紹介。末尾に新聞社の方々のコメント>
私に最初に金沢大学に勝訴(新聞各紙などで報道)した2017年頃からも、試験点数と成績の逆転などの新たな問題が次々に発生して、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12307665268.html
幾つも裁判になっていて、2018年に金沢大学が小川に「事務部長が小川に依頼した『点数入力』ではなく『紙または電子ファイルで提出』」を求めて提訴した裁判は、2024年3月14日に、金沢地方裁判所が金沢大学の請求を棄却して私・小川が勝訴しました(金沢地方裁判所平成30年(ワ)第124号事件)。
金沢大学やその構成員等と私との紛争は、私が教授の不正経理を金沢大学本部へ通報した2006年から始まって、約19年続いています。
2006年初め(小川の金沢大学着任の約3ヶ月後)
小川が金沢大学Y教授の不正経理を金沢大学大学本部に通報
約1年の不正隠蔽と争い
(裁判所調停を含む。調停委員だった地裁前の松本洋武弁護士は、本ブログ開始で真実の発信を小川が始めた約1ヶ月後に逝去)
<死亡、辞職、逮捕の方々>(衆議院第1議員会館での小川講演スライドの1枚)
https://ameblo.jp/iryouziko/image-12574001078-14710472598.html
2007年3月
Y教授と金沢大学が不正経理を認めて、Y教授を出勤停止2ヶ月に
2007年5月
私とY教授の裁判開始
その後、金沢大学と私との最初の裁判が併合されて1件扱いに
この間、小川が、研究科長、事務部長、技術職員などに対し勝訴的和解2件
2013年
金沢大学病院での患者死亡で遺族刑事告訴の件を厚生労働省へ公益通報
しかし、告訴されていた教授へ翌日に漏洩されていたことが判明
やむなく新聞社へ公益通報
2014年5月
金沢大学病院での患者死亡で教授ら書類送検が新聞1面トップ記事で報道
2017年3月(提訴の約10年後)
小川が金沢大学(最初の裁判)とY元教授に勝訴
2017年6月
金沢大学病院患者死亡の厚労省通報の漏洩で、被告国が原告小川へ和解金
2017年9月
試験点数と成績の逆転を小川がブログ掲載
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12307665268.html
2018年3月
金沢大学が、この科目で、実際の試験点数とは異なる成績を確定させた後に、小川に「事務部長が小川に依頼した『点数入力』ではなく『紙または電子ファイルで提出』」を求めて提訴(2024年に請求棄却で小川が勝訴、事件番号は上記)
2019年2月
金沢大学が最初の懲戒情報を発信
上記の「事務部長が小川に依頼した『点数入力』ではなく『紙または電子ファイルで提出』」を求めて提訴して約1年かけても、その提出義務が証明できなかったが(2024年に金沢大学が敗訴する)、その提出義務が証明できない『紙または電子ファイルで提出』がなかったことを懲戒理由だとして公表。
末尾で一部をご紹介する通り、新聞社の方々も、「恣意的」「変だ」「不思議」「入試の不正でも(学長が)こんなこと言わない」などとコメント(先週の裁判で証拠として提出)。
翌日などに、複数の新聞が、金沢大学が点数提出を求めて提訴し係争中に懲戒、そして学長がお詫びコメント、の情報内容で報道
上記や末尾の証拠一部引用のように、新聞社の報道幹部の方は「恣意的」「入試の不正でもこんなこと言わない」などとコメント(末尾で紹介)
2019年11月
小川への脅迫で、現・金沢大学医薬保健学域長・同研究域長(当時は研究科長)のアルバイトだった学生が逮捕され、学生を実名、小川を匿名で、「金沢大学」を伏せて学生の住所を東京都文京区本郷(住民票住所は金沢)と報道
北陸放送MROがインターネット報道をして、すぐに学生の出身高校関係者に拡散(小川が職務外の私用での会合で、偶然その関係者と同席して、東京にある高校名とネットニュース拡散の経過について情報提供を受けた)
この間、幾つもの新たな懲戒策動
2024年3月(金沢大学が小川を提訴してから約6年後)
金沢大学が点数提出を求めた上記訴訟で、金沢地裁が請求を棄却し、小川が勝訴
2025年2月13日
上記の逮捕学生などが被告の訴訟(民事裁判)で、金沢地裁が被告側に、小川へ賠償金を支払うよう命じる判決(前年に続き、小川勝訴判決)
<新聞社の方々のコメントの一部、裁判提出証拠の1つより>
上記の2019年2月の金沢大学発表について、その翌日、小川と複数の新聞社の方々(報道部ナンバー2の幹部の方も含む)との情報、意見、コメント等の交換で、新聞社の方々は、次を4つ含むコメントを下さいました(3つ目の長い引用は、報道幹部の方)。
「こういうことが懲戒処分になるのかっていうのがまずわからなかった。」
「(理由が)ちょっと古いなっていうのも思った。」
「正直、この程度って言ったら失礼ですけど、こういう度合いの話で学長がこんなコメント出すっていうのは、すごい恣意的だなと思ったんですよ。こんな、「心からお詫び申し上げます」って変じゃないですか。入試の不正でもこんなこと言わないですよ。」
「なんか不思議な話だと思ったんで。」
これらを含む新聞社の方々のコメント情報は、懲戒有効無効の裁判の中の別件訴訟で、2/17に証拠提出し、公開の法廷で証拠調べが行われました。
また、その後の懲戒策動は、過去に次々と遡った理由で行ってきており、最近(といっても2023年12月頃)はそれより6〜7年前の理由(その元の時点で認識していたもので、新たに知ったものではない)だとしています。
そして、先週の裁判で、金沢大学は、本記事冒頭の、
「原告と被告大学らとの紛争は現在に至るまで解決しておらず、むしろ深刻化・長期化しており、大学内の秩序が全く回復していない状況が続いている。」
と陳述(法廷で主張)するに至っています。
新聞社の方々からのコメントを証拠提出、「恣意的」「不思議」「変」など/
教授の不正経理を大学に通報して19年に及ぶ紛争
(医学部大学等事件394)
先週、私・小川と金沢大学との、次ともう1件の裁判が金沢の裁判所で開かれましたので、その一部と、これまで約19年の紛争の流れを簡単にご紹介します。
金沢地方裁判所 令和6年(ワ)第52号事件の、被告金沢大学の、
被告第5準備書面(2/18の公開法廷で金沢大学が陳述)より一部引用
「原告と被告大学らとの紛争は現在に至るまで解決しておらず、むしろ深刻化・長期化しており、大学内の秩序が全く回復していない状況が続いている。」
<2006年からの紛争の経過のごく一部をご紹介。末尾に新聞社の方々のコメント>
私に最初に金沢大学に勝訴(新聞各紙などで報道)した2017年頃からも、試験点数と成績の逆転などの新たな問題が次々に発生して、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12307665268.html
幾つも裁判になっていて、2018年に金沢大学が小川に「事務部長が小川に依頼した『点数入力』ではなく『紙または電子ファイルで提出』」を求めて提訴した裁判は、2024年3月14日に、金沢地方裁判所が金沢大学の請求を棄却して私・小川が勝訴しました(金沢地方裁判所平成30年(ワ)第124号事件)。
金沢大学やその構成員等と私との紛争は、私が教授の不正経理を金沢大学本部へ通報した2006年から始まって、約19年続いています。
2006年初め(小川の金沢大学着任の約3ヶ月後)
小川が金沢大学Y教授の不正経理を金沢大学大学本部に通報
約1年の不正隠蔽と争い
(裁判所調停を含む。調停委員だった地裁前の松本洋武弁護士は、本ブログ開始で真実の発信を小川が始めた約1ヶ月後に逝去)
<死亡、辞職、逮捕の方々>(衆議院第1議員会館での小川講演スライドの1枚)
https://ameblo.jp/iryouziko/image-12574001078-14710472598.html
2007年3月
Y教授と金沢大学が不正経理を認めて、Y教授を出勤停止2ヶ月に
2007年5月
私とY教授の裁判開始
その後、金沢大学と私との最初の裁判が併合されて1件扱いに
この間、小川が、研究科長、事務部長、技術職員などに対し勝訴的和解2件
2013年
金沢大学病院での患者死亡で遺族刑事告訴の件を厚生労働省へ公益通報
しかし、告訴されていた教授へ翌日に漏洩されていたことが判明
やむなく新聞社へ公益通報
2014年5月
金沢大学病院での患者死亡で教授ら書類送検が新聞1面トップ記事で報道
2017年3月(提訴の約10年後)
小川が金沢大学(最初の裁判)とY元教授に勝訴
2017年6月
金沢大学病院患者死亡の厚労省通報の漏洩で、被告国が原告小川へ和解金
2017年9月
試験点数と成績の逆転を小川がブログ掲載
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12307665268.html
2018年3月
金沢大学が、この科目で、実際の試験点数とは異なる成績を確定させた後に、小川に「事務部長が小川に依頼した『点数入力』ではなく『紙または電子ファイルで提出』」を求めて提訴(2024年に請求棄却で小川が勝訴、事件番号は上記)
2019年2月
金沢大学が最初の懲戒情報を発信
上記の「事務部長が小川に依頼した『点数入力』ではなく『紙または電子ファイルで提出』」を求めて提訴して約1年かけても、その提出義務が証明できなかったが(2024年に金沢大学が敗訴する)、その提出義務が証明できない『紙または電子ファイルで提出』がなかったことを懲戒理由だとして公表。
末尾で一部をご紹介する通り、新聞社の方々も、「恣意的」「変だ」「不思議」「入試の不正でも(学長が)こんなこと言わない」などとコメント(先週の裁判で証拠として提出)。
翌日などに、複数の新聞が、金沢大学が点数提出を求めて提訴し係争中に懲戒、そして学長がお詫びコメント、の情報内容で報道
上記や末尾の証拠一部引用のように、新聞社の報道幹部の方は「恣意的」「入試の不正でもこんなこと言わない」などとコメント(末尾で紹介)
2019年11月
小川への脅迫で、現・金沢大学医薬保健学域長・同研究域長(当時は研究科長)のアルバイトだった学生が逮捕され、学生を実名、小川を匿名で、「金沢大学」を伏せて学生の住所を東京都文京区本郷(住民票住所は金沢)と報道
北陸放送MROがインターネット報道をして、すぐに学生の出身高校関係者に拡散(小川が職務外の私用での会合で、偶然その関係者と同席して、東京にある高校名とネットニュース拡散の経過について情報提供を受けた)
この間、幾つもの新たな懲戒策動
2024年3月(金沢大学が小川を提訴してから約6年後)
金沢大学が点数提出を求めた上記訴訟で、金沢地裁が請求を棄却し、小川が勝訴
2025年2月13日
上記の逮捕学生などが被告の訴訟(民事裁判)で、金沢地裁が被告側に、小川へ賠償金を支払うよう命じる判決(前年に続き、小川勝訴判決)
<新聞社の方々のコメントの一部、裁判提出証拠の1つより>
上記の2019年2月の金沢大学発表について、その翌日、小川と複数の新聞社の方々(報道部ナンバー2の幹部の方も含む)との情報、意見、コメント等の交換で、新聞社の方々は、次を4つ含むコメントを下さいました(3つ目の長い引用は、報道幹部の方)。
「こういうことが懲戒処分になるのかっていうのがまずわからなかった。」
「(理由が)ちょっと古いなっていうのも思った。」
「正直、この程度って言ったら失礼ですけど、こういう度合いの話で学長がこんなコメント出すっていうのは、すごい恣意的だなと思ったんですよ。こんな、「心からお詫び申し上げます」って変じゃないですか。入試の不正でもこんなこと言わないですよ。」
「なんか不思議な話だと思ったんで。」
これらを含む新聞社の方々のコメント情報は、懲戒有効無効の裁判の中の別件訴訟で、2/17に証拠提出し、公開の法廷で証拠調べが行われました。
また、その後の懲戒策動は、過去に次々と遡った理由で行ってきており、最近(といっても2023年12月頃)はそれより6〜7年前の理由(その元の時点で認識していたもので、新たに知ったものではない)だとしています。
そして、先週の裁判で、金沢大学は、本記事冒頭の、
「原告と被告大学らとの紛争は現在に至るまで解決しておらず、むしろ深刻化・長期化しており、大学内の秩序が全く回復していない状況が続いている。」
と陳述(法廷で主張)するに至っています。
テーマ:医学部・大学等の事件
勝訴判決、小川への脅迫で逮捕された金沢大学学生などが被告の裁判で、2/13に(速報)
(医学部大学等事件393)
金沢大学医薬保健学域長(事件発生時は研究科長)のアルバイトだった学生が、小川への脅迫で逮捕された事件の民事版とも言える裁判で、昨日(2/13)、金沢地方裁判所は、被告側に賠償を命じる判決を言い渡しました。
●この裁判に関する以前の本ブログ記事群の中の1つ
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12857015818.html
(医学部大学等事件393)
金沢大学医薬保健学域長(事件発生時は研究科長)のアルバイトだった学生が、小川への脅迫で逮捕された事件の民事版とも言える裁判で、昨日(2/13)、金沢地方裁判所は、被告側に賠償を命じる判決を言い渡しました。
●この裁判に関する以前の本ブログ記事群の中の1つ
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12857015818.html
テーマ:医学部・大学等の事件
証拠ねつ造で死刑確定から無罪まで44年、
元刑務官が見た袴田事件
(医学部大学等事件392)
証拠ねつ造で死刑確定から無罪まで44年、元刑務官が見た袴田事件
(文春オンライン-Yahoo、2025.02.10)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4edd75e9b6b4039ee1a9c9fcd42a216bdcf691dd
無罪が確定しても検事総長はありえない発言、犯人に仕立て上げて60年
(文春オンライン-Yahoo、2025.02.10)
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ef9a7c69fa3ec2c928be851df82f7206ffa89b
元刑務官が見た袴田事件
(医学部大学等事件392)
証拠ねつ造で死刑確定から無罪まで44年、元刑務官が見た袴田事件
(文春オンライン-Yahoo、2025.02.10)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4edd75e9b6b4039ee1a9c9fcd42a216bdcf691dd
無罪が確定しても検事総長はありえない発言、犯人に仕立て上げて60年
(文春オンライン-Yahoo、2025.02.10)
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ef9a7c69fa3ec2c928be851df82f7206ffa89b
テーマ:医学部・大学等の事件
金沢大学や前学長など被告側が録音証拠等を認めた/
冤罪だろうと有罪に仕立て上げる日本の刑事司法の闇(報道)
(医学部大学等事件391)
1、金沢大学や前学長など被告側が録音証拠等を認めた
1/23(木)に、金沢大学(法人としての)、学長(行為当時)、職員課長(行為当時)が被告の訴訟と、金沢大学のみが被告の訴訟が、予定通り、2件同時並行審理の口頭弁論で金沢地裁で行われました(事件番号は下のリンク)。
被告側は、原告が提出していた録音証拠(録音データとその反訳書のセット)の内容(学長が押し入ろうとして原告がケガで青あざを認めるなどした会話)を認めるとともに、原告主張の事実経過(懲戒にしない決定を伏せて、懲戒処分書交付だとして呼び出しを続けたことなど)を概ね認めました。
●録音証拠からの引用や事件番号など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12876488838.html
●主張書面からの引用など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12879638053.html
また、原告提出の、危機対策本部会議(学長が必要に応じて開くというルール)を含む金沢大学の日程表の証拠調べも行われました(無診察での医師法違反の診断書を被告側が証拠提出した前日と前々日に開催)。
●無診察診断書での東京訴訟の主張書面からの引用など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12874806314.html
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12874927131.html
金沢地裁での2件並行審理の次回は、3月10日(月)午後1時30分からになりました。
2、冤罪だろうと有罪に仕立て上げる日本の刑事司法の闇
現代ビジネス-Yahoo、2025.01.26
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d75ca06c9139d0c4bf97bddae7af545ae6f3644
冤罪だろうと有罪に仕立て上げる日本の刑事司法の闇(報道)
(医学部大学等事件391)
1、金沢大学や前学長など被告側が録音証拠等を認めた
1/23(木)に、金沢大学(法人としての)、学長(行為当時)、職員課長(行為当時)が被告の訴訟と、金沢大学のみが被告の訴訟が、予定通り、2件同時並行審理の口頭弁論で金沢地裁で行われました(事件番号は下のリンク)。
被告側は、原告が提出していた録音証拠(録音データとその反訳書のセット)の内容(学長が押し入ろうとして原告がケガで青あざを認めるなどした会話)を認めるとともに、原告主張の事実経過(懲戒にしない決定を伏せて、懲戒処分書交付だとして呼び出しを続けたことなど)を概ね認めました。
●録音証拠からの引用や事件番号など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12876488838.html
●主張書面からの引用など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12879638053.html
また、原告提出の、危機対策本部会議(学長が必要に応じて開くというルール)を含む金沢大学の日程表の証拠調べも行われました(無診察での医師法違反の診断書を被告側が証拠提出した前日と前々日に開催)。
●無診察診断書での東京訴訟の主張書面からの引用など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12874806314.html
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12874927131.html
金沢地裁での2件並行審理の次回は、3月10日(月)午後1時30分からになりました。
2、冤罪だろうと有罪に仕立て上げる日本の刑事司法の闇
現代ビジネス-Yahoo、2025.01.26
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d75ca06c9139d0c4bf97bddae7af545ae6f3644
テーマ:医療事故
インシデント隠蔽などの投稿、千葉大付属病院が調査/
なぜ袴田事件のような冤罪はつくられ続けるのか
(医療事故130)
1、インシデント隠蔽などの投稿、千葉大付属病院が調査
共同-Yahoo、2025.01.08
https://news.yahoo.co.jp/articles/19eb3383a5085ce90f8c6461189efea29cc79c0d
千葉大学医学部附属病院HP(1/8時点で調査中)
https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/news/news_20250108.html
2、なぜ袴田事件のような冤罪はつくられ続けるのか
週プレNEWS-Yahoo、2025.01.07
https://news.yahoo.co.jp/articles/7236a001aa4454ee792cdc9b6fe769866964cbba?page=1
なぜ袴田事件のような冤罪はつくられ続けるのか
(医療事故130)
1、インシデント隠蔽などの投稿、千葉大付属病院が調査
共同-Yahoo、2025.01.08
https://news.yahoo.co.jp/articles/19eb3383a5085ce90f8c6461189efea29cc79c0d
千葉大学医学部附属病院HP(1/8時点で調査中)
https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/news/news_20250108.html
2、なぜ袴田事件のような冤罪はつくられ続けるのか
週プレNEWS-Yahoo、2025.01.07
https://news.yahoo.co.jp/articles/7236a001aa4454ee792cdc9b6fe769866964cbba?page=1
テーマ:医学部・大学等の事件
司法制度を蝕む「最高裁事務総局」中心体制/
腐り切った最高裁人事の巧妙なカラクリ
(医学部大学等事件390)
新年おめでとうございます。
今回は裁判所関係の解説報道2件のご紹介です。
●司法制度を蝕む「最高裁事務総局」中心体制
(現代ビジネス-Yahoo、2025.01.01)
https://news.yahoo.co.jp/articles/51da2fa590c91c578eb7540b5d909454a195a040
●腐り切った最高裁人事の巧妙なカラクリ
(現代ビジネス-Yahoo、2025.01.02)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bb255da00cee0215245c480b705ac300ea223e3
「失われた30年」が更に延びるかどうか、社会の全ての領域に影響を与える国内の司法が、どうなっていくか注目です。
腐り切った最高裁人事の巧妙なカラクリ
(医学部大学等事件390)
新年おめでとうございます。
今回は裁判所関係の解説報道2件のご紹介です。
●司法制度を蝕む「最高裁事務総局」中心体制
(現代ビジネス-Yahoo、2025.01.01)
https://news.yahoo.co.jp/articles/51da2fa590c91c578eb7540b5d909454a195a040
●腐り切った最高裁人事の巧妙なカラクリ
(現代ビジネス-Yahoo、2025.01.02)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bb255da00cee0215245c480b705ac300ea223e3
「失われた30年」が更に延びるかどうか、社会の全ての領域に影響を与える国内の司法が、どうなっていくか注目です。
テーマ:医学部・大学等の事件
金沢大学、前学長、元職員課長が被告の裁判の続報
訴状と原告準備書面の一部、被告側の認否反論の期限が1/16
(医学部大学等事件389)
2回前に録音証拠の反訳の一部をご紹介した、金沢地方裁判所令和6年(ワ)第323号事件ですが、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12876488838.html
2024年10月10日午前に行われた同事件の第1回口頭弁論(公開法廷)で、原告・小川側が陳述した、訴状と原告準備書面1の一部を下に引用します。
なお、これら2文書に対する、被告側の具体的な認否・反論の提出期限は、次回期日である2025年1月23日(時刻は午前11時)の1週間前の1月16日になりました。
「学長の暴力的行為でケガ」(2回前の録音反訳証拠)や「退学の芝居」などに対して、どういう認否反論が出てくるかです。
***323号事件の訴状(R6.8.29付)より一部引用ここから***
第2、事実経過
<中略>
2021年7月、S被告は、同月16日に懲戒処分の決定の場合は「懲戒処分書を交付」するため、原告の勤務キャンパスから数キロ離れた角間キャンパスへ同日の指定時刻に出頭するようメールで連絡してきた。その日時は、原告が歯根嚢胞(感染症でこの診断は確定し治療を続けていた)の治療と同病巣の悪性腫瘍疑いでの経過観察のための診療の日時(以前に予約)と重なっていて両立不能であった。しかし、学長であったY被告が予定は変更しないと言っていると、S被告は原告にメールで連絡してきた。そして原告は診療を受けるため、出頭できなかった。
その16日の会議では、「懲戒にしない正式決定」がなされていたが、S・Y両被告は、その決定を原告に隠して「懲戒処分書の交付」の理由・目的を変更せずに、原告の呼び出しを1ヶ月半にわたって続けた(甲5、1ヶ月半後のメール)。その間の同年7月下旬に、被告大学は、原告への脅迫で逮捕および実名報道され(甲6、Uの逮捕報道)、H・医薬保健学総合研究科長(当時。現在は部局長)のアルバイトだった学生・Uの退学届受理通知書を配布したが、それが退学の芝居であったことがその後に明白になってきている。
こうして、S被告は、「懲戒処分書の交付」がなくなった後も1ヶ月半にわたって原告への呼び出しを続け、Y被告はその連絡をするようS被告に指示していた。そしてこれらを用いて新たな懲戒を事実上決めて(甲5)、「金沢大学の異常事態」と報道される2回目の懲戒情報発信を、翌2022年2月に行った(甲2)。
第3、賠償の根拠とする不法行為等の特定と損害など
1、賠償の根拠とする不法行為等の特定
次の(ア)と(イ)が、本件請求の直接の原因である。
(ア) Y被告の指示を受けて、S被告は、2021年7月16日の「懲戒にしない決定」を同年8月30日までの1ヶ月半にわたって隠して原告の呼び出しを続けた(甲5)。これにより、原告に本来なら不必要な時間と労力の負担を与えるとともに、これらは新たな不当な懲戒情報発信の準備行為でもあった。
<中略>
(イ) Y被告および被告大学は、上記(ア)の「出頭の理由なき呼び出し」を悪用し、2021年8月30日には2回目の懲戒にすることを事実上決めて(甲5)、原告に精神的苦痛を与え、原告はそれへの対応が必要になった。
<中略>
添付する甲号証および資格証明書
甲1、読売新聞報道(裁判所調停を経て教授を不正経理で出勤停止2ヶ月)
甲2、現代ビジネス報道2022.03.03
甲3、日弁連シンポジウムチラシ(衆議院第1議院会館での公益通報シンポジウム)
甲4、甲3の原告講演スライド
甲5、懲戒にしない決定の1ヶ月半後のメール
甲6、Uの逮捕報道(MRO北陸放送-Yahoo)
被告大学の現在事項証明書
***323号事件の訴状(R6.8.29付)より一部引用ここまで***
***323号事件の原告準備書面1(R6.10.2付)より一部引用ここから***
第1、請求原因行為の追加
1、施設部課長連絡に反して守秘契約のカルテ類を拡げた部屋に押し入ろうとした
訴状記載の、懲戒にしない決定を伏せて逮捕学生・Uに退学の芝居までさせて約1ヶ月半にわたり呼び出しを続けたしばらく後の、令和3年10月29日、Y被告は、S被告や施設部課長(当時)、O・理事(当時)、次に述べる施設部課長を含む数名を引き連れて、「部屋を見て写真撮影する」という名目で、原告の准教授室を訪れた。
それ以前に原告は、上記の担当の施設部課長の会話の通り、10月は困難なので11月中に見てもらうことが決まり、後日に日程調整することになっていた(小川「11月いっぱいでと」、課長「はい」など)。そして、翌月の学会発表1件(甲8、翌月学会発表したポスター)と被告大学による教員評価(実績評価)の対象の社会貢献活動としての医療事故分析2件(うち1件は甲8の発表準備でもあった)で、守秘を約して患者側から預かっていたカルテ類を拡げて分析の作業中であった(甲8の内容はその後の発表直前に預け主から公表の同意を得た)。
ところがY被告は、「学長に見せれないものないやろね」「そんなもん、だいたい、何で大学にカルテ持ち込むねん!」と、医学部での業務や社会貢献活動に必要なカルテ持ち込みを非難した。そして、「ここに(施設部)課長いますけど・・・僕は了解した覚えはありません。課長に言うただけでしょ。私が了解したわけじゃないんだから!」と語気を強め、すごい勢いで力ずくでドアを開けて押し入ろうとして、開けさせないように対応した原告の足に激しく当たり激痛が走り、また、更なる攻撃を防ごうと、声を挙げた(この際のケガの部位やY被告が確認した青あざなどは後述)。
Y被告は、当時、金沢大学病院の設置者であり、医学部や病院でカルテ類が研究教育や金沢大学教員評価の社会貢献活動(職務内外のどちらも対象)に必要であることを知りながら、言いがかりをつけて暴力的行為で、原告にカルテ預け主との守秘契約違反をさせようとするとともに、業務を妨害した。
なお、ケガのすぐ後にY被告は、「じゃあ他の部屋見せてもらいますわ」とこの日にこの部屋だけは見るのを止めたし(他の部屋を見る途中で「今日は引き下がってあげます」とも発言)、次いで金沢大学は「教員室は調査対象外」にすることを明文化しており、上記のような押し入りは有害で危険なだけでなく、教員室の調査自体が不必要なことも明白であって、Y被告による嫌がらせであった。
なお、甲8(当時は学会発表が採用済みになり作成中であった)のT大学教員の医師による医療トラブルの発表が決まり、T大学などと大学院を形成する金沢大学として、原告に圧力をかけてこの発表を妨害しようとする目的もあった。
2、暴力的行為で原告の下腿前部にケガを負わせたー未必の故意の傷害行為
上記1の、Y被告が押し入ろうとした際、Y被告は身長こそやや小柄であったが、すごい勢いと力でドアを押した。その際、原告の下腿(ヒザ下から足首の間)前部の肉が殆ど無く薄い皮程度で骨がほぼ露出に近い部位にドアが激しく当たって激痛が走り、原告は叫んだ。その後しばらくすると、原告は、強い痛みはあるもののなんとか歩けるくらいになり、准教授室以外の部屋を案内したが、痛みで何度も休止する必要があり、そうした休止を数回はさむとともに、「一番この硬いところに当たったんですよ、肉の無いところに」と説明し、
Y 「ここ」
小川「そこが、はい、あの、押し入ろうとされて、私が止めようとした時にね。」
(少し間、痛いので休んでいる)
小川「ここですよ、こことここ、こう当たった感じですかね。」
Y 「うん、ちょっと青くなってきた。」
小川「でしょ。」
と、Y被告は、原告の当該部位が青く腫れてきたことを認めた。また、Y被告は、「警察でもどこでも言ったら」とも述べた。
課長と「11月に」となっていたところに突然訪れ、カルテ預け主とのカルテ類の守秘契約を守るためにドア開きを防ごうとしている原告に対して、すごい勢いと力でドアを押せば、手足などにケガをする可能性が一定程度あることは明らかであり、これは未必の故意による傷害行為であった。そしてその日にその部屋を見たり写真撮影をする必要もなく(そして被告金沢大学は「教員室を除く」と明文化もしている)、暴力的行為自体が目的であった。
<中略>
4、小括
上記1〜3で、原告は下腿部強度打撲による激痛(強い痛みと腫れが続き、数日後頃から徐々に減弱し始めた)と精神的苦痛を受けて、しばらく作業ができなくなるとともに、恐怖心が続くなどの損害が出ており、これらを請求の直接原因に追加する。
***323号事件の原告準備書面1(R6.10.2付)より一部引用ここまで***
訴状と原告準備書面の一部、被告側の認否反論の期限が1/16
(医学部大学等事件389)
2回前に録音証拠の反訳の一部をご紹介した、金沢地方裁判所令和6年(ワ)第323号事件ですが、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12876488838.html
2024年10月10日午前に行われた同事件の第1回口頭弁論(公開法廷)で、原告・小川側が陳述した、訴状と原告準備書面1の一部を下に引用します。
なお、これら2文書に対する、被告側の具体的な認否・反論の提出期限は、次回期日である2025年1月23日(時刻は午前11時)の1週間前の1月16日になりました。
「学長の暴力的行為でケガ」(2回前の録音反訳証拠)や「退学の芝居」などに対して、どういう認否反論が出てくるかです。
***323号事件の訴状(R6.8.29付)より一部引用ここから***
第2、事実経過
<中略>
2021年7月、S被告は、同月16日に懲戒処分の決定の場合は「懲戒処分書を交付」するため、原告の勤務キャンパスから数キロ離れた角間キャンパスへ同日の指定時刻に出頭するようメールで連絡してきた。その日時は、原告が歯根嚢胞(感染症でこの診断は確定し治療を続けていた)の治療と同病巣の悪性腫瘍疑いでの経過観察のための診療の日時(以前に予約)と重なっていて両立不能であった。しかし、学長であったY被告が予定は変更しないと言っていると、S被告は原告にメールで連絡してきた。そして原告は診療を受けるため、出頭できなかった。
その16日の会議では、「懲戒にしない正式決定」がなされていたが、S・Y両被告は、その決定を原告に隠して「懲戒処分書の交付」の理由・目的を変更せずに、原告の呼び出しを1ヶ月半にわたって続けた(甲5、1ヶ月半後のメール)。その間の同年7月下旬に、被告大学は、原告への脅迫で逮捕および実名報道され(甲6、Uの逮捕報道)、H・医薬保健学総合研究科長(当時。現在は部局長)のアルバイトだった学生・Uの退学届受理通知書を配布したが、それが退学の芝居であったことがその後に明白になってきている。
こうして、S被告は、「懲戒処分書の交付」がなくなった後も1ヶ月半にわたって原告への呼び出しを続け、Y被告はその連絡をするようS被告に指示していた。そしてこれらを用いて新たな懲戒を事実上決めて(甲5)、「金沢大学の異常事態」と報道される2回目の懲戒情報発信を、翌2022年2月に行った(甲2)。
第3、賠償の根拠とする不法行為等の特定と損害など
1、賠償の根拠とする不法行為等の特定
次の(ア)と(イ)が、本件請求の直接の原因である。
(ア) Y被告の指示を受けて、S被告は、2021年7月16日の「懲戒にしない決定」を同年8月30日までの1ヶ月半にわたって隠して原告の呼び出しを続けた(甲5)。これにより、原告に本来なら不必要な時間と労力の負担を与えるとともに、これらは新たな不当な懲戒情報発信の準備行為でもあった。
<中略>
(イ) Y被告および被告大学は、上記(ア)の「出頭の理由なき呼び出し」を悪用し、2021年8月30日には2回目の懲戒にすることを事実上決めて(甲5)、原告に精神的苦痛を与え、原告はそれへの対応が必要になった。
<中略>
添付する甲号証および資格証明書
甲1、読売新聞報道(裁判所調停を経て教授を不正経理で出勤停止2ヶ月)
甲2、現代ビジネス報道2022.03.03
甲3、日弁連シンポジウムチラシ(衆議院第1議院会館での公益通報シンポジウム)
甲4、甲3の原告講演スライド
甲5、懲戒にしない決定の1ヶ月半後のメール
甲6、Uの逮捕報道(MRO北陸放送-Yahoo)
被告大学の現在事項証明書
***323号事件の訴状(R6.8.29付)より一部引用ここまで***
***323号事件の原告準備書面1(R6.10.2付)より一部引用ここから***
第1、請求原因行為の追加
1、施設部課長連絡に反して守秘契約のカルテ類を拡げた部屋に押し入ろうとした
訴状記載の、懲戒にしない決定を伏せて逮捕学生・Uに退学の芝居までさせて約1ヶ月半にわたり呼び出しを続けたしばらく後の、令和3年10月29日、Y被告は、S被告や施設部課長(当時)、O・理事(当時)、次に述べる施設部課長を含む数名を引き連れて、「部屋を見て写真撮影する」という名目で、原告の准教授室を訪れた。
それ以前に原告は、上記の担当の施設部課長の会話の通り、10月は困難なので11月中に見てもらうことが決まり、後日に日程調整することになっていた(小川「11月いっぱいでと」、課長「はい」など)。そして、翌月の学会発表1件(甲8、翌月学会発表したポスター)と被告大学による教員評価(実績評価)の対象の社会貢献活動としての医療事故分析2件(うち1件は甲8の発表準備でもあった)で、守秘を約して患者側から預かっていたカルテ類を拡げて分析の作業中であった(甲8の内容はその後の発表直前に預け主から公表の同意を得た)。
ところがY被告は、「学長に見せれないものないやろね」「そんなもん、だいたい、何で大学にカルテ持ち込むねん!」と、医学部での業務や社会貢献活動に必要なカルテ持ち込みを非難した。そして、「ここに(施設部)課長いますけど・・・僕は了解した覚えはありません。課長に言うただけでしょ。私が了解したわけじゃないんだから!」と語気を強め、すごい勢いで力ずくでドアを開けて押し入ろうとして、開けさせないように対応した原告の足に激しく当たり激痛が走り、また、更なる攻撃を防ごうと、声を挙げた(この際のケガの部位やY被告が確認した青あざなどは後述)。
Y被告は、当時、金沢大学病院の設置者であり、医学部や病院でカルテ類が研究教育や金沢大学教員評価の社会貢献活動(職務内外のどちらも対象)に必要であることを知りながら、言いがかりをつけて暴力的行為で、原告にカルテ預け主との守秘契約違反をさせようとするとともに、業務を妨害した。
なお、ケガのすぐ後にY被告は、「じゃあ他の部屋見せてもらいますわ」とこの日にこの部屋だけは見るのを止めたし(他の部屋を見る途中で「今日は引き下がってあげます」とも発言)、次いで金沢大学は「教員室は調査対象外」にすることを明文化しており、上記のような押し入りは有害で危険なだけでなく、教員室の調査自体が不必要なことも明白であって、Y被告による嫌がらせであった。
なお、甲8(当時は学会発表が採用済みになり作成中であった)のT大学教員の医師による医療トラブルの発表が決まり、T大学などと大学院を形成する金沢大学として、原告に圧力をかけてこの発表を妨害しようとする目的もあった。
2、暴力的行為で原告の下腿前部にケガを負わせたー未必の故意の傷害行為
上記1の、Y被告が押し入ろうとした際、Y被告は身長こそやや小柄であったが、すごい勢いと力でドアを押した。その際、原告の下腿(ヒザ下から足首の間)前部の肉が殆ど無く薄い皮程度で骨がほぼ露出に近い部位にドアが激しく当たって激痛が走り、原告は叫んだ。その後しばらくすると、原告は、強い痛みはあるもののなんとか歩けるくらいになり、准教授室以外の部屋を案内したが、痛みで何度も休止する必要があり、そうした休止を数回はさむとともに、「一番この硬いところに当たったんですよ、肉の無いところに」と説明し、
Y 「ここ」
小川「そこが、はい、あの、押し入ろうとされて、私が止めようとした時にね。」
(少し間、痛いので休んでいる)
小川「ここですよ、こことここ、こう当たった感じですかね。」
Y 「うん、ちょっと青くなってきた。」
小川「でしょ。」
と、Y被告は、原告の当該部位が青く腫れてきたことを認めた。また、Y被告は、「警察でもどこでも言ったら」とも述べた。
課長と「11月に」となっていたところに突然訪れ、カルテ預け主とのカルテ類の守秘契約を守るためにドア開きを防ごうとしている原告に対して、すごい勢いと力でドアを押せば、手足などにケガをする可能性が一定程度あることは明らかであり、これは未必の故意による傷害行為であった。そしてその日にその部屋を見たり写真撮影をする必要もなく(そして被告金沢大学は「教員室を除く」と明文化もしている)、暴力的行為自体が目的であった。
<中略>
4、小括
上記1〜3で、原告は下腿部強度打撲による激痛(強い痛みと腫れが続き、数日後頃から徐々に減弱し始めた)と精神的苦痛を受けて、しばらく作業ができなくなるとともに、恐怖心が続くなどの損害が出ており、これらを請求の直接原因に追加する。
***323号事件の原告準備書面1(R6.10.2付)より一部引用ここまで***