何度も飲みに誘われていたようで、婚約指輪を着けて、十和さんは元カレと飲みに行きました。


元カレは職場の上司に当たる方です。




私としても、止めるわけにはいかないですし、心穏やかではないのですが、自分でなくても、十和さんが幸せになるのであれば、十和さんが選んだ道を歩んで欲しいと思うので、行っておいでと送り出しました。




ただし、帰りは迎えに行くと伝えました。





帰り時間の連絡が入り、迎えに行きました。



十和さんはベロンベロンに酔っていました。
楽しかったようでした。



まぁ、楽しいとしても、私としては複雑でしたが、十和さんは元カレに「彼氏にこの日のこと言ってるし、この後も迎えに来るよ~」と言って、きちんと牽制はしていたようです。
指輪もきちんと見せたようでした。




ただ、それでもやはり、元カレも未練があったようで、物凄い口説かれまくったとのこと。




けど、やっぱり、前回の終わりのこともあるし、私がいるから考えられないとは言ったようです。





私がいなければ、もしかしたら、ヨリを戻してたかもな~と言われ、さすがに、それは何だかモヤモヤしました。



その日のことは、それで話は終了!と思っていた中、クリスマスを迎えました。