2024年2月4日
23時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。
前橋市長選挙は、新人の小川晶 候補が初当選を飾った。現職の山本龍候補の4選はならなかった!!(残念)
苦しい選挙を戦い抜いた山本龍候補本人はもちろんのこと、選対や陣営の関係者を含む全ての支援者の皆さんに、「お疲れ様でした!!」と申し上げたい!!
目的は果たせなかったが、全力を尽くして戦った!!堂々と胸を張って欲しい!!
選挙の結果をザックリ言うと、6万票vs4万6千票。思った以上の差がついた。投票率は、前回より3,77ポイント低い39,9%だった!!
投票率が4ポイント近く低下したことを見ると、今回の選挙で新人候補のブームが起こったわけではないことがよく分かる!!
NHKの結果分析を見ても、最大の要因は、(ブログシリーズでも指摘していたように)「本来なら現職候補を支持してもらえるはずの保守系の票」の一部が、相手候補に取り込まれたことだ!!
加えて、「無党派層からの支持」という点で、終始、新人候補に大きく水を空けられていたことも、主要な敗因の1つだろう。
「政治とカネの問題」も、大きく影響した。前橋市役所で連続して発生していた一連の不祥事への有権者の怒りが、国政を揺るがしている自民党の裏金問題で、更に増幅されていたことも見逃せない事実だ。
投票日の1週間前に報道された地元紙の選挙情勢分析(「現職がやや優勢」)も、現職陣営には痛手だった!!あの時点から、相手候補との差が大きく開いたという感覚がある!!
いろいろ書きたいことはあるが、自分は「選挙至上主義者」だ。どんな事情があろうと、「選挙結果」には、いかなる言い訳も通用しない!!それが「民意」に他らないからだ!!
結論として言うと、今回の選挙は、現職陣営の完敗だ!!(キッパリ)前橋市民は「山本市政の継続」ではなく「市政の刷新」を選んだ!!
女性初の前橋市長となる小川晶前県議には、ぜひ、頑張って頂きたい!!知事として、県都である前橋市との関係は(引き続き)重視していく。こうなった以上、時間をかけて信頼関係を作り上げていくしかない!!
30年近い政治家としてのキャリアの中で初めて目撃した現象(保守王国での与党の完敗)に関する山本一太の分析や感想は、何回かに分けて掲載する!!
この結果を目の当たりにして、改めてこう思わずにはいられない!!「選挙とは、本当に厳しいものだ!!」と。(ため息)
さて、と。気持ちを切り替えて、明日からも、全力疾走する!!
追伸:夕方は、「少年野球連盟群馬県支部 賀詞交換会」に出席した。来賓祝辞では。大谷翔平選手のドジャース人団にも言及した!!群馬県のボーイズリーグから、第二、第三の大谷選手が生まれることを期待している!!