私の歌の歌詞で、

「僕の天使っさ!君はねって!…」

というフレーズの入った歌があります。










歌のタイトルは。




「さよならの物語」


 



この歌詞のフレーズ、

そのままの言葉を私は、

生まれた時からずっと掛けられ、

育ててもらいました。





なのでこの歌がリリースされた時、


「おじいちゃんのためにある歌やなぁ

これはおじいちゃんのフレーズや」


と言っていた…





そう。


その言葉の主は祖父でした。










この歌がリリースされた僅か一年後に、

祖父は帰らぬ人となりましたが、

この歌のこのフレーズを何度も歌っては、

とても嬉しそうでした。











「まるで天使や!智栄美って!」


さすがに小学生高学年の頃に言われた時は、


「やめて おじいちゃん 恥ずかしいやん」


と笑いながら、

やんわり断りましたが(笑)










でも祖父は、


「あぁそうかぁ

もうレディやもんなぁ」


と言い。








天使からレディに変わっただけで。






それ以降は、


「素敵なレディや!智栄美って!」


と言っていました^ ^







それがたまたま、

「さよならの物語」に、

そんな歌詞があったもんですから、

嬉しくて仕方がなかったみたいでね^ ^










この前ふと、

お空の上で祖父は何をしているのかしら。





お空にはまだいるのかしら。





なんて考えたりしていました。









先程の記事で書いたことと同様に。










言葉のマジックというか、

言葉の魔法とかとも言いますが、

言葉って本当に大切なものだなぁと。

今日は特になんだかそう思う…

朝なのでした。









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