「コロナ禍」と言いながらも、実は、全然死者が増えていなかった、日本。
「コロナによる死者」は出ているのよ、もちろん。
でも、死者総数が、増えてなかったわけ。
「『コロナ死者』を見ても実態は把握できないよね」というのは、かなり前から世界中の学者が言っていて。
なんでかっていうと、「コロナじゃない理由で死んだ」とされた人の中にも実はコロナだった人がいるし、「コロナが理由で死んだ」とされた人の中にも、コロナがなくても別の理由で死んでいたであろう人もいるからね。
だから「超過死亡で観測すべき」というのが
もう一年以上前から言われています。
で、日本、ずっと出てなかったのよ。
その超過死亡が。
つまり、別に人、そんな死んでない、ってこと。雑な言い方すると。
ちなみに言うとアメリカではめっちゃくちゃ死んでます。
とんでもない規模で死んでます。
「日本はコロナ感染者少ないって言うけど、それは検査が少ないからだ!実際にはもっと感染者が多いはずだ!!」
という意見の人、すごく多かったけど、超過死亡から見ても、特にそのような事実は確認できない、というのが結論でした。
でも、2021年の4〜6月に、ようやく日本でも超過死亡が確認されるように。
第5波のピークの前の時期ですね。
第5派ピークの時期には、もっと超過死亡が出るのかしら??
(以下追記)
あ、違うわ。
そう言えば、第5波、死者の山だと第4波を超えてないんでした。
なので、第5波の超過死亡が第4波の超過死亡を超える、ってことはなさそうですね。
てか、全体の死者数と比べると、コロナ死者、少なっ!です。
(超過死亡のグラフは週毎で、↑のグラフは日毎だけど。それにしたって!)
(以上追記)
一点気を付けたいのが、前年のデータ。
実は、2020年の1〜3月には、超過死亡どころか、過小死亡が観測されているのよね、日本。
つまり「これくらい死ぬのでは?」という予測よりも、実際に死んだ人が少なかったわけ。
たぶんなんだけどさ、この冬の時期に、本来であれば、「風邪をこじらせて……」とか「インフルエンザにかかって……」とか「忘年会で飲みすぎて転落死」とか……そういう他の理由で死んでいたであろう方々が、死ななかったんだよね。
コロナ自粛と、対コロナ感染症予防の効果で。
でも、高齢の方とか、そこで死ななくても、いずれは時期が来るわけで。
それが自然の摂理なわけで。
2021年4〜6月の超過死亡の中には、そうした「期ズレ」要因も、ある程度は入っていると考えるべきだと思います。
そして、人って、明らかに冬にいっぱい死ぬんだね……
毎年波形が同じ……
そして毎年夏休み時期にちょっと死者増える……
おもしろいって言ったら悪いのだろうけど、おもしろい……
公立中高一貫校の適性検査の問題に出たら面白いね!コロナ死者のデータ読み取り!
ないだろうけど!!