明日6月26日
大安吉日より縁起の良い日
縁起のいい日、「天赦日」をご存知ですか?
天赦日は「天が赦(ゆる)す日」という意味。
どんなこともうまくいくような大吉の日なんですよね。
暦の中でも、かなり貴重な吉日です。
2019年には、7回しかないぐらい貴重な日ですよ。
大安や一粒万倍日も吉日ですが、一年に60回ぐらいあるんです。
天赦日の貴重さがわかりますよね。
今年の天赦日がいつなのか。
大吉の日をつい忘れて過ごしてしまわないように。
ぜひ、知っておいてください!
2019年はちょうど多く来るので、7回もあるということになります。
こんな話はどうでもいいですよね。
ここで書きたいのは、7日ある天赦日がどんな日なのか。
その比較をしたいんです。
天赦日は暦の中でも最高にいい日だと言われます。
逆に吉ではない、「凶」を表すものもあるんですよね。
たとえば、「仏滅」とか「不成就日」とか。
こういった日の吉や凶を表す情報を「暦注」と言います。
この暦注の種類がかなり多くあります。
天赦日も吉を表す暦注の1つ。
ですが、他にも、大安や仏滅などの「六曜」。
6種類の吉や凶を表すから六曜です。
同じように12種類の吉や凶を毎日繰り返す「十二直」。
28種類を繰り返す「二十八宿」。
さらに、「一粒万倍日」、「不成就日」、「受死日」、「十死日」などなど。
それらが、一日の中に混在してるのが暦です。
天赦日だから、他の暦注も吉かと言えば、そうでもありません。
統一感はなく、別々のルールで日が決まっているからです。
なんでそんな矛盾が生じるのかと思うかもしれませんが、それが暦なんです。
むしろ、一日の中に吉と凶が両方あるのが普通なんですね。
つまり、天赦日に吉が重なるかもしれませんが、凶が重なるかもしれない。
そんなとき、本当に天赦日だからというだけで良い日なの?
となるわけですよね。
天赦日だから全部OKと考える人もいます。
ですが、もう少し慎重に暦を見てみましょう。
ほかの吉や凶も見てみると、気を付けた方がいいことなどもわかると思います。
2019年に7回ある天赦日。
同じ天赦日でも、細かい違いがあるんですよ。
2019年の4回目の天赦日は、6月26日です。
この日は、まず十二直の「建」が大吉の日です。
また、二十八宿の「参」もいい日です。
六曜は「仏滅」で凶です。
「仏も滅するような凶日」、「何事も忌む」などと言われます。
ですが、「一粒万倍日」の吉日でもありますよ。
また、「神吉日」という吉も重なっています。
神吉日は「神事」、「参拝」、「遷宮」などによい日。
なかなか遷宮をする機会はないですけどね。
神社やご先祖様にお参りするのにも良い日です。
6月26日の天赦日は、一粒万倍日と重なること。
仏滅ではあるものの、ほかに凶は少ないというのがポイントでしょうか。
残念ながら、7月と8月には天赦日がありません。
天赦日を有意義に過ごしてくださいね!