この世とお別れする時は
笑って旅立てたらと
ずっと願って生きてきた
儚いゆめだっと
ようやく気づいた
いつからか忘れたけれど
思考停止中
私の脳ミソは
既に働くことをやめたらしい
左の耳も
あまり聞こえなくなっていた
いっそのこと
両方聞こえなくなったら
嫌な事も
聞かなくて済むのだろうか
まあ、それもいいかもしれない
喘息の治療もやめる
先はわかっている
だからやめる
私でなければということは
この世には無い
いかにキレイに消えるか
これからの課題は
そこなんだと思う
ちっぽけなゴミが
消えてなくなっても
誰も気付かず
誰も悲しまず
そんな存在になって
キレイに消える
風が吹いたら
それでおしまい