キティちゃんとのラストデートはラブホになった。

キティちゃんと、とりあえずは最後のベッドインだ。

もちろん、これで最後ってのは嫌だけど、ボクは待っているけど、ボクでは解決が出来ない問題があるから、キティちゃんが、今の家族よりボクを選んでくれるなら、ボクはキティちゃんを生涯大切にすると誓う。

キティちゃんが家族を選ぶなら、もう会えなくなると思う。その時は、寂しさも、ツラさも耐えて、キティちゃんの幸せを願うしか出来ない。

ボクの本音は、バレないのなら、この関係性でも、末永く継続したかった。本当は、旦那がいるのは嫌だけど、でもキティちゃんと会える幸せを味わえるのなら不倫だって構わなかった。いつかは、キティちゃんを独占したいけど、それまではバレないように付き合いたかった。

でも、キティちゃんはバレる。嘘をつき続けれる人では無い。

キティちゃんと会うたびにラブホにばかり行き、やりたいだけとか軽蔑されそうで、キティちゃんを大切にしてないのでは無いかと自己嫌悪にもなりそうだけど、限られた時間の中でキティちゃんを側に感じていたいと思うと、二人だけの空間のホテルになってしまう。

僕には何の取り柄も、セールスポイントも無く、今のキティちゃんより幸せにしてあげれるのかは確証出来ないけど、ボクは誰よりキティちゃんを愛するし、キティちゃんを裏切らないし、キティちゃんにツラい想いはさせない。

今度のホテルは幸せ、楽しさ以外に、切なさも感じそうな予感。

キティちゃんに会えなくなって、ボクはどうやって生きていけば良いんだろうか?