情けない…無賃乗車のあげく逆ギレとは | 風の吹くまま気の向くまま

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 年末年始はお酒を飲む機会が多い時期ですが、酒に絡んだ事件も多発します。きょうの未明にはこんな事件が起きました。



無賃乗車逆ギレ、千円札投げつけ駅員殴る 高島屋店員逮捕(MSN産経ニュースより)

 埼玉県警川越署は5日、暴行の現行犯で、坂戸市柳町、「高島屋大宮店」店員、安藤和馬容疑者(30)を逮捕した。

 調べでは、安藤容疑者は5日午前1時5分ごろ、川越市脇田本町のJR川越駅改札で、無賃乗車を男性駅員(28)に注意されたことに腹を立て、1000円札を投げつけた後にいきなり駅員の顔を素手で殴った。

 安藤容疑者はさいたま市大宮区内で酒を飲んだ後、JR大宮駅から無賃乗車していた。川越駅で乗客の後ろについて自動改札をすり抜けようとしたところ駅員に見つかった。

 「終電間際で切符を買う時間がなかった」と供述しているという。安藤容疑者は5万円以上を所持していた。



 大手デパートの社員がなんとも情けない事件を起こしたものです。どの程度酔っていたかは分かりませんが、巧妙に無賃乗車をしようとしていたことから、結構冷静だったといえるでしょう。もちろん、酔いの程度に関係なく、酔っていたということは言い訳にはなりませんが。


 それは別としまして、いまや首都圏の駅ではほとんどが自動改札となっていますが、この自動改札を悪用した、せこい連中を時々見かけます。


 その一つが上記の事件の容疑者のように、前の人にくっつくようにして改札をすり抜ける手口。そのほかに、立派な大人が子供料金の切符を買って自動改札を通過する手口。何台も自動改札がある所を駅員が1人で見ているので、なかなか見つけにくいでしょうし、仮に見つけても、駅員がいる所から一番遠い改札で、そういうことをやられたら、追いかけたくても追いかけられないでしょう。


 そういうことを考えると、この容疑者は運が悪かったか、あるいは見つけた駅員が不正行為を見逃さないぞ、という強い意思を持っていたか、ということでしょうか。


 いずれにしましても、ほとんどの乗客は決められた運賃を支払って乗っているのですから、不正を行う連中は徹底的に取り締まっていただきたいものです。


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