■事件概要
神奈川県警緑署は13日までに、強制わいせつ致傷容疑で私立東洋高校(東京都千代田区)の常勤講師大久保雄治容疑者(24)を逮捕した。逮捕容疑は12日夜、同区の路上で、帰宅途中だった女子高校生(17)のスカートの中に手を入れ下半身を触るなどし、生徒が倒れた際、左手に擦り傷を負わせた疑い。「脚がきれいだった」と容疑を認めているという。東洋高によると、同容疑者は物理担当。磯部忠勝副校長は「確認中だが、信じられない」と驚いている。
■事件番号、担当
平成25年(わ)第1117号<裁判員裁判>
罪名: 強制わいせつ致傷
担当: 朝山裁判官
(合議)、多田、小林。
※小林裁判官は僕が聞きたいこと・ツッコミたいことを的確に質問するので評価してます
時間: 10:00~17:00、403号法廷
↑"法廷では私が最高権威です"風の低音ボイス、朝山裁判長
検察官~ヨコイ、もう一人は若手男性
弁護士~石崎冬貴 、もう一人はベテラン男性
■内容
被告人は大学院時代に脳科学を専攻。今春に卒業し、子供の頃からの夢であった高校教師になった。
勤務先の高校は共学。
証人は被告人の母親。被告人と二人暮らし。
被告人は前科前歴なしだが、
本件(6/12夜)の直近、4月終わり、5月初めにも事件を起こしたが、逮捕されず。
20歳前後の女性の太ももに触って逃げたという事件。
事件当日は、乗り換えする駅で乗り換えすることなく途中下車した。
「女性の太ももを見ながら帰れればいいなあと思った」
「H24.11まで交際していた女性の太ももの感触が忘れられなかった」
被害者の女子高生の制服は膝上15cm。
「見ているうちに触りたいという欲求が抑えられなくなった」
「以前は一瞬しか触れなかったので、今回は少しでも長く触りたかったので被害者に後ろから抱きつき、びっくりさせて太ももの内側を触った」
被害者は、股間を触られた。被告人に倒され、被告人は四つん這いになって胸を触った。強姦されるかと思い、「やめてください!」と大きな声を出した。
「太ももの内側は触りましたが、股間は触った記憶はありません。しかし、被害者の方がそう受け止めたなら否定するつもりはありません」
「刑務所に入って罪を償いたいです」
検察官
「太ももを眺めたいと思って駅を降りたのではなく、太ももを触りたいと思って降りたのでしょ。眺めるだけだったら勤務先の学校でも見れますよね」
【傍聴雑感】
被害者代理人の弁護士(女性)と被害者の母親も検察官の後方席に出廷。
本件は被告人サイドと被害者サイドがドロドロにモメているケース。
被告人サイドが用意した100万円の示談金を受け取らず。
逆に、被害者サイドは民事訴訟を起こし300万円の請求をしている。
なぜか?どんな背景があるのか?
被告人サイドは二回保釈請求をしている。
請求が却下されると不服申し立てをした。
請求理由は被告人を姉の結婚式に出席させるため。
これが被害者サイドの感情を逆なでした。
被害者からすると二度と被告人とは会いたくない。保釈されていると思うと怖くてしょうがない。
しかも、保釈金には300万円かかる。
被害弁償よりも保釈を優先する神経が理解できない、というのが被害者サイド。
まとめると、
姉の結婚式>被害者の恐怖心
被告人の保釈>被害者弁償
はけしからん!無神経にもほどがある、
と被害者サイドは憤りを感じた。
被告人と被害者の家は一駅の距離。
被告人の祖父母の家は1時間半の距離だが、横浜市内。
被害者は近くに被告人が住んでいると思うと、怖くてしょうがない。
被告人は今回の事件の原因を自分で分析できない。
検察官「5ヵ月も拘留されていて原因がわからなくては、また事件を起こす可能性がありますよね」
大学院で脳科学を研究してきた男でも、自分の脳内を分析することはできないようだ。
被害者は終始涙を流し、証言台では手足を震えさせていた。
「自分は最低の人間です」
と、反省の情は感じられる。
性癖はDNAに埋め込まれているから、変えることやなくすことはできないでしょう。
合法的に違うところ(風俗とか彼女を見つけるとか)でその性癖を発散することが解決策なのではないでしょうか。
少なくとも教師をすることは女子生徒が危険なので、違う道に進んで下さいね。
そうそう、秋葉原事件の加藤が、ネットに書いていた文を思い出しました。
「自分に彼女さえいれば」
■判決