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ホンマでっかTV【パニック障害・テンパる・あがり症や緊張の対処法 】

 2017/06/01  生活・家族 ミセスラボ編集

主義でイメージ通りにならないとテンパってしまう…
先輩の前ではあがってしまっていつも通りのパフォーマンスができない…
適度な緊張感は人生を豊かにするためにも必要だと言われますが、いき過ぎた緊張はパフォーマンスを悪くする原因にもなりますよね。
今回のホンマでっかTVでは、どんな人がパニックになったりテンパりやすいのか?〜あがりにくくなる方法や緊張を和らげるためにはどうしたらいいのかについて紹介されました!

パニック・パニック障害

パニック時の深呼吸は逆効果?

パニックになってしまったら「とにかくゆっくり深呼吸して」と言われることが多いと思うのですが、実はアメリカのサイエンスデイリーからの情報ではパニックになった時の深呼吸は逆効果のようです。

パニックになった時の深呼吸で過呼吸になる?

心理評論家の植木理恵先生によると、パニックになった時にはいつのまにか呼吸が早くなっているので酸素過多になってしまうそうです。
そして二酸化炭素が必要なのに二酸化炭素を吐きすぎてしまう
そんなときに大きな深呼吸をしたらさらに過呼吸になってしまうとのこと。

二酸化炭素が足りなくなっている状態での深呼吸によって過呼吸になり、めまいを起こして失神してしまうこともあるようです。

パニック時は浅い呼吸がオススメ

パニックになったときには小さい呼吸をするといいそうです。
ただ、実際にパニックになったときに小さい呼吸を心がけることは大変なので訓練が必要とのこと。

パニック障害とパニックは違う

脳科学評論家の澤口俊之先生によるとパニック障害とパニックは分けて考えられ、パニック障害は病気として考えられるとのこと。
長嶋一茂さんは新幹線に乗れなくなったそうですが、一度、新幹線に乗ったときにパニック発作を起こしてしまうと予期不安によって新幹線に乗るのが怖くなってしまうということ。

パニック障害の原因はカフェインのとりすぎ?

パニック障害は女性の方が2倍多いと言われているようですが、突然不安感がきて、いきなり生死の危険を感じてしまう方もいるようです。
カフェインのとりすぎがパニック障害のかなりのきっかけになると澤口俊之先生は言います。
カフェインは脳を刺激するのでパニック発作を起こす可能性が出てきてしまうとのこと。

ですからパニック障害の人はカフェイン摂取を控えめにする方がいいようです。

ルーティンでパニック障害が治る?

植木理恵先生によると、パニック障害になったときには1つルーティンを決めておくと治ることがあるとのこと。
植木理恵先生自身が長い間パニック障害だったそうですが、横になれば治るということが分かっているので、遠足用のシートを敷いて電車でも飛行機でも横になってしまうそうです。

一生パニック障害だった人はいない?

植木理恵先生は「横になる」というルーティンでパニック障害は治っているということですが、
一生パニック障害だったという人は1人もいないとのこと。
そしてパニック障害で亡くなった人もいないそうです。

高いゴールを設定する人ほどパニックになりやすい?

植木理恵先生によるとブリティッシュコロンビア大学で調べられていることとして、バスケットのゴール設定を果てし無く高く設定する人にパニックになりがちな人が多いということがわかってきたこと。

まあまあの合格点でいいやと考えている人はパニックにならないということ。

パニックになったときにはゴールと現状(の差)を理解するといいようです。

テンパりやすい人・テンパりにくい人

男子校女子校出身はテンパりやすい?

法律評論家の堀井亜生先生によると、
テンパりやすい人の特徴として男子校や女子校出身の人が挙げられるそうです。
些細な理由で離婚相談に来る人は持ち上がりのエスカレーター式で大学まで行った過多や男子校、女子校などの狭い人間関係の中で育った方が多いということ。

そういった男性からは
「妻が前に言ったことと違ったことを言うんです」
「妻が感情的に怒るんです」
と言った相談をされることが多いそうなのですが、
女性経験があったらそんなことは当然のことで、

思春期に異性を見てなかったり、色々な人を見てないので対応しきれないことがあるということ。

真面目な人ほどテンパりやすい

堀井亜生先生によると真面目な人ほどキャパシティが狭くなり、自分のキャパを超えることがあったときにテンパりやすい傾向があるとのこと。

榎並大二郎アナウンサーがまさにこのパターンで、「完璧主義なのでちょっとダメになるとダメになってしまう」とのこと。

テンパる人は自分のコントロールができない

印象評論家の重田みゆき先生によると、テンパってしまう人は自分をコントロールすることができない方が多いのですが、
テンパらない方は自分をコントロールでき、常に落ち着いているとのこと。

指先を合わせて脈拍を測ると落ち着いてるかどうかわかる?

指先を合わせて脈拍を測る
自分の脈を測るときに手首や首ではなく指先を合わせて脈拍を測ると自分の落ち着き度がわかるそうです。

緊張しない人は指先を合わせてすぐに脈を測れ、一瞬で集中することができるそうですが、
緊張しやすい人はわからないこともあるということ。

日頃から指先を合わせて脈を測る練習をしておくと集中して落ち着けるようになるそうです。

オバマ前大統領やスティーブ・ジョブズもこのポーズをとってた?

この方法は指先を意識することで副交感神経が働くように自分でコントロールするので相当良い方法だと澤口俊之先生も言います。

さらに重田みゆき先生によるとオバマ前大統領やスティーブ・ジョブズもよくこのポーズをとって喋っていたということ。

プレパフォーマンスルーティン

プレパフォーマンスルーティン
何かをする前に準備をしておきましょうという意味のプレパフォーマンスルーティンを作ったスポーツ心理評論家の荒木香織先生ですが、
荒木香織先生は五郎丸ポーズを作ったスポーツ心理学者で2015年ラグビーW杯の日本代表メンタルコーチを務めていたということ。

・荒木香織先生の著書

このプレパフォーマンスルーティンを行うことによって、このルーティンに続く動作をいつも通りにスムーズに行うことが可能になるということ。

関西のおばちゃん・おっちゃんはテンパらない

荒木香織先生によると関西人はテンパりにくいと言います。
心理学的にはレジリエンスと呼ばれ、楽観性による困難な状況をうまく乗り越える力が関西人にはあるということ。

15秒以内に味方を見つけると緊張が和らぐ?

緊張を抑えたいときは会場で挨拶するときに15秒以内に自分の味方を見つけるといいそうです。
例えば人前で話すときは
3割くらい自分の味方になってくれる人がいるそうなのですが、
自分に興味がない人も3割いて、
やってみなさいよって思っている人も3割いるとのこと。

最初に敵を見つけるとテンパりやすい?

最初に敵を見つけるとテンパりやすい
緊張しやすい人は「やってみなさいよ」の3割が目に入ってしまっているそうです。

グレーゾーンでテンパらない

荒木香織先生によるとテンパりやすい人は成功しないといけないと強く思ってしまう人だということなのですが、関西人はグレーゾーンを持ち合わせることによってテンパらないとのこと。

曖昧でもいい(グレーゾーン)と思えれば失敗しても気にしなくなるとのこと。

あがり症・緊張

日本人の8割以上はあがり症?

経済評論家の門倉貴史先生によると日本人のあがり症の割合は8割以上だとのこと。

あがり症による日本の経済損失は年間1兆4,795億円?

あがり症が原因の経済損失は年間で1兆円を超えているので、あがり症は個人の問題だけでなく、日本経済を左右するほど大きな問題になっているそうです。

この原因は、あがり症で仕事効率の低下や欠勤、退職というケースがあるためだそうです。

100%正直に話せばあがらない?

環境評論家の武田邦彦先生によると司会の明石家さんまさんは隠すことがないのであがらないと言います。
あがり症の人は自分が話す前に「これを言っちゃたらどうなのか?」という結果を考えてしまうから言えなくなってしまうそうです。

ボールペンやハンカチをつかむだけで簡単に緊張がほぐれる?

経済評論家の門倉貴史先生によると何かをつかむだけで緊張がほぐれるそうです。
人間は心が不安定になると何かをつかみたくなるということ。

榎並大二郎アナウンサーはプレゼンの時に指だけだと震えてしまうそうですが、棒を持つだけで落ち着くということ。

失神しそうな時の対処法

失神しそうな時の対処法
澤口俊之先生によると失神しそうな時の対処法として効果的なのは指を合わせて引っ張ること
このポーズによって脳の活動レベルが高まるので失神防止になるそうです。

自分より緊張してる人を見ると緊張しない?

重田みゆき先生によると緊張を抑えたい場合には自分より緊張している人を見るといいとのこと。

就職の面接などでも周りの人が緊張してないと思うと全然できない人になってしまうのですが、となりの人がそわそわしてるのを見ると緊張が収まるそうです。

相手を緊張させたくなければ自分が緊張してるフリをする?

武田邦彦先生が「緊張してる人は周りをリラックスさせるのだから偉い人」と言っていましたが、緊張させたくない相手がいれば、自分が緊張してるフリをすることで相手の緊張を和らげられるようです。

まとめ

今回の放送は、人前に立つお仕事の方はもちろん、プレゼンなどを控えているという方にも参考になったのではないでしょうか?
緊張で胃が痛くなることもあるように、ずっとテンションが高い状態は健康にとっても影響してしまうこともあるかもしれません。
緊張しやすい・パニくりやすいという方は是非今回紹介された方法を試してみてくださいね!