原点 | ゴンの徒然ノート

ゴンの徒然ノート

一人の人間として、女として、母として、介護士として
時に迷い、泣き、笑い、
そして「よろこんで あきらめて 運命とよばれるものにノックダウンされよう!」

テーマ:
ブログの一読者から自分自身も
書き始めた2年前の当初の事を振り返ってみた。

紆余曲折ながらも、現実の中を歩いて
すでにJWをフェードアウトしてから
20年以上が経過していた。

必死で走り抜けてきた20年の間には
両親と兄弟との哀しい別れがあり、
人や場所や物や仕事、たくさんのものと
別れと出逢いを繰り返してきた。
目も当てられないような失敗や反省は問屋のようにたくさんあるが、
そのひとつひとつが、今の自分への
布石だったと、思えるようになってはいた頃。

新しい仕事もある程度余裕が出てきた頃で
子供達も、手の掛かる時期を過ぎ、
少し周りを見る余裕が出てきた頃でもあった。
年齢的にも、人生折り返し地点で
自分の歩いてきた道を振り返ってみたいという思いもあった。

仕事でたくさんの人の人生の一部を垣間見る機会に恵まれ、自分の人生にも思いが至ると、そこにはどうしても「JW」という
キーワードが浮かぶ。

「JW」を抜きにしては、自分の人生は
始まらないのだ。
そこがやはり「原点」だと思った。

その「原点」をどう捉えたら良いのか?
それはずっと考えてきた事ではあったが
書くことで、頭の中そして心の中を整理したいという一人称のひとりごとで
始めたブログ。
例えるなら、始めた当初のブログは
私の中では、ノートの殴り書きみたいなつもりだった。


書き進めていくうちに、稚拙な文章で、ボキャブラリーの乏しいブログにも関わらず、それを読んで下さる方からの
いいね!やコメントをいただく事が本当に嬉しい!と感じるようになっていった。

お互いにリスペクトしながら、ディスカッションのように、色々な意見やアドバイスをいただく事で、新しい視点や気づきがあり、共感しあえる事もとても嬉しかった。

同じ背景を持つ、JW2世だからこそ
分かち合えるものがあり、その方たちの
ブログを読ませていただく事も、毎日の楽しみだった。
そのおかげで、徐々に思考は整理され、
自分の感情も浮き彫りになり
「JW」という背景をどう捉えれば良いのかも輪郭が見えてきたように思う。


JWだった背景やその当時感じていた事、それが自分にとってどんな意味があるのか、それらは例え仲の良い友人でも、長年一緒にいる旦那でも、理解してもらう事は難しいだろうと思ってきた。
兄弟として育ったJW現役の姉とも、重なり合う部分は少なく、いつも話は平行線だった。

ブログ内でも、1世、2世、現役、そして
自然消滅、排斥、断絶と、みんなそれぞれ
JWだった過去は違い、思いも違うが
それでも、その過去と真剣に向き合っている人たちとは、分かち合える思いがあると
感じた時、やっと心の中の刺のようなものが、抜けたように思えた。

よくこのアメブロ内のJWコミュニティを
揶揄する「アメブロ会衆」という言葉を聞くが、そこに集う人たちは、色々な思いを抱え、重傷軽症問わず心の傷のリハビリ中の人もいる。
例えそれが傷のなめ合いでも、そのコミュニティの中で、私のように癒される人がいて、顔を上げて前を向ける力になるのであれば、そこは必要な場所なのだと思う。

だからこそ、お互いに相手を尊重し
「塩で味付けされた言葉」を
心がけたいと思ってきた。
......が、このところ自分のブログを振り返ると、どこかで自分の「原点」から
遠ざかっていると感じることが多かった。

内容自体が、すでに仕事の事だったり、
子供の事や日常だったり、カオス化しているのもあるが。

ここ約1年ぐらい習慣にしている
「自分と向き合う」中で、
少しずつ「自分」というものが見えてきて
それを前面に押しだそうとする振り子が大きく振れていたのだと気づいた。

そして、昨年末から取りかかった断捨離の総仕上げは、「ブログ」だとここしばらく考えていた。

で、結論まで至るのに長くなったが、過去に書いた記事を削除したというのが結論で
.....。

思い返してみると、本当に心のある
思いやりのこもったコメントを下さるブロガーさんばかりに恵まれてきた。


その方たちが下さったコメントは、記事を削除しても、消えない事がわかったので、
宝物として大切にとっておきます。
コメントを下さった皆さん、本当にありがとうございました。

今後のブログの方向性は、まだわかりませんが、当初のブログの目的は終了という事で、一旦区切りとしたいと思います。


長い間、自己満足のブログにお付き合いいただいた皆さん、改めてありがとうございましたm(_ _)m

そして、これからもブログで、リアルで
よろしくお願いしますm(_ _)m

さしずめ次のブログはオフ会告知の予定です( ^^)/