こんばんは
久しぶりのキレイラインについての記事です。
先日2ヶ月ぶりの診察に行ってきました。この2ヶ月間は前歯6本のみにマウスピースを装着し、引き続き奥歯の後戻りを待ちました。
奥歯の噛み合わせは2ヶ月前と比べてあまり変化していない感覚。そしてもうひとつ前回の診察後から気になっていた前歯の上下が噛み合わなくなってしまった件。
もう少し奥歯が動けば改善されるかも?と期待しましたが何も変わりませんでした。
まずはじめに咬合調整を経て私の歯がどう変化したのか写真でお見せしたいと思います。実写は恥ずかしいのですが、誰かの参考になるかもしれないので…。
上が最終ハード終了後(咬合調整前)、下が咬合調整を始めて5ヶ月後。下の写真はしっかり噛んでこの状態です。
この間やったことといえば奥歯部分のマウスピースを切って前歯6本のみを保定することで奥歯の後戻りを促すのみ。
たったそれだけでオープンバイトになってしまいました。前歯は右1番しか接触していません。横から見るともっとスカスカです
これは奥歯の噛み合わせが変化し、顎の位置がズレたことが原因のようです。下の写真では矯正前からズレていた正中が揃い、顎の位置が変わったことが分かります。
拡大床で奥歯が広がり過ぎていたころは、医師曰く「奥歯が背伸びした状態」で、それに合わせて前歯を並べていたので奥歯が後戻りをすることで今度は前歯が合わなくなってしまったようですね。
咬合調整を始めた頃に「奥歯が後戻りをしたら前歯はおかしくなりませんか?」と聞いたら、「ならない」と言われたのですが…。
前歯を治したら奥歯がおかしくなり、奥歯を治したら前歯がおかしくなるという負の無限ループ。さすがの私も焦り始めました
キレイラインでオープンバイトは治らないので、現在の担当医では解決方法が分からず、後日総院長の診察を受けることになりました。
「あの時こうしていれば」と考えることは基本的に無駄だと思うのですが、あまりにモヤモヤして鬱になりそうなので担当医に思っていることは全部伝えてきました。
まず「最初からキレイラインの適用ではないなら初診時に言うべきだったのでは?(当時は別の医師だった)」と聞いてみましたが、「難症例ではないから自分が初診を診ていたとしてもキレイラインの適用だと言うと思う」と言われました。
医師もこういうケース(咬合調整で開咬になったり、顎がズレたり)は初めてだと言っていましたし、こうなることは予測できなかったのでしょうか?ちなみに、矯正前の歯並びはこんな感じでした。
子どもの頃にワイヤー矯正をしていたので噛み合わせは問題なく、右1番の捻転と左2番の反対咬合を治したかっただけでした。
正直これよりはるかにガタついていても問題なくキレイラインを終えている方もたくさんいると思います。なのでキレイラインは絶対やめた方がいいと言うつもりはありません。
そして奥歯の噛み合わせについてですが、以前よりは噛めてきている実感はあるものの、スキャンデータを見てみると矯正前とは比べ物にならない状態でした…。
「奥歯がおかしいことは3ー4クールあたりですでに伝えていたので、その時にもう少し真剣に考えてくれていればこうはならなかったのでは?」ということも医師に伝えました。
これについては、確かに顎などのデータをきちんと精査していればよかったのかもしれないと言っていましたが、当時はこの医師は担当医ではなかったですし、診察は毎回違う医師で、相談した数人の医師は「マウスピースによる圧下」の噛み合わせ不良の話しかしていませんでした。
私のケースは「拡大床による広がり過ぎ」だったので、これらの医師は原因すら間違えていた、もしくはきちんと診ていなかったんですよね。
私は予算に制限があってキレイラインを選んだのではなく、「年齢的に早く終わらせたい」「この歳で歯列矯正に大金を使うのが恥ずかしい」「抜歯はしたくない」という理由からキレイラインを契約しました。今ではこれらの考えが間違っていたと痛感しています。
写真を載せることも、自分の考えの甘さを綴ることもとても恥ずかしいのですが、誰かの役に立てばと思いここに記録しました。
最後に、噛み合わせを診てくれている先生はとても親身に話を聞いてくれますし、適当な言葉で流すのではなく、きちんと解決しようと真剣に考えてくれているので感謝をしています。私がぶちまけた考えも総院長に伝えるとおっしゃっていました。
月末の診察で治療方針を聞いた後、またご報告したいと思います。
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