「親のすねかじり妊娠はダメ」って納得ですよね | 「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

幼少期・思春期・成人・夫婦、人生を豊かにする性について真面目に考えます。
夫婦にとって性は何よりも大切ですが、知識がないばかりにセックスレスになったりスキンシップがうまく取れない悲しい現実も…。正しく理解し、生涯楽しんでいきましょう。

NPO法人日本結婚教育協会 愛知支部 今枝朱美です。

 

一般社団法人 日本家族計画協会 主催の勉強会に参加しました。

 

指導者が伝えるためのセミナーなので、参加者は学校の養護教諭や保健師、助産師などが多かったと思います。

 

「性教育を子どもたちにどう伝えるか」の中で、北村邦夫先生から「親のすねかじり妊娠はダメ」だという話が出ました。

 

10代の妊娠がいけない訳では無く、親の養育下にあり経済的に自立していない立場での妊娠はダメだという意味で、納得です。

 

ここで多くの方は女子が頭に浮かんだと思いますが、男子も全く同じです。

経済的なことはもちろん精神的にも立場的にも自立していない状態で、妊娠させてはいけません。

 

10代でも職業を持ち、親から独立しているのであれば大丈夫です。

妊娠させる、するというのは、子どもを成人するまで育てる覚悟があるということです。

そこで思うのは、結婚しているからと言って、親から自立しているとは言えない人が増えていることです。

 

親と同居している場合でも、生活費を入れずにすべて各自で使っている夫婦もあります。

家のお金として管理ができないのは、自立していないのと同じで、家庭を持ったとは言えません。

出産費用をだれが払うかという、訳の分からない問題でもめたりします。

 

親とは別居していても、困った時の相談はすべて親、夫婦で話し合うことが後回しの場合もあります。

出産準備用品をすべて親に買ってもらい、健診も母親と行き、夫は父親になる心構えが一切ないため、父親になるスタートがかなり出遅れ、取り戻すことができません。

 

予定日2か月前には実家に帰り、産後の里帰りが一年以上にわたる人もいます。

当然の結果として、夫が浮気に走る確率が高くなります。

浮気は無かったとしても、子育てをしていない夫は役に立たず、子どももなつかず、孤立します。

 

話がそれましたが、セックスするときは、妊娠の可能性を頭に入れてください。

 

その覚悟が無いのであれば、確実な避妊をしてください。

 

コンドームの装着が確実な避妊ですか?

 

わかりやすい伝え方を教えていただきました。

「10人にひとりが落下するジェットコースター。あなたは乗りますか?」

 

男性まかせにしないで、女性が自分で妊娠をコントロールする時代です。

避妊にはピルを、性感染症予防にはコンドームを!

 

「親のすねかじり妊娠はダメ」ですよ。

 

子どもが悲しい思いをしないために。

 

 

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